週刊柏﨑 第799回 日本人の民度は高くて低い?

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11月も半分が過ぎまして、今年もあと40日ほどで終了です。朝晩は完全に冬の陽気でありまして、犬の散歩に早朝表に出ますと、吐く息が白いです。日本各地で初雪が観測されていて、秋をあっという間に飛び越えて冬に突入です。最近の京都では完全に紅葉のピークの時期が遅くなっていて、今の紅葉の見ごろは11月後半から12月初め位でしょうか。京都の北部に位置する国際会議場の近所から四条堀川という街中に引っ越して大分経ちましたが、季節の変わり目が気温以外余り感じられません。今週久しぶりに国際会議場付近に行ったのですが、宝ヶ池周辺は大分紅葉が綺麗になっていまして、今週末辺りから京都は観光シーズンに突入します。京都はご存知の通り人気の観光名所でありますが、その割には宿泊施設少なくて、桜や紅葉などの観光シーズンにホテルの予約を取るのが難しかったのです。ところが今、京都は驚くほど宿泊施設が増えていて、地元民の私でさえ「こんなにホテルとかゲストハウス作っちゃって大丈夫なの」と心配しているような状況です。当然、需要に対し供給が過多になれば値段は崩れてくる訳です。今や閑散期には一泊1000円などという宿代のホテルやゲストハウスが存在します。そうなれば当たり前の話ですが経営が成り立たなくなる宿泊施設が続出してきて、資本力が無い個人経営とかの宿泊施設の廃業が増大しています。大方の予想では少なくとも東京オリンピックが終わるまではホテル経営は大丈夫という見方で有りましたが、そうでは無かったですね。多分、この紅葉シーズンという超繁忙期でも泊まる処は簡単に予約できるのではないかと思います。どうぞ、京都へお出掛けを。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

生きた善玉菌を12種類入れた「クロワールプロバイオティクス12」というサプリメントですが、

来年1月20日にQVCでデビューが決まりました。(予定は変更になる場合がございます。)

プロバイオティクス(生きた乳酸菌やビフィズス菌)の世界的な先進国デンマークの技術を取り入れた日本初のサプリです。含有している乳酸菌とビフィズス菌はデンマーク科学技術省とコペンハーゲン大学病院、バイオケアー社という産官学の連携で培養された胃酸や胆汁に強い生きたまま腸に届く菌です。その菌株をバイオケアー社のクライオテクノロジーという独自の技術で休眠状態にするのです。そのことにより選ばれた4種類のビフィズス菌と8種類の乳酸菌は生きたまま皆さんの小腸と大腸に届きます。この度エーエルジャパンはデンマークバイオケアー社とこの12種類のプロバイオティクスを使う日本での独占契約を結びました。生きた菌を届けるこの技術によって世界120か国でバイオケアー社の製品は販売されています。その中で12種類をマックス配合したのは日本のエーエルジャパン製だけです。驚くのは、殆どの人が効果を実感することです。エーエルジャパンでもQVCに先駆けて販売する予定です。本当に凄いですよ。

内閣が主催している「桜を見る会」が問題になっています。「桜を見る会」は例年春に新宿御苑で開催され、各界で功績を残した人との親睦を深める目的で1952年から開かれてきました。安倍政権発足以降に出席者が数倍に増え続けていまして、元々今回の発覚以前から首相や与党の政治家の後援関係者が多数招待されていて、税金で賄われる「桜を見る会」を首相らが、政治利用することに、大きな批判を呼んでいたのです。まあ、何をやってもごまかして、うやむやにしてきた安倍内閣の驕りという以外何物でも有りませんな。報道によると安倍首相は地元山口から850人もの後援者を、ツアーを組んで「桜を見る会」に招待していたそうで、普通であれば地元有権者を税金で接待したのですからアウトです。またもっと問題になるのは、「桜を見る会」の前日にホテルニューオータニで開かれていた前夜祭です。ニューオータニの大広間を借り切って、銀座九兵衛の寿司をメーンにイタリアンのバイキング、アルコールの飲み放題&歌謡ショーが付いて5000円ポッキリって、明らかに5000円では賄えない訳で、不足分を出したのが誰なのか、もし安倍首相サイドからそのお金が出ていたら、それは公職選挙法違反、完全にアウトであります。まあ、今はSNSというものがあって、ツイッターやフェイスブックなどで写真付きで証拠が残ります。当事者がヤバイと思ってSNSを削除したら、アメーバのように色々なところから証拠がアップされて収拾が付かなくなります。普通の国であれば一国の首相が国民に対しこんな舐めたことをすれば、瞬く間に辞任しなければならないと思いますが、ここは特別な「きまり」や「忖度」がまかり通る日本ですから、どうなるのでしょうね。もし、安倍首相が追い詰められることが有れば、解散総選挙は近いかも知れません。ご存知の通り、安倍政権というのは、元々経済成長をして財政再建目指す所謂「上げ潮」路線で歳出の拡大を正当化してきました。その経済成長をする政策を自らアベノミクスと呼んで自画自賛していたのです。政府日銀が取った超低金利政策や株式や国債の購入は確かに資産価値を上げ一部の人の懐を潤わせましたが、日本としての経済成長は低く、歳入の伸びは限定的であり、社会保障費などの歳出増大を補うにはほど遠いのが現実でした。一方、増税や社会保障費の負担増は我々の所得を直撃し、頼みの年金などの給付は、減らされるばかりです。そんな中、安倍首相が自分の選挙区の有権者に国費を使って優遇していたのですから、話になりませんね。今回の「桜を見る会」の問題は明らかに首相サイドの落ち度であり、今迄の様に隠ぺいしたり、しらを切ったり出来ないと思います。もしかして自民党は居直るかも知れません、その時今の野党がどれだけ腹を括れるか、今迄の様に外野から野次を飛ばすような追求しか出来なければ、逃げられちゃうかも知れませんな。民度という言葉が有ります。民度というのは、その国に住む人々の平均的な知的水準、教育水準、行動様式などの成熟度の程度を表す指標とされています。こういった民度の定義を聞いてみると日本の民度は確かに高い方であるのかも知れません。実際、諸外国からは日本人がスポーツ観戦した後、スタジアムのゴミを片付けたり、日本を訪れて落とした財布が高い確率で届けられることを見て「日本人の民度は高い」と言われています。確かに、多くの日本人は行儀や礼儀が良く、優しく誠実であり、そういう意味での「民度は高い」と思います。しかしながら、近頃の香港や韓国での国相手のデモの熱さを垣間見ると、果たして、日本人の「皆で日本の不条理を正す」とか「自分達で自分達の生活を守る」という「国を良くする、自由を求める」といった意識についての民度は著しく低いのではないかと思うのです。何か投げやりで、諦めみたいな無気力さを感じます。

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