週刊柏﨑 第286回_胃潰瘍と活性酸素

桜の花が満開になりました。全国的に桜の開花は早かったものの、満開になるのにとても時間がかかったようで、気温があまり上がらなかったのが関係しているようです。
前にも書きましたが、桜の花は普通の花と違って太陽に向かって咲くのではなく、逆に地面に向かって花を咲かせます。木々一杯に咲いた花に、包み込まれるような感じがする桜の花が、日本人に愛されるのはそういう理由があるのです。
銀閣寺の哲学の道とか、祇園八坂神社などの桜の名所は、勘合客で賑わっています。
例年より人出は少ないような気がするのは、やはり未曾有の不況のせいでしょうか。
もし京都においでになられましたら、弊社までご連絡下さい。出張で京都にいないことも多いのですが、是非お目にかかりたく思っております。(私は京都人ではないので、ぶぶ漬けの話とは違いますよ)
まだまだ花粉が飛んでいるようですが、皆様元気でお過ごしでしょうか。
 
「頭ごなしに何かされる」というのは、私だけでなく皆様もなんだか腹立たしくなる行為な訳です。
例えば、自宅をはさんで両側でキャッチボールなんかされたら、誰だって頭にくると思うんです。特に国ということになると、制空権があって、黙ってその領空の上を飛んでいれば、それこそ撃ち落されても文句は言えないのです。それを考慮すると、今回の北朝鮮の飛翔体なるものは、ミサイルであろうとロケットであろうと、日本としても許されるものではないのです。それにしても、日本のミサイル防衛システムというものは、1兆円も費用をかけながらも、全く役に立たずだった訳で、それを更に日本の軍事力を強化しなければという考えに政府は持っていきたいようですが、それは問題が違うと思います。
今回の北朝鮮の飛翔体の頭ごなし発射は当然日本を越えてアメリカに対するメッセージであることを、私たちは認識しなければなりません。
 
さて、イチロー選手が胃潰瘍で、15日間の故障者リスト入りしたことは、皆さんご存知であると思います。
胃潰瘍というのは、胃から分泌される胃酸が過多になり、重症になると胃壁に穴が空くこともある内臓疾患です。イチロー選手の場合はかなり重症であり、相当の出血があったそうで、立ちくらみがする位貧血状態であったそうです。
胃潰瘍は過度なストレスが原因とされていましたが、2~3年前に、主な原因はピロリ菌であると発表されました。
日本人は2人に1人はピロリ菌に感染しているといいますが、今回のイチロー選手の胃潰瘍は、誰もピロリ菌が原因とは思わないでしょう。WBCのイチロー選手のスランプに対する日本の世論は、それは散々なものであったし、誰が見てもかなりの自信家でありナルシストであろうイチロー選手のプレッシャーは相当なものであったと推測されます。
 
実はこのストレスが、胃などの中で活性酸素を大量に発生させます。
このような活性酸素が細胞を傷つけて、胃壁に穴を空けたりしてしまうのです。
さらに活性酸素は、DNAも傷つけ、癌にまで進行したりするのです。また、非ステロイド系消炎鎮痛薬も、胃潰瘍の原因になりますが、これも活性酸素を発生させます。胃潰瘍自体はそれほどの大病ではないので、H2ブロッカー(ガスター10など)やプロトンポンプ阻害剤(タケプロン)や粘膜保護剤なども併用によって、簡単に治るといっても過言ではありません。
しかしながら、イチロー選手の場合、スポーツ選手の体力維持という点での食生活に関しては、大変と言わざるを得ません。まず刺激性の食事は摂れませんので、毎日食べているという「カレーライス」と、試合前のユンケルはNGです。
また、動物性脂肪の多い物も同様ですので、彼の好物の肉類、特に焼肉はNGです。
イチロー選手におすすめしたいのは、クロワール茶です。含まれるSODは、胃の活性酸素に対し非常に効果的ですし、エピガロカテキン類は、胃の中のピロリ菌を減少させる働きがあると言われています。よくスポーツを楽しむと言いますが、先日触れました、過度の運動と過度のプレッシャーは、体にかなりの酸化ストレスを与えてしまうことを忘れてはいけません。
今の世の中、皆さんかなりのストレスというものを抱えて生活していると思います。
また、解かっていても食生活にかなりの偏りがあったり、アルコールやタバコが止められない人も多いでしょう。
活性酸素による酸化ストレスが、万病のもとというのは皆さんもうご理解頂けたと思います。
絶対とは言うつもりはありませんが、大学の研究所で90%近くもの活性酸素を消去したクロワールプラスは、何かの形で皆さんのお役に立てると思っています。
 
 追伸)来週4月16日、いよいよクロワール・アイ ネオのTSVです。木曜日です。
    少々緊張していますが、何卒宜しくお願いいたします。

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