週刊柏崎 第875回 梅雨入り

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九州、中国地方に引き続き関西も梅雨入りしました。観測史上で一番早い梅雨入りだそうで、今週初めから天気がぐずついています。増し暑いのか、肌寒いのか良く分からない陽気ですが、日が当たらない分私的には寒く感じますね。マンションの入口の植え込みの紫陽花の花が目立って大きくなってきました。桜やツツジ同様紫陽花も早めに色づきそうです。今の処ですが関西では小雨が降る梅雨らしい気候でありますが、九州では最近の梅雨らしくダイナミックな大雨が降っているようですので、お住いの方はくれぐれもお気をつけ下さいませ。聞いた話ですが、今年の梅雨は長引くらしく、なんでも3か月間とも、そうなると自ずと夏は冷夏ということで、世の中と比例して陽気の方ももやもやした感じになりそうです。
近所の幼稚園は運動会も遠足も中止になりました、何故に東京オリンピック、パラリンピックの中止が未だ発表されないか、お爺ちゃんは本当に不思議です。無理をしてオリンピックを開催すればその反動は必ず出ると思います。

皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。

高齢者のワクチン接種が各地で始まっています。東京と大阪では専用の会場を設けて大規模接種を行うようですが、その申し込みがネットとLINEのみということで、もうね私のような完全アナログ人間にしてみればワクチンは打つなと言われているようなものです。まあ、私には未だワクチン接種券は届いていませんからどうしようもないですけどね。
東京と大阪のワクチンの集団接種は自衛隊が担当するのですが、その予約で架空情報でも予約出来てしまうことが朝日と毎日が予約システムにアクセスして実際に検証したことで発覚しました。そのことを指摘された政府と防衛省は事実を認めるどころか「悪質な行為であり、極めて遺憾」と逆切れして、何と訴訟も視野に入れているそうです。まあ、そんな初歩的な情報も処理できないシステムを使っていることが我々国民からすれば「極めて遺憾」なのであって、今のコロナ対策も含めて政府の信用は地に落ちたと言えるでしょう。担当の防衛省はこんな欠陥システムに何と220億円という対価を払っています。
多分一般企業がこんなあやふやで脆弱なシステムでサービスを行い、問題を起こせば、叩かれるのは間違いなく企業サイドであります。企業はダメでも国なら許される、どうも日本という国は当たり前の常識も無いのであって、コロナ対策やワクチン接種が世界最低レベルというのも納得出来ますな。まあ、何にしろシステムが本格的に運用される前に発覚したことはラッキーでありました。防衛省が訴訟だ何だというのはお門違いというものです。
テレビを視ていて、言う事が信用できると感じる人の1位はモーニングショーのコメンテイターの玉川徹氏だそうです。確かに、発言内容は誰に忖度することなく、良くも悪くも遠慮しないし、何しろ正直そうだというのが、好感度の高い要因であると思います。玉川氏はテレ朝の社員であり、50代後半の年齢にも拘わらずヒラ社員だそうで、その辺も共感が得られやすいのかも知れません。間違いが有ったら、認めて謝罪もしますしね。今の政治や生活に対して国民はかなりストレスを持っていると思いますが、その大きな原因が総理大臣や首長を代表とする政治家です。多くの国民はそんな政治家を信じていないし、かと言って政治家が何をしようと自分達ではどうにもならないやるせなさを感じています。このコロナ渦、在宅で朝のニュースや情報番組の視聴率が上がっているそうです。そんな中、報道番組に出演している多くのコメンテイターには政治家に迎合したり、発言が通り一辺倒で緊張感が無いと言われています。
そんな時、朝の情報番組で一介のサラリーマンである玉川氏が大マスコミの一員という立場でありながら「こんな過激なこと言っていいのかな」と我々が心配するような発言をすることに多くの人は共感を覚えるのだと思います。
因みに好感度2位は青木理氏、3位がノーベル化学賞受賞の山中教授です。いずれにせよ、歯に衣着せぬ物言いで、権力にこびずに常にズバッと持論を言い、内容が論理的で一貫性があるというのが特徴です。
あれだけ権力におもねることなく言いたいことを言う玉川氏は、多分勤務先であるテレ朝でも結構煙たい存在であるのではないかと思っています。要は、玉川氏を支えるものが出演しているモーニングショーの視聴率と国民からの人気であるということで、テレ朝としてはそれがあるから彼を雇用するメリットがあるということでしょう。
権力に忖度無しに言いたいことをいうコメンテイターは知らないうちに番組から外されることが多いようです。
個人的には、玉川氏にはこれからも頑張って欲しいと思っております。

最後に、私も65歳になって立派な高齢者。お爺ちゃんでありますが、最近自分で心掛けていることがあります。基本的に私は寂しがり屋でありまして、学生時代や証券マンの頃はほぼ毎日、友人と飲みに行っていまして、それが普通の生活の一部でありました。それを改めたというか、知らない間に友人が少なくって余り人との付き合いをしなくなりました。最近はその方が楽だなと思うようになりました。老齢期になったら人との付き合いを整理した方が良いという話を聞きますが最近はその通りだなって思いますね。あとは色々なことを引きずらないというか、要はいやなことがあっても直ぐ忘れることです。反省して嫌なことを繰り返さないということは勿論大切ですが、まあなんとかなるということで楽観的に生きることですね。
まあ、年寄りになったら気を遣わずに好きなことをした方が良いよということです。それでもあくまで人に迷惑を掛けないと言う条件がつきますな。

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