週刊柏﨑 第544回_こだわり、天然物
流石に日中は暖かくなっていて、会社の近所を散歩すると気持ちがいいです。しかしながら、朝晩はまだまだ寒いので体調管理が難しいですね。この時期、我が家では、外より家の中の方が確実に寒いので、部屋の中が結構寒いと思って厚着して外出すると、うろたえる位暖かかったりします。まあ、これが春というのかもしれませんね。市内の桜は殆ど散ってしまい、道路には、落ちたピンク色の花弁が目立ちます。この後の新緑の季節が私は一番好きであります。
4月に入って3週間が過ぎようとしていますが、一向に会社の景気は良くなりません、消費税増税の駆け込みがどのくらい迄、これからの売り上げに影響するのか分かりませんが、とっても不安であります。先日の新聞で、消費税が上がっても消費行動に以前と変化が無いと回答している人が63%もいたのですが、とっても信じられない数字です。知り合いと話しても、ほぼ全員が「もの凄く暇」と答えますしね。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
確かに言われてみると、自分では4月以前と消費行動は変わってない様に思っていましたが、よくよく考えると食品以外は殆どものを買ってないです。私みたいな人が多いんじゃないのですかね。ですから、この63%の人達に、「もう一度よーく考えてみてください。」と念を押したら数字は多分半分以下に落ちますよ。
ラーメン界の大物と言われている佐野実氏とういう方が63歳で亡くなられました。糖尿病からの多臓器不全ということですから、内臓はボロボロであったと考えられます。多臓器不全というのは臓器が機能しなくなることですので、普通は高齢の方が老衰で亡くなられる時によく見られる死因です。以前ラーメン博物館の広報を担当されていた方も50歳前という年齢で亡くなられました。死因は失念してしまいましたが、この二人に共通していることは、ほぼ毎日ラーメンを食していたことです。ラーメンというのは、今や国民食の一つであり、カップ麺も含めて殆どの方が日常に食するものです。カップ麺を食べるとそれに含まれている添加物によって大腸が変色したり、震えたりすることは、以前にこのコラムで書いたことがあります。このラーメンというのは私も好きでたまに食べるのですが、流石に毎日というと無理です。
ラーメンは基本スープが水と油と塩、調味料、麺が炭水化物と塩と炭酸ナトリウムで構成されている栄養的にはとても偏った食品であります。具といってもチャーシューやメンマとネギ位、栄養バランスはとっても悪いですな。これでタバコもアルコールもといったらそれは間違いなく糖尿病まっしぐらな訳であります。この人たちが不幸であったのが、本物志向であったこと、こういった方がラーメンの原料として使うのが天然由来のものであります。この天然物というのは、素材は良いのですが、その時の環境で味が一定で無い訳であります。ですから、この名人という方々の舌に合うまで何回も試行錯誤を繰り返し、そのため味決めの度に塩と油を摂らなくてはなりません。だから本当は添加物を使う方が簡単に味を一定に決められるし、作り手の身体も安全なのですよ。まあ私は、ラーメンを食する際は、必ずスープを残すのですが、こういうラーメン界のカリスマは全てを食べ、飲みほすのです。そりゃ、体も壊しますね。
あの周富徳氏も同時期に糖尿病で亡くなられました。
正に職業病といえます。(ご冥福をお祈りします。合掌)
私がちょっと心配するのは、千代の一番の西田社長で、西田社長は頑なに、だしを、天然の素材で添加物を入れずに作っていて、そのだしの味決めを一人で、それこそ一日中しています。鰹節や昆布、椎茸は季節や産地によって味も風味も違う訳でありますので、アミノ酸調味料などを使わないといつも同じ味を出すのは至難な訳であります。また相当塩分を摂らなくてなりません。それであの風味あるだしをいつも変わりなく作っているのです訳ですからある意味ラーメン界のカリスマより凄いことかもしれません。
西田社長にはクローワール茶もクロワールアイも使って頂いていますが、これからも健康で若々しく活動して欲しいと思います。なにせ私にとっては、心優しく、尊敬できるお姉さまであります。ちょっと怖いですけどね。
まあ、この歳になりますと、健康管理で一番気をつけなければならないのが食生活であるのですが、あんまり美味しくないものを、食べるのは気が進みません。大体体に良いものというのは、私が余り好きでないものが多いのです。その他にも、気を付けなければならないことは、ストレスを溜めないとか、規則正しい生活をするとか、十分に睡眠を摂るとか、基本分かっちゃいるけどなんですよね。ですから、今の世の中、ある程度の栄養素は、サプリを使うことが必要と思うのです。これは、こんな仕事をしているから言うのではなく、サプリに否定的な人も一度真剣に考えることでありますよ。その時、絶対に譲れないのが素材の品質と由来です。ラーメンだって素材に拘ったりしているのですから、当然天然素材であったり、酵素処理など内容成分や安全性を良く考慮して商品選びをしてほしいです。例えば、ビタミンを摂ろうと思った時皆さんはどういう基準で選びますか。値段、含有量、ブランド様々な選択肢があります。その際に皆さんにしてほしいのは、ビンや袋の裏にある成分表示をよく見るという事であります。ビタミン剤で成分表にビタミンCとかビタミンEとか書いてあったら、それは合成ビタミン、扱いは添加物です。アセロラやカムカムから抽出したビタミンCはちゃんと由来やその原料そのものが記載されています。はた目から見れば、天然物が良いのは一目瞭然であるのですけれど、余りそういうビタミン剤は見かけませんな。それはラーメンやだしと全く同じで、天然物を使うと、値段が高いということ、そして季節によって出来不出来がありますからビタミンの含有量が一定でないということ。
健康食品と普通の食品、考え方は同じでしょう。
ですから、薬品といわれるビタミン剤は全て合成ビタミンです。何故って?だって薬ですから含有量が季節によって量が変化するなんて許されないことですから。そしてコストは安い方がいいですから。あと、天然物に拘るのはそのほかに含まれる自然成分です。天然物には目的の栄養成分がよりよく吸収出来るように、色々な栄養素が自然に含まれています。ウルトラクロワール・アイネオに拘った天然成分が入っているのは、そういう考え方からです。
賢明な皆さんには、もうお分かりになったと思いますが、商品を選ぶということは、皆さんの健康を考える上でとても大切なことなんです。私も含めて、テレビ通販で商品を説明する人は、皆いいことしか言いません。ですから尚のこと皆さんには、商品を見抜く目をしっかり持って頂きたいと思います。この歳になりますと、本当に「健康が一番の富である」と分かる訳で、いくらお金や時間があっても健康でなければ意味がありません。私は、大丈夫と思っていても、ひとたび健康を失えば、人生を大きく狂わせることだってあるのですよ。思い立ったが吉日。今からでも全然遅くないです。少しでも健康にとって良いことを実行して、充実した毎日を送り続けましよう。
そのことに少しでもお役に立ちたいと思っています。