【第946回】お米の高騰に思う
5月も中盤に差し掛かり、流石に気温も急上昇してきました。
しかもいきなり連日の真夏日というのですから、体調管理は結構大変だったりします。
マンションの植木の紫陽花には緑色の小さな蕾が沢山出来ていて、もうすぐ大きな花を咲かせるのでしょう。
先日まちなかに出掛けた際に、京都の三大祭りの一つ、葵祭に遭遇しました。京都に移り住んで30年位だつのですが、初めて葵祭の行列を目撃しました。
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?
米の値段が上がっています。
辞めたどこかの大臣ではありませんが、私はお米を自ら買ったことが殆ど有りません。
かと言ってお米の値段が倍近くになったいるのは勿論知っていて、我が家の家内からは国へのクレームを聞かさせています。
子供達が出て、二人きりですので、老夫婦の消費する米はたかが知れていますが、それでも倍になっているのですから家計的には影響が出ています。
それでも、米農家が経済的に大変なのは前から問題になる位ですので、多くの農家がこれで安心して米作を続けていけるのならとしょうがないのかなと考えておりました。
この値上がり分、農家に渡っているのは僅かで、備蓄分の放出に関してはほぼ農協が中抜きしているようで、これは国民も怒らなければいけない事態です。
それに、貿易の関税問題でトランプにやられっぱなしの日本が車も関税を下げる代償として米を始めとする農産物の輸入拡大をアメリカに提案するという話しで、まあ国民は舐められたものです。
食料品の消費税引き下げは前から必要だと思ってきたことですが、2か月後に迫った参院選を見据えて、野党が選挙公約に挙げてきています。
今の政権ではもう制度疲労が出ていることは間違いなく、舐められた国民の手でしっかり私たちの暮らしを守る政治を選ぶ時だと思います。