週刊柏﨑 第623回  観光名所の京都

相変わらず天気の良い日が続いています。日中は日が出るとまだまだ汗ばむ程なのですが、朝晩は、先週に比べて更に冷え込んでいます。会社から眺める山々の木々は、かなり色づいてきていますが、紅葉の見ごろは多分あとひと月ほどかかるのではないかと思います。

清水寺や嵐山といった京都の観光名所は、正にオンシーズンの修学旅行生と海外、国内観光客でごったがえしています。まあ、今頃から師走にかけては、京都は秋の観光シーズンに突入ですね。京都も含めて、全国的に余り景気が良くないのですが、これを機になんとか良くなって欲しいですな。先週末から所用で沖縄に行ってきたのですが、本当に沖縄の人はいい人が多いです。台風が来ていて、天気の方はイマイチであったのですが、沖縄の優しさに触れまして心の中は晴れ晴れでありました。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。QVCさんのオンエアー出演が週初めにありましたので、沖縄から東京に直行して、オンエアーをこなして、やっと京都に帰って来たばかりでありまして、かなり疲労困憊であります。こんな時は、クロワールエキス末と還元型コエンザイム、DHA、EPAに発酵ニンニク、梅肉、ゴマを配合したクロワールファインエースというサプリがいいです。疲れが吹き飛びます。

今週末はハロウィン、まあ、私のようなおじいさんには、良く分かりません。エーエルジャパンは京都の北山という結構ハイカラな場所にあるのですけど、地下鉄からの出口には沢山の大小のカボチャが飾ってあります。ハロウィンというのは、中世初期のアイルランドで発祥した死者の魂が天国と地獄の間を彷徨っているのを救済する為に行っている死者の祭りなんです。日本で言えばお盆みたいなものですな。それが、欧米で仮装やお菓子を貰ったりする陽気なお祭りに変化して今日に至っている訳であります。欧米では結構な大イベントでありまして、まあ、商魂逞しい日本の企業がそれを黙って見ている訳がなく、ずっとこのハロウィンをバレンタインデーの様に日本で定着させて大きな商売にしようとしていたのです。しかしながら一部の人を除き日本ではこのハロウィンが中々定着せず、私は、「多分ダメなんだろうなぁ」と思っていました。ところが先日観たテレビの情報番組では、ハロウィンは市場規模や経済効果では、最早バレンタインデーを凌ぐということを知ってぶったまげてしまったのです。それは、日本のハロウィンは仮装が中心で、老若男女洋服代がかかります。特に、若いママさん世代が自分と子供にお金を惜しみなく使うそうで、そりゃチョコレートの比ではありませんね。仮装パレードなんて、盆踊りのようなものですが、私のようなおっさんは、盆踊りなら踊れても、仮装は絶対に出来ません。やっぱり、ディズニーランドとかユニバーサルスタジオなどの人気施設が夏休みとクリスマスの間の端境期にハロウィンを日本でも定着させて繁忙期にしようとバンバン宣伝をしてイベントを行ったのが大きいと私は思っています。

京都でも河原町とか繁華街を通りますとゾンビとかに仮装した若者を見かけます。まあ、伝統を重んじる京都の方々は、仮装は景観を損ねるから禁止とか言いかねませんな。本来なら、学生生活が最後の娘など、真っ先にハロウィンの仮装に行きそうなのですが、娘は卒業試験の追い込みでそれどころでないようで、毎日朝早くから夜遅くまで勉強に追われているようです。私は、何も出来ませんが頑張って欲しいです。

WHOによりますと、加工肉、ハムとかベーコン、ソーセージなどに発がん性物質が含まれているということです。元々日本の加工肉というのは、食品としてはレベルが低いです。何故か、それは日本の技術が凄いからです。どういうことかというと、加工肉を製造する会社というのは、売れる商品を作ること、儲かる商品を作るのが仕事です。決して良い製品を作る事ではありません。営利企業である限り、安い原価で売れる商品を作って、沢山儲けることが何より優先されます。そこに消費者の健康とかを考えるというと、正直疑問があるのですね。本来であれば、ベーコンは肉を塩漬けにして、それを吊るして木のチップの煙で燻製にするだけ、とっても簡単に出来ます。ハムも同じです。これだとハムとかベーコンの成分表示の欄には、肉と塩位しか書くことが無いです。でも皆さんは、現在スーパーで売られているハムやベーコンの成分表示を見たことが有りますか?大体、スーパーで安価で売られている加工肉は、実は生の豚肉より安いのです。普通、肉は燻せば絶対に縮んで軽くなります。水分が抜けるのだから当たり前ですね。しかしこれだとハムやベーコンの値段は高くなります、日持ちもしません。

そこで加工肉のメーカーは、それを解決する方法を考え出したのです。この方法が凄いのですな。先ず、この肉より安いハムやベーコンのからくりは、水で増量されているのです。本当の水増しです。安価なハムやベーコンには、総重量比で20%近い水が使われているといいます。水が使われるのは、塩漬けの工程で、原料の肉に塩漬け液を数百本の注射器で注入します。塩漬け液は、水に食塩、砂糖、香辛料の他、保存料(ソルビン酸)、発色剤(亜硝酸塩)、結着剤(リン酸塩)など添加物を入れたものです。因みに水は、成分表示に記載する必要が無く、まあ、入れ放題であります。ハムやソーセージの本場であるヨーロッパでは、製品中の水分量が5%を超えると、「水」と表示しなくてはならないのです。あとハムなどの加工肉に使われる水増し物が、植物性タンパク質「脱脂大豆」であります。脱脂大豆はノルマンヘキサンという発がん性のある化学薬品で大豆から油を取ったあとのカスであります。まあ、パックで20枚位を150円程で売っているハムやベーコンの主原料は肉では無く、水と大豆カスと言っても可笑しくないですな。当然、肉の味とかしないですから、科学調味料や添加物、着色料でそれらしい味を付けなければなりません。ですから、成分表示欄には沢山のカタカナの成分が並ぶわけであります。

前にも書いたことがありましたが、添加物というのは、一つ一つの安全性は一応確認されていますが、複数の添加物を混ぜた場合の安全性は確認されておらず、それこそ複数の添加物が混ざることにより危険な発がん性物質になっている可能性があるのですから、加工肉云々言う前に、添加物だらけの日本の加工食品自体が危険な発ガン性食品なのかも知れません。本来なら、保存食と言われている梅干しとか塩辛が平気で腐るし、カビが生えます。健康の為に、塩分控えめとか糖分控えめとか言って、添加物だらけ水分だらけの不自然なものを食べることが、本当に良い事か考える必要があります。またWHOの発表によりますと赤身の肉を食べてもガンになり易って言っていますが、確か少し前に「高齢者はもっと肉を食べるべき」という記事を見たことがあります。何を信じていいか分からない訳でありますが、要はなるべく自然な物をバランスよく、程々の量食べることが大切であるということです。食生活はとても大事なことでありますが、私は、それと同じかむしろそれ以上に、ストレスのない生活の方が大事であると思っています。私が、昔ガンになった時は、ストレスで押しつぶされそうな時でありました。確かに、私の中で何かが切れたような感じがしました。とにかく、「何とかなる」今の私の座右の銘であります。皆さんも、辛い時、苦しい時、前を向いて言ってみてください。多分、何とかなるもんです。何を書いているか支離滅裂になり済みません。

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