週刊柏﨑 第774回 草食と肉食

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桜の花が満開になり、流石に気温もそれなりに上がってきたと思っていたのですが、今週に入ったら再び冬に逆戻りのような陽気になってしまいました。

関東では、この時期では珍しい積雪があったようで、中々衣替えとはいかないですな。

地球の温暖化が叫ばれて久しいですが、こんな寒さが4月中旬まで続くと、「どこが温暖化やねん」と思いますね。

まあ、その代り桜の花が満開のまま散らないのが救いです。

毎年同じ説明をしていますが、桜の花は普通の花が太陽に向けて花を咲かすのとは逆に下を向いて花を咲かせます。

私達が桜を見上げると、その花は私達を包み込むように咲いている訳で、日本人が桜をこよなく愛する理由であります。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

QVCのファッションのカテゴリーで活躍されていますファクトリーシリーズの樋口勝平社長とは常日頃親しくお付き合いさせて頂いています。

エーエルジャパンが初めて作ったオシャレ着洗いの洗剤「エアリーアクア」のプロモーションに一役買って貰っています。

私の家内もKKB(勝平を囲む美女軍団)の京都支部の末席に所属させていただいております。

今迄、私は洋服を選ぶ時に、お気に入りのブランドを判断基準にしていましたが、勝平さんと付き合うようになってから生地とか縫製を見るようになりました。

素人の私が見たり触ったりしても、ファクトリーシリーズは品質が良く、色も綺麗です。勝平さんから同じ生地の製品が有名ブランドから数倍の値段で売られていることを聞いて納得です。

「エアリーアクア」で洗うと、その優しく柔らかな肌触りに驚きます。

人間的にも正直で真っ直ぐな人柄で尊敬しています。

勝平さんはお酒が一滴も飲めないので、酒飲みの私からすればそれが唯一の不満でありますな。

今週にありましたQVCでのオンエアも凄い勢いで売れていました。本物の商品が必ず支持されるという証しです。

例の失言連発の桜田五輪担当相が辞任しました。

自民党の比例東北選出の高橋衆議院議員のパーティーに出席し、スピーチで「復興以上に大切なのは高橋さん」と発言したそうです。

まあ、開いた口が塞がらないという感じで、多分出席者も驚いたでしょうね。

少し前には、塚田国交副大臣が、安倍首相の地元下関と麻生副総理の地元北九州を結ぶ橋の建設を進める忖度発言でこれまた辞任と、正に安倍一強体制の驕りを感じます。

これを安倍長期体制の気の緩みと報じるメディアが多いのですが、これは森友、加計問題同様、長期政権の腐敗を意味すると思うのです。

安倍一強政権を止めるべき野党にしても足並みが全く揃っていないのが現状で、この腐敗を改めることが難しいのです。

初めは完全にイロモノだと思っていました山本太郎氏、最近の山本太郎氏の行動、発言は唯一の期待であると私は感じています。

まあ、それでも今のままでは弱小勢力であります。

さて、以前「草食男子」と「肉食女子」という言葉が流行ったことがあります。

「草食男子」というのは、恋愛にうすく、女性を口説くことに消極的で、「交際して欲しい」と女性にアプローチ出来ない男性を言います。

これに対し「肉食女子」というのは、交際したい男性にガンガン迫って、積極的にアプローチする女性をいいます。

基本、草食は弱々しく大人しいと言うイメージ、肉食は、逆に猛々しく荒っぽいというイメージでしょう。

確かに、野菜好きというと健康的で何か大人しい感じがするし、肉好きというとエネルギッシュで積極的な感じがします。

私の頭の中では「牛」と「ライオン」というイメージですな。

この頃、このコラムで触れています「腸内環境」ですが、腸内環境を良好に保つには、「草食」が良いです。私達が食した野菜は、胃で消化され小腸に運ばれます。

野菜が含有しているビタミンやミネラル、糖分は小腸から体内に吸収されます。

小腸で吸収されなかった植物繊維や糖分、食べかすは小腸から大腸に運ばれていきます。

大腸では善玉腸内細菌によって植物繊維や糖分を分解して酢酸や酪酸、乳酸などをつくります。

大腸内で酢酸や酪酸は腸内を健康にする力を持っています。

植物繊維や糖分は腸内細菌の中で善玉菌といわれているビフィズス菌や乳酸菌のエサになり、善玉菌を元気にする訳です。

大腸では99%の善玉菌がビフィズス菌です。

ビフィズス菌は酸素があるところでは生きられない菌でありまして、大腸内には殆ど酸素はありません。

酢酸というのはいわゆる酢でありまして、酢を摂ると健康に良いというのは、これから言われているのかも知れません。

ただ、飲用した酢は、殆どが小腸で体内に吸収されてしまい、大腸にはわずかしか運ばれません。

酪酸というのは、酢酸同様に短鎖脂肪酸と言われている成分で、腸内環境を良好にしますが、とても臭いがキツイものです。

あの異臭を放つギンナンの実やお父さんの足の臭いは酪酸です。

「肉食」の場合、肉は野菜に比べて多くのタンパク質と動物性脂肪分を含んでいます。

タンパク質と脂肪は当然私達にとって重要な成分で、筋肉やエネルギーとなります。

ただ、食べ過ぎた肉の全てを消化は出来ませんので、未消化の肉が大腸に運ばれます。

これら動物性タンパク質や脂肪分は悪玉腸内細菌のエサになります。

腸内細菌は善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7の割合で腸内に存在しています。

腸内に7割存在している日和見菌は基本的に悪玉菌の一族でありますが、善玉菌が優勢のうちは日和見菌が悪さをすることはありません。

肉の食べ過ぎで大腸内に動物性タンパク質や脂肪、食べかすが多く運ばれますと悪玉菌が善玉菌を凌駕するようになってしまい、同時に日和見菌が堰を切ったように悪玉菌化して腸内環境を悪化させます。

昔と比べて、今の日本人の身体の中で一番悪くなってしまった部位が大腸です。

2人に1人がガンになる中、大腸ガンは女性のガン死亡数で1位、男性も3位です。

私自身、大腸ガンに対しては凄く恐れていますが、食生活はかなりの「肉食お爺さん」であります。

「草食」は努めて気を付けるようにしていますが、多分圧倒的に足りていないでしょう。

それなのに、大腸の検査とか全然していないのですね。

胃カメラは嫌いでありますが、年に一回はしています。

でも、大腸の内視鏡検査は今迄10年以上前に一回やったきりです。

実は、その時に大腸内に数個ポリープがありました。

大腸ガンはポリープから変化するのが多く、ヤバイですね。

そうであるから、世界で一番腸内環境を良くする技術が進んだデンマーク大学病院で12種類の生きたビフィズス菌や乳酸菌を腸に届けることが出来るサプリを日本人仕様にしてもらいました。

絶対に使って下さい。

先駆けて申し訳ありませんが、サンプルはウチの家族で使っていますが、もの凄くいいです。

(日本に届くまで6か月かかりますので秋位の発売予定です)   

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