週刊柏﨑 第305回_気になる・・世界陸上
本当にあっという間に8月も終わろうとしています。今年の夏は、例年に比べると異状であったと思います。日照時間がかなり短かった為、野菜価格が高騰して家計を圧迫しています。それでも我家の猫の額程の家庭菜園は、実は豊作でありまして、キュウリ、ナス、ネギ、ニラに関しましては、完全に自給自足出来ました。これらの野菜は本当に何もしないでほったらかしにしてもなんぼでも成りますので自分で野菜作りを考えている方にはお薦めであります。千代の一番、西田社長は、ウチの何百倍もの規模で野菜を育てています。あれだけ忙しい西田社長、よく続くもんだと、ただ感心するだけです。少し前畑で虫に刺されて顔半分が腫れてしまったそうです。QVC出演がありますから、あんまり無理はしないで下さいネ。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。今週の8月16日は京都では大文字の送り火がありました。この大文字の送り火は御存知の方も多いでしょうが、京都を囲む5つの山で「大」「妙」「法」「舟形」の字を炎で形どって行うお盆の行事であり、大文字焼が終わると京都にも秋が訪れます。祇園祭は、一点集中型でそれこそ祭の最中の烏丸通や河原町四条あたりは、身動きがとれなくなるのですがこの大文字焼は京都のどこにいてもたいていは、どれかの字が見える為、街中が平均して混み合います。
ただこの炎の祭典、20~30分とあっという間に終わってしまうのです。しかし、それはそれで線香花火のように風情があって、私は、この大文字焼が好きなのです。
さて、今の時期、昼間は甲子園、夜はドイツでの世界陸上と、色々忙しいのです。昼間の甲子園に関しては、息子が硬式野球をやっている関係上どうしても出場校の特待生とか野球留学生に目がいってしまうのです。まぁウチの息子に関しては、ヤル気が無いというか才能が無いというか、余り野球というスポーツ自体に大きな興味がある訳では無く、高校に入っても野球は続ける気はあるのらしいですけど、これとて甲子園に出場している球児のような情熱とかひたむきさは余り感じられないのです。彼が高校を選ぶ大きな選択肢はまず共学で女生徒がいること、次が練習がほどほどで楽しく野球が出来ること、で親の私としても薬物などに手をつけず、悔いのない高校生活を送って欲しいと思うのみです。そんなこんなでたぶん公立高校通学すると思うのですが、それだけに甲子園では地元出身で構成された公立高校を応援してしまうのです。チームによっては、出身地だけみれば殆どが県外からの野球留学だったり、硬式野球出身の特待生だらけだったりするのですから、今年は、今のベスト8の時点で県立岐阜商を応援しています。
夜の世界陸上に関しましては、モノマネタレントにネタをつくられない様におとなしい織田裕二がなんか不自然で盛り上がりに欠くのですが、内容としてはボルト選手の100m、200mでの世界新記録で注目度が高くなっています。
元々黒人選手が運動神経に優れているのは、ルーツであるアフリカでの狩猟という生活方法が起因しているといわれています。股関節のすぐ上にお尻が乗っているという体形、簡単にいうと常に前傾していて、前にけつまづきそうな形であります。この体形は農耕民族である日本を始めとするアジア人の、弱冠後傾した体形とは明らかに違うのです。この前傾した黒人の特有の体形は、前に少し押しただけでもすぐ足が出ていく、走ることに関しては理想的な形であります。ですから、ここ何十年間と世界の短距離界では、黒人選手(とりわけスポーツを化学として捉えて、先進トレーニングを積ませるアメリカ)の天下であったのです。今回のボルト選手にしてもパウエル選手にしてもジャマイカ出身ではありますがアメリカでトレーニングを積んでいるのです。今迄の短距離界の一流選手というのは大体185cm位迄の体形の選手が多かったのですが、このボルト選手は2メートル近い身長で185cm位の選手と同じかそれ以上の走りをするのですから、暫くは彼を上回る選手は現れないのではないかと思います。トレーニングによる肉体の強化がもはや限界に達したときは、体のサイズがものをいうということです。