週刊柏﨑 第287回_選挙対策のバラマキについて☆QVCジャパン放映のご案内

暑くなってきました。このところ京都では、桜のシーズンで名所といわれるところはライトアップをしているのですが、先週末で終了となりました。私の家のある京都市北部では、まだなんぼか桜がきれいに咲いている場所があるのですが、あらかたは桜の花も散ってしまって、紅い花弁が残っているあまり美しくない状態であります。
 
実はこのブログは4月15日に書いていまして、いよいよ明日はクロワール・アイネオの TSVです。
しかも、TSVの裏の30分には、クロワールプラスの特別セットが入っていて、4月16日は一日5時間のオンエアという強行スケジュールとなります。打ち合わせ時間を考えると10時間以上QVCさんの中に居る訳で、非常に緊張気味であります。
弊社のクロワールシリーズの原価は、普通の健康食品に比べるとものすごく原価率が高い方で、TSVの様な大幅なサービスセールはとてもリスクが高くどうしてもビビってしまうのです。
 
今の未曽有の大不況の中、過去最高益を出した企業は、ユニクロ(服飾)、ニトリ(家具・雑貨)、日高屋(中華料理)、ABCマート(靴)と、品質の良い商品を低価格で提供しています。このことを考慮すると、クロワールシリーズはまさしくそれに当てはまると、私は自負しています。それに加え、弊社はお客様と血の通ったアットホームなお付き合いを心がけていますので、本当に温かいお客様のご愛顧を頂けていると思っています。
本当に皆様には感謝しています。
 
皆様、お元気にお過ごしでしょうか?
今なら、家を這いまわるゴキブリにでも優しく接せられそうな柏崎でございます。
 
京都の三大祭りの一つ、葵祭は毎年5月15日に催されます。
この葵祭、我が国の祭のうちで最も優雅で趣に富んだ祭りといわれていて、総勢500名以上が平安貴族そのままの姿で、京都御所から下鴨神社を経て、上賀茂神社まで伺います。私は絶対的に「雅」とは縁遠く、京都に10年近く住んでいるのに、葵祭りなんて一回も観たことがありません。
私が京都にいるときは毎日のように通っている銭湯があることを、このコラムでいつも書いているのでご存じの方も多いと思います。この銭湯のサウナには、私のように毎日来ている方が何人もいて、いつもサウナ室では、やれ「阪神が弱い」とか、「麻生は訳がわからん」とか、くだらないことでいつも盛り上がっているのです。
その中には、京都の老舗の菓子屋の社長や不動産会社の社長などのエライ方から、年金生活や無職の方迄、いわゆる裸の付き合いをしています。その中のある社長の娘さんが、葵祭に何かの役で参加するとのことなのです。
この端役(?)で参加するのにもそれなりのコネとお金がいるとのことで、主役の斉王代というお姫様役にはものすごいコネと、多額の費用が必要とのことでした。ちなみに、今年は裏千家宗家の娘さんが選ばれました。(納得!)
※斉王代は京都在住の一般市民から選ばれますが「一般公募」を受け付ける窓口はありません。
 
さて、前置きが相当長くなってしまいましたが、皆さんは定額給付金を既に受取られましたか?
京都ではようやっと市役所から給付金手続きの封筒が送られてきました。指定の書類に必要事項を書き込み、振込口座の番号を書いて返送すると、何でも5月下旬から6月の初めに振込まれるようです。(こちらからお金を送るようなことは一切ありませんので、振込め詐欺には十分注意して下さいね!)この他、総額で15兆円規模といわれる補正予算は、まさに選挙対策のバラマキ状態で、なんでも3万なんぼの子育て支援金とかエコカーやエコ家電購入に対する補助、従来型の公共工事など、それこそ何でもありの盛り沢山であります。なるべく選挙の要になる為に広く浅くという魂胆がみえみえであり、果たしてこんなことをしていいのかという疑問が強いのです。
財源は赤字国債や建設国債で賄うので、これは将来の増税で補填することに間違いないのです。
私はこの考え方に強い疑問を覚えています。要するに、日本はいつも通り、まぁお金をバラまいておけば数年後には景気は回復して、なんとかなるでしょうという考えであることがみえみえです。言うなれば、水不足だからバンバン水をまけば土地が潤い、そのうち雨が降るでしょうという感じなのです。しかし、何回も言いますが、今回はその水をまく金が沢山あるなら、井戸を掘らなければならない時であるのです。要するに、付け焼刃で少額の金を万民に渡すのではなく、政府が主導して外需頼みではない、農業や食品やITなどの内需でお金を得る新しい産業を構築していかなくてはならないのです。
そして、本当にお金を必要としている障害者やお年寄りなどの為にセーフティーネットを作らなければなりません。
痛みに耐える構造改革は、はっきり言って否定されたと考えています。将来どうせ増税されるのなら、このお金で国民が未来に対して安心して暮らしていけるシステムを作ってほしいのです。そのためにも、『アメリカがこけても日本は大丈夫』という仕組みを、国をあげて作っていかなくてはならないのです。

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