週刊柏﨑 第248回_メディアというもの

梅雨は多分まだ明けてないと思うのですが、気温だけが急上昇して、なんかミストサウナのような陽気です。
こういう時期は、水分補給が本当に大切になります。強い紫外線や不快感から生じるストレスは、活性酸素につながります。クロワール茶のSODやカテキンガレートは、この活性酸素を消去しますし、テアフラビンというクロワール茶に含まれる重合カテキンは、脂肪がつきにくい様にしてくれるといわれています。是非毎日の水分補給と夏バテ対策にお役立てください。と一通り宣伝をさせて頂きましたが、皆様元気でお過ごしでしょうか。
先週、平泉が世界遺産への登録を見送られたとの記事が新聞に載っていました。去年、石見銀山が世界遺産に指定され、いきなり前年比30倍の観光客がつめかけた事をうけて、岩手県だけではなく、東北の観光業者や自治体はすごく期待していたと思いますが、残念だったと思います。それにしても意外というか「ビックラこいた」のは、あの富士山が世界遺産ではないことです。まあ平泉にしても富士山にしても、世界遺産でなくてもその価値は少しも下がるものではないと思います。
昨日、朝ごはんを子供達ととっていた際、今一番何が欲しいかという話になり、中2の息子が「俺は一番これだな。」といって小指を立てました。カエルの子はカエル。やっぱりこいつは、自分の血を分けた子供だと思い知らされた柏崎でございます。嫁は一言、「悲しい。」とつぶやいていました。
さて、日本中をてんやわんやにしていたサミットが終わりました。私はアメリカとイラクの戦争を止められなかった時点で、サミットの存在そのものが無意味だと思っているので、何の期待もしていませんでした。予想通り、アメリカがわがままを言ってCO2削減も訳が分からないままの先送りとなりましたし、石油や食料のインフレも、何の進展も見られませんでした。(石油や穀物相場は、多分放っておいても暴落しそうです。)
それにしても、テレビや新聞のメディアというのは、特定ニュースを過剰報道しすぎると思うのです。大半の時間や紙面をサミットに費やす訳です。1ヶ月程前にある元官僚のブログに書いてあり、なる程なと思ったのですが、それこそ中国や東北で大地震が起きればそれこそどのチャンネルを観ても、新聞を開いてもそればかり。それが秋葉原の通り魔事件が起きれば、地震なんてどこであったのとばかりに、メディアはもう通り魔事件一色で、やれ派遣制度だ、勝ち組負け組みが問題だとか、朝から晩まで報じるのです。
要するに、一つの大きな事件がメディアによってよってニュースジャックされることで、それまでの重大ニュースも、国内外の重要な情報も、突然消えてしまうのです。それは私も感じていたことなのですが、とにかく報道が意思的というか、視点が一方的なのです。例えば、食品偽装やマンションの耐震偽装問題では、メディアは偽装した会社の社長とか職場の人間は徹底的に叩くのですが、その大元である「もっと悪いヤツがいるんちゃう」と我々が考えるところは全く踏み込まないのです。
これってものすごく危険なことだと思うのです。我々国民にとって、一番大切な真実の情報がメディアによって、簡単に操作されてしまうことです。例えば次の選挙だって、メディアが自民党がいい、福田さん頑張っているとの報道をバンバン打っちゃえば、多分自民党は勝っちゃうんです。これをメディアにさせない様、監視するのが実は国民だと思います。
今日のテレビは大分県の教員の不正採用がほとんどのチャンネルで報道されています。食肉やウナギと同じなんでしょうが、それだけ根っこは深いし、利権がらみの事件は、絶対裏があるものです。こういうメディアのスタンスを良く監視して欲しいと思います。若者は真実を伝えるネットに情報を求めています。テレビも新聞も、あまりあてになりませんから。

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