食事のコツ       週刊柏﨑 第171回

今年は世界中で暖冬の模様で、TVニュースでは、各国の様子を報道しています。
特にアメリカの東海岸では、異常気象のようで、ワシントンでサクラが咲いたり、ニューヨークでは、裸でランニングしたりしている映像を放送しています。
それに比べると日本は、まだ冬らしいといえば冬らしく、京都ははっきり言って寒いです。
 
このところTVや新聞では、異常とも思われる事件が多発しています。
東京、渋谷で起きた2件のバラバラ殺人事件は、その最たるもので、ご記憶の方も多いと思います。
私の家の近所でも、大学1年の男子学生が、刃物で刺殺されるという、痛ましい事件が起きました。
被害者の方々のご親族には、心よりお悔やみ申し上げます、としか表現しようがないのですが、日本の今後は、どうなってしまうのでしょうか。と憂えるのは、私だけではないはずです。
自分も含めて家族を犯罪から守るということを真剣に考えなくてはならないご時勢になってしまいましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
自分の場合は、嫁からの攻撃を一番注意しなければならないと思っている柏崎でございます。
 
私達にとって、食事という行為は、絶対不可欠なものであります。
食物についての安全性や栄養効率などには、色々、このコラムで述べさせていただきましたが、そのことについて書きたいと思います。
専門医の文献によると、御存知、アンチエイジングを考える時、食事の一番のポイントは、インスリンの分泌を急激に上げないことです。糖尿病といえば、インスリンという認知度しかありませんが、インスリンは食事をすることで、上がった血糖値を下げる働きがあるホルモンです。
急いでたくさん食べると急激に血糖値が上昇し、それに呼応してインスリンの分泌も急激に上昇します。それによって、血糖値を下げて調節するのですが、この血糖値を下げた糖は、内臓脂肪になり、脂肪肝の原因となります。
早食いの男性に内臓脂肪過多が多いのも、こんな原因が一つにあるのです。
要するにゆっくり食べろということなのですが、食べる順番にもインスリンを上げないコツがあります。
最初は野菜や海藻を食べ、次に魚や肉、そして炭水化物(ごはん)、クロワール茶で水分補給(宣伝ですが、私はこれが一番と思っています)という順番で食事を進め、それを繰り返すことです。
また、成長ホルモンが分泌されやすい食事法、十分な睡眠と運動をして決められた時間に3食バランスのとれた食事をしっかり摂ること。このことにより、骨を丈夫にしたり、コレステロール代謝の改善や、免疫力のアップがはかれるのです(皆様に使って頂いているサプリもこの様な環境化で効力を最大に発揮します)。
解っていても出来ないことかもしれませんが、食事法ひとつでも努力することはあるのです。
 
追伸.
先々週のトランス型脂肪酸について、多数の方からご質問をいただきましたが、日本人は、欧米人に比べて摂っている量は極めて少量ですので、あまり過敏になる必要はないと思います。マーガリンについては、100%がトランス型脂肪酸ということではなく、13~14%くらいのものが、多いのです。ちなみに小●井のマーガリンは、0.1%以下です。

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