大豆イソフラボン   週刊柏﨑 第126回

春は確実に近づいている、そんな季節になってきました。
近所の桜の木も、少しつぼみがふくらんで、あと2週間もすれば、京都は桜見物の観光客でごった返します。今週、QVC出演の後、新幹線で京都に帰ってくる時、熱海あたりは、既に桜が咲いていたような。
ただ、完璧に縦長の日本では、未だ梅の花も咲いていない、冬絶好調の場所もある訳で、皆様、お体には、十分気をつけて頂きたいものです。
皆様お元気でしょうか?我社のメンツは皆、鉄の様に元気です。
このところ、健食、食品業界をアッと驚かせた大豆イソフラボン問題。
これは、内閣府食品安全委員会が、大豆に含まれる栄養成分「大豆イソフラボン」を配合した特定保健用食品を1日30mg以上摂ることを危険であると発表したことです。
この30mgという量は、豆腐でいえば、約半丁、納豆1パックに含まれるもので、これじゃ、商品の存在自体が全く悪ということになってしまいます。
当然、食品業界からは大ブーイングが出た訳ですが、これに対しては、厚生労働省が以下の様なコメントを出しました。
「厚生労働省では、成人に対してカルシウムに富む食品の摂取量の増加を目標に掲げ、豆類、牛乳、乳製品、緑黄色野菜に該当する食品の摂取量を増やすように勧めています。
特に大豆、及び大豆由来食品は、良質のタンパク質源であるだけではなく、カルシウム等にも富む、重要な栄養源ですので、食生活の中で、他の食品とともにバランスよく食べることをお勧めします。今回、食品安全委員会における大豆イソフラボンの安全性評価は、これまでの長い食経験を有する大豆、あるいは、大豆由来食品を問題とするのではなく、特定保健用食品として、大豆イソフラボンのみを通常の食生活に上乗せして摂取する場合の安全性について検討がされたものです。」
と、なんとも訳の解らない説明があったのです。
要するに、大豆食品を摂るのはいいけど、その健康食品はダメという(食品関係で仕事をする人は沢山いるけど、健康食品はたいしていないから、食品業界にだけ気をつかえばいいという)発表があったのです。
これでは、あの浅田真央ちゃんが涙を流しているドリンクとか、黒豆で作ったココアとか、そんなものもダメになってしまいます。
もともとは、大豆イソフラボンは、構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ているということで、骨粗しょう症とか、更年期障害にいいとかいっていたもので、いきなり体にいいものが、やれ発ガン性があるとか、生殖機能に問題あるといわれたって、これらの商品を扱っている業者はたまったものではないと思います。
ただし、体にそれなりの効果を感じる成分はやはり、副作用というものがあると考える方が無難のようです。
我社では、大豆イソフラボンの商品は扱ってないのですが、いつ、同じ様なことが起こるとも限りませんので、商品のデータとかお客様の声は、良い悪いに関わらず、しっかり聞いていこうと思う今日この頃です。
 
追伸.
クロワール・アイが、QVCさんでSOLD OUTとなりました。
皆さんの反響には驚きました。
本当に有難うございました。

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