週刊柏﨑 第758回 GDP下がって経済成長ってありえんでしょ
今週に入って一気に冷え込みがきつくなってきました。
一週間で20度オーバーの夏のような気温から零度近い気温に急降下でありますので、体調も崩しますな。
ただ、物凄く寒く感じるのですが、これでも例年よりは気温が高いのですから、確実に暖冬は進んでいます。
私が初めて京都に来たのは、もう20年以上前になるのですが、あの頃は雪が多くて閉口したものです。
それがこのところは、滅多に雪は積もりませんね。
地球温暖化は自然のせいだけでは無く、我々人類が導いた結果であることを忘れてなりません。
まあ、今年の年末はQVCでのオンエアが殆ど入っていませんので、いつもの年末のような慌ただしさは有りません。
27日に15時からのKUMI‘sルームで20分、洗剤のエアリーアクアをご紹介する予定です。
宜しかったら是非ともご覧ください。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
先週の日曜に嫁と娘とイギリスのロックバンド「Queenクイーン」を描いた映画「ボヘミアンラプソディー」を観に行きまして、それから一週間頭の中で「WE ARE THE チャンピオン」の音楽が鳴り響いております。
クイーンのボーカルのフレディ、マーキュリーは45歳でエイズから肺炎を発症して亡くなったのですが、彼がイギリスに移民したパキスタン人の息子であったことを初めて知りました。
映画の内容はそれなりに感動的でありますが、何せクイーンの名曲のコンサートを臨場感溢れんばかりの場所で聞いているようで、その完成度の高い音楽に圧倒されました。
ロックとオペラの融合、それがクイーンの音楽のコンセプトであります。
フレディ、マーキュリーを演じた俳優は確かにあの独特なエラの張った風貌でよく似ていましたが、私的にはドラムのロジャー、テイラーとギターのブライアン、メイが本当にそっくりであったと思います。
今ではエイズは薬で肺炎の発症を抑えられるようになりまして、不治ではありますが命を落とすことが少なくなりました。
「ボヘミアンラプソディー」お薦めです。
今、スーパーマーケットに買い物に行って気付くのが野菜の安さです。
特に葉物と呼ばれる白菜とかキャベツなどの値段の安さが目を引きます。
冬は簡単に用意できるし、食べても栄養的に充実して美味しい鍋物を良くするのですが、とても助かります。
何故か国は、日本の景気を浮揚させるにはインフレにして物価を上げたがりますが、物が安くなることは本当に有難いことです。
ここのところ、原油価格が暴落に近い形で下がって、ガソリンや灯油の値段が下がっていますので、冬のこの時期これも庶民には有難いです。
内閣府が発表した現在の日本の景気動向は2012年から2017年9月時点で昔の高度成長時代に57か月間続いた「いざなぎ景気」を超えたということであります。
全く実感も無く、2018年の年末に去年の9月で超えたんですと言われても、私は信用出来ません。
内閣府は2014年の消費増税の後も景気回復が続いていると言っている訳で、実際に商売をやっている身としては。
証拠を出せと言いたいですな。
大体、ここのところ日本の発表するGDPや実質国民所得なども一回良い数字を出しておいて、暫くして下方修正してばかりで、何か私達国民を欺こうとしているように思えるのですが。
まあ、いずれにせよGDPマイナス成長で好景気なんて史上初の快挙ですな。
こんな有り得ない話を国がオフィシャルに発表するのですから、世界中からバカにされます。
本当、給料を貰って、手取りを見ると愕然とします。
以前に比べて税金は勿論、兎に角社会保障料が上がって実質所得は減っています。
今の日本政府って、大風呂敷を広げて、盛大に報道して、ひっそりと結果を発表するといった感じです。
あとは、失敗しても、悪さをしても絶対に認めないし、謝らないです。
何をするかというと時間が過ぎるのを待つだけ、それが今の政治スタイルです。
まあ、簡単に忘れる国民も悪いですけどね。
これからの景気に対して間違いなく言えるのは、これから米中貿易戦争の影響が日本にもあることで、それだけに来年に消費税を上げたらとんでもないことになります。
日本ではかなりの人が、東京オリンピックを過ぎたら日本経済は失速すると言っていますが、私は、それまでもたないと思っております。
アメリカの意向で大手スマホメーカーのファーウェイの副会長がカナダで逮捕されましたが、中国はすぐさまカナダの外務省の人間を逮捕し報復行為を取りました。
基本、この両国は引きませんよ。だから貿易戦争も長引くことが予想され、全世界の経済に影響が出るでしょう。
私が、中国人を凄いと思うのが、兎に角行動が早いことです。
台湾の友人に聞いたのですが、アメリカが中国からの輸入品の関税を引き上げたら、もう殆どの中国企業は生産工場をベトナムとかカンボジアに移しているのですって。
このスピードは日本企業では絶対に真似できないことです。
多分、10年後は全世界に広がる華僑を含む中国が世界の経済を席捲すると私は思います。
ただ、アメリカも簡単に引き下がることは有りませんけどね。
最後に、先週に皆さんにお知らせした「大腸の環境を改善することが健康に長生きする条件」ということですが、現在の日本の健食業界が間違っていることが有ります。
大腸に善玉菌を補って腸内環境を良好にすることは正しいです。
ただ、方法が違っています。
善玉菌として皆さんがサプリで摂っているのは、乳酸菌?ビフィズス菌?など、それは生きている菌?それとも死活菌?多分分からないと思います。
それでは何が良いのか?ということですが、答えはどれも正しく、どれも間違いなんです。
何故かと言うと、腸内細菌は先週書きましたが、約1,5メートルの大腸内に3万種類、100兆個を超える数が生息しています。
だから、どの善玉菌が貴方の大腸に合うか、分からないのです。だから一つの種類を沢山摂ることより、様々な種類の生きた菌も死活菌もそれなりに摂ることが必要になります。
それもデンマークの医学界で実証された種類の様々なタイプ菌を裏図けのある配合で摂ることが良いと思います。
実際に、便通が自然のうちに良くなったり、整腸作用によってお腹の調子が良くなったり、体感あります。