週刊柏﨑 第709回_疲れも原因は活性酸素って知ってました?

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もうすっかり秋で、朝晩の犬の散歩に半袖、短パンは寒いですな。

気候的には年間を通して一番過ごし易いのかも知れません。

銭湯に行っても、夏場はほぼサウナと水風呂の繰り返しが、結構長い時間、熱い湯につかるようになりました。

銭湯の帰り道、自転車に乗ると、湯上りの火照った身体に夜風が当たって気持ちいいです。

この分だと今年の冬は例年より寒くなるのかも知れませんが、何せ今夏は猛暑の予想から一転冷夏であったのですから、どうなるか分かりません。

あと3か月弱で今年も終わりです。

本当に速い、正に光陰矢の如しとは良く行ったものです。

私も、とうとう62歳になりました。

まあ、嬉しくもなんとも無い訳でありますが、今できることを精一杯やるということです。

身体的には、命の寿命と一人で自立した生活を送れる健康寿命を合致させることを目指したいと思っています。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

さあ、今月終盤には衆院選挙でありますが、現時点では与野党共に全く我々国民の方を見ていませんね。

まあ、各党の公約はバラバラでありますが、私の個人的見解からすると国の無駄遣いを改めることなく消費税増税をすることは絶対に許してはならないと思います。

国の借金云々や国民の年金、福祉問題など解決しなければならないことは、理解していますが、森、加計の補助金や豊洲移転、オリンピック費用も税金であります。

もっと国民に納得いく使い方を示してからの増税と言うのが筋でしょう。

零細の経営者としては、消費税増税は今の消費者の購買状況を考えると、会社の息の根を止められる程危機感を持っています。

さて、皆さんを悩ませている日々感じる疲れ、この疲れの原因は長い間「乳酸」が犯人であると言われてきました。

何故、乳酸が疲れの原因と考えられてきたかというと、激しい運動をした後、調べてみると筋肉中の乳酸量が上昇しているからです。

バーベルなどの重りを複数回持ち上げていると腕の筋肉が重く痛くなってきます。

この時、筋肉中では乳酸が増えていて、運動辞めて乳酸量が落ちると重みも痛さも和らぎます。

人間は、体内に取り込んだ酸素を細胞内で燃やしてATPというエネルギーを作り出し、それを使って活動します。

しかし、余りにも激しい運動をすると、酸素の供給が追い付かなくなり、体内は無酸素状態になります。

そんな時、人間は、体内に蓄積しているブドウ糖やグリコーゲンなどの糖分をエネルギーに変えて、酸素の機能を補います。

このエネルギー変換の際に出るのが乳酸であります。

ですから、激しい運動で筋肉や血液中乳酸が増加するのは当然でありまして、それですから疲れの原因こそ乳酸であると言われていたのです。

ところが近年研究が進み、乳酸は疲れを引き起こすのではなく、むしろ激しい運動によって傷ついた組織を早く回復させるために発生する物質であると解明されたのです。

それでは、疲れの原因と言うのは何であるのでしょう。

この頃分かってきたのが、疲れというのは頭、要は脳が大きく関わっているのではないかということです。

全ての疲労と言うのは脳から身体のパーツ、パーツに疲れたから休みなさいという伝達が行われているのですな。

そして、その疲労の原因には、細胞内での活性酸素が大きく関与しています。

先に述べたように、人間は細胞内で酸素を燃やして作り出したエネルギーを使って活動して訳でありますが、その時に出来るのが活性酸素です。

普通、活性酸素は細胞内にある抗酸化酵素SODなどの抗酸化物質によって除去されます。

ところが激しい運動などのオーバーワークによって大量の活性酸素が発生して、抗酸化酵素での除去が追い付かなくなります。

その結果、細胞に残った活性酸素が細胞内を傷付け機能が低下してしまいます。

その結果、全身を監視している免疫細胞が活性酸素によって傷付けられた細胞の異常を感知して脳に伝達するのです。

伝達を受けた脳は、活性酸素によって傷ついた細胞に「休みなさい」という指令を出します。

そしてその指令を私達は「疲労感」として認識するというものです。

疲労の原因となる活性酸素を出すのは、激しい運動だけでは無く、パワハラや不安感などから感じるストレスや惰性の作業など、過度な負荷がかかることは、全て活性酸素を発生させ、大きな疲労の原因となります。

ただ、私でいうと、休日のテニスやゴルフなど、どんなにしんどい状態でもプレーすることに疲労を感じることはありません。

これには、訳がちゃんとあります。

疲労感を発信する脳には、前頭葉という部分があります。

人間は「楽しみ」「やりがい」や「達成感」「喜び」などを感じると、この前頭葉が免疫細胞からの疲労伝達物質をかき消してしまい、脳が休めと言う指令を出さなくなってしまいます。

前頭葉による「マスキング」により本当は疲れているのに、それを認識出来なくなることがあるのです。

実はこれは危険な状況でありまして、自分の疲労に気付くことなく、気分が高揚したまま無理を重ね、突然電池が切れたようにバタンと倒れる、これが過労死の大きな原因となっています。

「疲労感」「痛み」そして「発熱」というのは、体が発する3大アラームと言われています。

そのアラームを無視して無理をしていると、大きなリスクあるということを認識して頂きたいと思います。

そして、活性酸素というのは、様々な身体のトラブルの原因となっていることを覚えておいて下さい。

ですから、抗酸化、活性酸素を除去することこそ、健康の為にしなければならないことです。

クロワールシリーズというのは、全てが抗酸化ということに重点を置いています。

SOD酵素というのは、人間が身体の細胞内や血液中で活性酸素を除去する為に元々備わっている酵素です。

どんな抗酸化物質よりも大切な働きをしています。抗酸化物質というのは半減期、要は効き目の期間が物凄く短いのです。

クロワール茶のように一日何回も摂ることは理に適ってことでありますし、クロワールエキス末のように高い含有も大切です。

上手にSOD酵素を摂って頂いて、健康かつ快適な生活を送ってと下さいね。

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