ダイエットのメカニズム 週刊柏﨑 第137回

京都は既に梅雨に突入したかの天候が続いています。
関東の様に雷が鳴り響いたりすることはありませんが、非常に不安定な天気です。確かに5月に入ってから天気予報でさえ、よく外れているみたいで、異常気象であるのかもしれません。
そのあおりをもろに受けているのが、野菜で、ゴールデンウィーク明けから続く日照不足の影響で、野菜の卸売り価格が値上がりし、キュウリで60%高、ピーマン40%高となっている様で、家計を直撃しています。
という具合で、いつ迄たっても我くらし楽にならず、と手を見入っている柏崎でございます。
皆様、お変わりございませんか?

前回まで2回にわたってダイエットについての私の考えを述べてきましたが、今回は、私のダイエットシステムのメカニズムについて説明します。

よくTVのダイエット商品の通販の説明で、グラフが登場し、A子さんは、このサプリや器具を使用して、3ヶ月でこのグラフの体重推移で体重が減りました、というシーン。見たことがありませんか?
グラフの線は、ほとんどが、その商品を使用して、右肩下がりにいっきに体重が減って説明後には、何kg減少で、これが使用前、そして使用後というのが多いパターンです
が、これはダイエットにおいて、ほぼあり得ないのです。
問題はこのグラフ。人間の体重は右肩下がりにいっきにはやせません。
なぜ?って人間は元々栄養を貯め込む様に宿命ずけられているからです。
例えば、食事を摂らなくなると、体重は減ります。
これはあくまで、初めはなのです。人間は食物が体に入ってこなくなると、体の中の脂肪分を燃やしてエネルギーに変えます。しかし、しばらくすると、体はやせたいという気持ちとはうらはらに、「このままじゃヤバイ」と判断をします。
そして、体の栄養分を使わせないように自動的に調節し、体を省エネ型へと切り替えます。これが、ダイエットを経験した方なら必ず訪れる停滞期です。
この期間は、たとえ、ギリギリの食事制限をしていても、体重が減らないどころか逆に増えたりします。
食事制限ダイエットをし、何回も繰り返した方は、だいたいこの時期で挫折するみたいです。そして、元の食事というか、我慢した分、たくさん食べたという方は、まるで砂場が水を吸収するがごとく栄養物と取り込んで前よりも肥ってしまう、これがいわゆるリバウンドです。
やせる時と違って肥る分にはストッパーは有りませんので、俗にいう食事の変わりにジュースを飲んだり、スープを摂る、食事制限ダイエットの問題点はここにあります。この方法では、ダイエットはできないのかというと、そんなことはありません。しかし、商品を売っている会社が言うように簡単ではないということを認識してください。
要するに、このタイプの商品で求めることが違っているのです。
確かにやせるという目的は求めることかもしれません。しかし、それだけにとらわれると、ほとんどの方は元に戻ると思います。
では、求めることとは何だと思いますか?
私の答えはズバリ、「胃を小さくする」これにつきます。
このタイプの商品を使用する期間に、少しの食事量でも満足する体をつくる、
これが出来ればやせられます。
先ほどの停滞期間の省エネ型の体は長くは続けられません。
食事制限を続けていれば、体は再び脂肪を使ってエネルギーを作ります。
すなわち、体重は落ちます。要するに期間を区切って食事を我慢するやり方では、ダメなのです。長い期間で、食事量を減らし、それで、OKの体を作ることが、絶対に必要です。

次回は、燃焼系についてお話します。

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