週刊柏﨑 第773回 新元号に待つ危うさ
すっかり春めいてきました。
東京では、先週開花宣言がありまして、上野公園は花見客で賑わっているようです。
株屋時代、この時期に毎年上野に花見に行っていましたが、夜はやっぱり冷え込みが強いですね。
上野の山は9時を過ぎますと街頭を全て消してしまいますので、尚更寒さが身に沁みます。
京都は、ちらほら桜の花が咲きだしましたが、関東に比べるとまだまだです。
桜の季節は、京都を訪れる観光客が一番多くなる時です。
通常であれば、嵐山や清水寺近辺はごった返すと思います。
今週月曜にQVCでクロワールアイ・プロのオンエアがあるために日曜に東京に行きました。
途中、静岡を過ぎた辺りから天気が良くなり、新富士駅周辺から望む富士山はとても綺麗でありました。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
オンエアでも申し上げましたが、クロワールアイ・プロに配合していますフローラグロールテインとゼアワンゼアキサンチンが世界中からの引き合いが殺到して手に入らなくなっています。
フローラグロールテインとゼアワンゼアキサンチンはアフリカンタイプのマリーゴールドから抽出した体内と同じ形の天然素材です。
何故これだけ品薄状態になっているかと言うと、フローラグロールテインとゼアワンゼアキサンチンの眼の中での有効性がしっかり証明できたからであります。
そして新たに、脳の中の記憶を司る部位にルテインとゼアキサンチンがあって眼と同様大切な役目をしているのが分かったからです。
多くのメーカーがルテインとゼアキサンチンを販売していますが、幾ら高価格であっても私は、しっかりした裏付けと安全性が担保された素材を摂りたいと思います。
オンエアはあっという間にソールドアウトとなりましたが、次の原料供給のめどが立っていないのが現状です。
インドでのマリーゴールドの花の最盛期は5~7月位までなので、早くても原料が入るまで3~4か月位かかりそうです。
まあ、植物性のDHA,EPAのライフズも足りてないのですけどね。
日本では聞いたことが無い大学が、バンバン出来ているのですが、少子化の時代に大学経営がやっていけるか、とても不思議であった訳です。
今回問題になっている東京福祉大学の運営方法は、最早最高教育の学び舎という大学の在り方とは全く違うものであったのです。
何せ、数年で外国人留学生が1400人もいなくなるというのですから、学問を学ぶために日本に来るのが目的だとは到底思えません。
ぶったまげたのが、大学の教室でありまして、銭湯や居酒屋の上だとか考えられません。チョット調べてみたらこんな感じの大学が幾らでもあるのですね。
まあ、これでは日本に入国することだけを助ける違法移民のブロカーと言われてもおかしくありません。
日本からはこんな大学に対して多額の補助金を出しています。
確かに、この手の大学に比べれば加計学園の大学は遥かに難関大学ですな。
以前、田中真紀子元文科大臣が新設の大学の創設を認めなかったことがありましたが、正しい判断でした。
東京6大学などの私達が知っている大学とは同じ大学という名前でも全く違うものです。
ただ、こういう大学の運営には、ちゃんとしたビジネスモデルが存在していて、違法ぎりぎりのことをして稼いでいるのでしょう。
普通の感覚であれば、このような大学は早くお引き取り願うべきであるのですが、選挙で落ちた議員さんとか、退職した公務員さんなどが職を得ているようです。
いかがなものか見識が問われます。
天皇陛下が退位されるので、元号が変わると大騒ぎなのですが、まあ私には、元号と西暦の整合性がとれなくて良く分かりません。
元号はコロコロ変わる訳で、私もとうとう昭和、平成そして新元号と3元号を生き抜くことになりました。
何でも日本には「皇紀」という紀年法が有ると言うことで、「皇紀」を使えば西暦から直ぐに今が分かりますね。
因みに日本の初代天皇である神武天皇が即位したのが皇紀元年で紀元前660年です。
だから、西暦に+660年で直ぐに今の皇紀の年号が分かります。
だから今は2019年ですから660年を足すと「皇紀2679年」です。
私もこの歳ですので、今更拘りは有りませんが、それでも数十年おきにリセットする今の元号制度はどうなのでしょうね。
富士通が社員を45歳からリストラ対象としました。
多分これは序章であって、どんどん大手企業のリストラが始まります。
この年代の社員を若手の非正規にかえれば経費は断然安くなります。
京都でも就業者の半分以上が非正規労働者となっているのですが、これは日本全体の傾向です。
今迄大手企業の業績が良く、大手企業にいれば取りあえず大丈夫と言われていました。
それが大手企業の役職者も安穏とはしていられません。
中高年の引きこもりが増えていますが、今に社会問題になる位増えます。
大体、AIなんて人件費を削ることが最大の目的であって、現在銀行に行くと窓口の女性行員がいなくて、機械しか並んでなかったりする訳です。
まあ、銀行の店頭にお客そのものが殆ど居なくて、そりゃネットで全部出来てしまえば、銀行にはお金を引き出す人位しか行きません。
聞いた話ですが、店頭の女性行員が支店長に呼ばれて「明日から自転車に乗って飛び込みセールスに行け」と言われて、退職者続出らしいです。
もし、秋に予定通り消費税増税があれば、とんでもない不況になりそうです。
今は政府の話によれば戦後最長の好況であるということなのですが、前にも言いましたが殆どの国民が実感していないのです。
でもこの不況は間違いなく私達の生活を脅かして誰しも不況を感じると思いますね。
現在、世界同時で株式市場が軟調になっています。
中国の国内情勢と貿易は全く不透明です。
環境だけはリーマンショックの時と同じ感じです。
世界各国の景気が悪化していけば日本の景気悪化は鮮明になります。
消費税増税を中止して、むしろ減税策を採らないとかなりヤバイです。
現在、統一地方選挙期間中でありますが、彼らの叫ぶ公約は虚しく響きます。
地方であろうが国政であろうと議員さんというのは国民の生活など何とも思わない特権階級としか思えません。