水泳に関しては、トレーニングでの限界を水着の力で越すという方向にいってしまったことを考えると短距離に関しては、人間の持つ体格差という、自然の力に行き着いた感があります。この先ボルト選手を越えるのは、ボルト選手よりもっと大きい選手ではなくては無理だと思います。しかし、野球のエリートの寄せ集めの強豪校に名も知れない公立校が勝つように小さい選手が、ボルト選手を抜き去ることを期待してしまいます。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。今週の8月16日は京都では大文字の送り火がありました。この大文字の送り火は御存知の方も多いでしょうが、京都を囲む5つの山で「大」「妙」「法」「舟形」の字を炎で形どって行うお盆の行事であり、大文字焼が終わると京都にも秋が訪れます。祇園祭は、一点集中型でそれこそ祭の最中の烏丸通や河原町四条あたりは、身動きがとれなくなるのですがこの大文字焼は京都のどこにいてもたいていは、どれかの字が見える為、街中が平均して混み合います。
ただこの炎の祭典、20~30分とあっという間に終わってしまうのです。しかし、それはそれで線香花火のように風情があって、私は、この大文字焼が好きなのです。
さて、今の時期、昼間は甲子園、夜はドイツでの世界陸上と、色々忙しいのです。昼間の甲子園に関しては、息子が硬式野球をやっている関係上どうしても出場校の特待生とか野球留学生に目がいってしまうのです。まぁウチの息子に関しては、ヤル気が無いというか才能が無いというか、余り野球というスポーツ自体に大きな興味がある訳では無く、高校に入っても野球は続ける気はあるのらしいですけど、これとて甲子園に出場している球児のような情熱とかひたむきさは余り感じられないのです。彼が高校を選ぶ大きな選択肢はまず共学で女生徒がいること、次が練習がほどほどで楽しく野球が出来ること、で親の私としても薬物などに手をつけず、悔いのない高校生活を送って欲しいと思うのみです。そんなこんなでたぶん公立高校通学すると思うのですが、それだけに甲子園では地元出身で構成された公立高校を応援してしまうのです。チームによっては、出身地だけみれば殆どが県外からの野球留学だったり、硬式野球出身の特待生だらけだったりするのですから、今年は、今のベスト8の時点で県立岐阜商を応援しています。
夜の世界陸上に関しましては、モノマネタレントにネタをつくられない様におとなしい織田裕二がなんか不自然で盛り上がりに欠くのですが、内容としてはボルト選手の100m、200mでの世界新記録で注目度が高くなっています。
元々黒人選手が運動神経に優れているのは、ルーツであるアフリカでの狩猟という生活方法が起因しているといわれています。股関節のすぐ上にお尻が乗っているという体形、簡単にいうと常に前傾していて、前にけつまづきそうな形であります。この体形は農耕民族である日本を始めとするアジア人の、弱冠後傾した体形とは明らかに違うのです。この前傾した黒人の特有の体形は、前に少し押しただけでもすぐ足が出ていく、走ることに関しては理想的な形であります。ですから、ここ何十年間と世界の短距離界では、黒人選手(とりわけスポーツを化学として捉えて、先進トレーニングを積ませるアメリカ)の天下であったのです。今回のボルト選手にしてもパウエル選手にしてもジャマイカ出身ではありますがアメリカでトレーニングを積んでいるのです。今迄の短距離界の一流選手というのは大体185cm位迄の体形の選手が多かったのですが、このボルト選手は2メートル近い身長で185cm位の選手と同じかそれ以上の走りをするのですから、暫くは彼を上回る選手は現れないのではないかと思います。トレーニングによる肉体の強化がもはや限界に達したときは、体のサイズがものをいうということです。水泳に関しては、トレーニングでの限界を水着の力で越すという方向にいってしまったことを考えると短距離に関しては、人間の持つ体格差という、自然の力に行き着いた感があります。この先ボルト選手を越えるのは、ボルト選手よりもっと大きい選手ではなくては無理だと思います。しかし、野球のエリートの寄せ集めの強豪校に名も知れない公立校が勝つように小さい選手が、ボルト選手を抜き去ることを期待してしまいます。