週刊柏﨑 第440回_スーパークロワール・アイネオのTSVを終えて

京都でもやっと桜が咲きました。先週スーパーネオのTSVが終わって京都に帰ったら、夜の気温が1度でたまげたのですが、流石に今週に入って暖かくなっています。会社のすぐそばに有名な京都植物園があるので、毎年この時期は桜目当ての観光客で賑わいます。普通、花というのは、太陽の方を向いて咲くものでありますが、桜の花というのは下を向いて咲きます。桜に癒されるという所以であります。TSV後、ゆっくりすることも叶わず、クロワールプラスのTSVや新製品のクロワール歯磨きジェルの商品カードやらで、毎日忙しい日々を送っています。このところ再認識するのが、クロワール茶の凄さであります。とにかく1リットル位の量を長く続けて頂ければ、本当に体質改善を自覚出来ると思います。アレルギーや病気を治すのではなく、そういった症状が出ない体を作るということが解りますよ。当然、個人差ありますけど。

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

日本もアメリカもプロ野球が開幕しました。報道は、もうメジャー、ダルビッシュ一色という感じで日本はなにかプロ野球がマイナー競技になりつつあるような気がします。昔と違って、巨人戦であっても野球番組で高い視聴率を期待することが出来ない今、民放でめったに野球放送を目にすることが少なくなりました。国民的スポーツである野球はもはや、一部ファンのみが盛り上がっているサッカーJリーグ化するしかないのでしょうか。がらがらのスタンドを観るとそれも現実の問題であります。アメリカ、メジャーと日本プロ野球の力の差は、そんなにあるとは思えません。しかしながら野球とベースボールビジネスとしては日米間大きな力の差があります。

食品の放射能基準値が1キロあたり500ベクレル以下から100ベクレル以下と厳しくなりました。これはこれで当然のことであるのですけれど、実際には一部を除いて、放射線量を計って、食品を出荷していることはありません。QVCさんのバースデイイベントで私どものブースに立ち寄られたお客様にクロワール茶のSODがいかに放射能対策になるのかとか、放射能検査をして、セシウムやヨウ素が全く検出しないとか安全性を説明してもお客様の反応はいまいち、でありました。

確かに、放射能は目に見える事もないし、「ただちに健康に害がない」のかもしれません。それはあくまで「ただちに」であって絶対的に害はあるのです。今でも新聞を観れば、毎日のように、筍やキノコ、野菜から魚、肉などほぼすべての食品から基準値を上回る放射線量が検出されているのです。先日、学校給食のみかんの缶詰からセシウムが検出されたそうであります。

昔、缶詰の輸入をしていた経験上、給食で使うような缶詰は、ほぼ中国や韓国から輸入していることから、多分放射線量は多くの食品から検出されるのでしょう。神経質になる必要はありませんが、かといって全く警戒をしなくともよい事ではないのです。ユーチューブなどで京大の小出先生や武田先生などの原発や放射能問題の談話の画像を観ることが出来ます。ああいう専門家の現状への警鐘を聞いてしまうと、私達が考えている現状の認識がいかに甘いものか、解るでしょう。

京大の小出先生の話です。「対策というのは、最悪の事態を想定してするべきもので、もし事態が想定していたものより良かったら、それはオーケーであります。今政府がしていることは、現状がこうあって欲しいという希望であって、現実の事態を正確に把握して対策を執っているとは、とうてい言えない。」もし興味があればご覧下さい。

「ただちに」同様、このところ政府が使う訳のわからない言葉が「おおむね」であります。関西電力の福井の大飯原発の再稼働について、ストレステストを実施しその結果について政府が出したコメントが「関西電力、大飯原発の安全対策の行程表は再稼働基準におおむね適合している。」というものです。「ただちに健康に害がない。」というのが健康に害はあるのですよ、

といっているのと同様、「おおむね適合している。」ということは、適合していない事もある、ということでありあす。

もはや原発の稼働ありき、であることは間違いなく、あまりに国民をバカにした言葉であります。確かに原発を全て廃止した

場合、電力会社は原子力発電所の資産を損金計上しなくてはなりません。沖縄電力を除く各電力会社は兆単位の損金になりますので、それはひとたまりもないのです。ですから原発を一つでも稼働させることは、全ての電力会社にとっては不可欠であるのです。本来であれば、このような会計上の問題も含めて、政府が主導して原発の今後について対策を講じなければならないのです。関西電力の話では、原発無しの今の状態であれば、夏場に確実に電力が不足するそうであります。しかしながら、

原発事故が起きてから、既に一年以上経過し、その間、電力会社も政府も一体なにをしていたのかと、文句の一つも言いたくなります。基本的には京大の小出先生が言っている通り、現状の原発は地震や津波の危険性以前に最終的に危険極まりない使用済み核燃料の処理方法が無い以上、廃止するべき、ということに私は同意します。国民全体が解決して欲しいと望んでいる、原発、放射能問題や東北の再興、日本の景気対策については訳の解らないあいまいな言葉でごまかして、どうでもいいTPPや国民に負担を強いる消費税の増税など正常な判断とはとうてい思えません。日本人は本当におとなしいです。

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