第882回 気になる老後(週刊現代)が愛読書の理由

7月7日にQVCでクロワールアイQのトゥデイズプラス(TP)のオンエアが有った為に、先週は東京に出張していまして「週刊柏崎」を更新することが出来ませんでした。頑張って月曜にアップすることを目指したのですが、手違いでやっとこさ書き上げたこのコラムを消してしまいまして、茫然自失、頭真白状態になりまして誠に申し訳有りませんが1週休ませて頂きました。
そして今決意新たに7月16日分を書き進めております。ハイ
まあ、ご存知の通りこの「週刊柏崎」は書き上げるまで結構大変で有りまして、時間もそれなりにかかる訳です。
その大作を自分のミスで消してしまった時の「やっちまった感」お察しください。
このところ全国的に気温が急上昇していて、京都は連日の真夏日となっています。気が付けばセミの鳴き声が聞こえてきて気分的には夏に突入です。九州南部では既に梅雨明けとなっているようですが、関西や関東では最近の梅雨らしく短時間で100ミリオーバーなんてゲリラ豪雨が降って、各地で甚大な被害を出しています。熱海では土石流が発生して多くの方々が犠牲になっています。新幹線で熱海を過ぎますと、この現場の傍を通過するのですが、発生から1週間程経った東京からの帰りの時もかなりの土砂がまだ残っていて被害の大きさを物語ります。ただ、この土石流に関しては勿論豪雨の影響もあると思いますが、個人的には「人災」の側面もあると考えています。土石流の起点となった伊豆山山頂付近の盛り土のリスク管理を果たしてこの土地の所有業者や自治体が認識していたか検証が必要です。被害に遭われた方々やご家族の為にも責任の所在を明確にしなければなりません。犠牲になられた方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌

時節柄、いつもの御挨拶は割愛させて頂きます。

まん延防止措置が解除された京都では遅ればせながら「祇園祭」の準備が急ピッチで進んでいます。祇園祭の出し物といえば市内の中心部に設置される「山鉾」です。昨年同様、「山鉾」の巡行は行われませんが、今年は例年の半分程度の「山鉾」が設置が決まっていて、建設が始まっています。四条烏丸でもお馴染みの「長刀鉾」や「月鉾」が建てられ、あの笛や鐘のお囃子もテープからライブに変わって京都の夏らしさを醸し出しています。ただ、河原町や木屋町などの人出はそれなりに有りますが、旅行者はまだまだでホテルや民泊は宿泊客は戻ってきていません。それでもこのところ京都駅や観光名所で修学旅行の学生の姿を見かけるようになりました。少しづつですが、京都に旅行者が戻っているのは喜ばしいことです。
あと1週間もすれば東京オリンピック、パラリンピックが開幕される訳ですが、何せメイン会場の東京は未だ緊急事態宣言絶賛継続中です。オリンピック期間中に何が起こるかなんて誰も分かりません。ましてオリンピックの観戦も無観客となりそうなことから、外国人が京都に訪れることも期待できそうも有りません。オリンピックとインバウンドを当て込んで供給過多になった京都の宿泊施設が一杯なることがこの先も含めて有るのでしょうか?
まあ、東京ではあれよあれよいう間にコロナ感染者が1000人を突破しました。オリンピック関係で入国した外国人からコロナ感染者が見つかっています。何せこれだけ多くの国から日本に外国人が入国するのですから、世界の全てのタイプのコロナウイルスが日本に上陸する可能性があります。今となってはなんとか東京オリンピックが無事に執り行われるよう願うだけです。私的には今の状況でオリンピックを応援するには無理があるような気がします。ただ、アスリートの方々には日頃の努力を発揮して頑張って欲しいです。
最近、週刊誌を買うことがめっきり減りました。まあ、今はネットのニュースを見れば世の中の大体の出来事が分かってしまうので、お金を払ってまで買い求める必要が無い訳です。そんな週刊誌の厳しい時代、異色を放って善戦しているのが「文春砲」でお馴染みの「週刊文春」です。まあ、文春は完全にスクープ頼りの紙面ですが、その代り芸能界から政界、スポーツ界などあらゆる分野にショッキングな出来事をいち早く取り上げます。結果、「文春砲」がきっかけで大きな流れを創ってしまう程の影響力があり、当然雑誌の販売部数は他を圧倒しています。まあ、文春以外は歴史は有りますが、後は似たり寄ったりというところでしょう。その中で近年ぶち抜けたというか、やっちまった感で私のようなお爺ちゃんをターゲットした紙面創りに特化した週刊誌があります。それが「週刊現代」です。例えば、先日の週刊現代の見出しは「夫が亡くなった後、妻が亡くなった後、私はlここで失敗した」とか「コロナで大きく変わった葬式のやり方、死後の手続き」といった具合にお爺ちゃんにとっては思わず手に取ってしまう内容です。逆にこの内容では若者とか中年層からすれば全くアウトオブ眼中な訳で、完全に年寄り相手に的を絞った販売戦略でありますな。
でもね、私だって自分が死んだ後とか妻が死んだ後とか考えたく無いのですが、見出しの「悔いの無い生涯を終える為には、見栄やしがらみといったモノを思い切って捨てること。人生の終盤で後悔しないために」なーんて文章を見ると思わず手に取ってる私がいます。まあ、それだけ老後ということが現実になってくると色々不安になります。
実際、私が将来一人で生きてい行けるかと考えると多分無理と思いますね。大体はなから一人で生きる準備どころか、柏崎家のデーテイルを全く知らないのです。試しに、ウチの預金とか保険などがどうなってるのか家内に尋ねたことが有りますが、一言「そんなことは知らんでいい」と一蹴されました。まあ、そんな感じだから家内が老後は何とかしてくると思います。
基本的に私が家内より先に逝くということを前提に老後を考えていますから、もしもの時はヤバイです。そうなると娘と息子かと二人の顔を思い浮かべますが、こちらはあてにしないでおくほうが無難でしょう。私としては、自分の事は自分で出来る元気なお爺ちゃんとして家族に迷惑をかけないということが大切だと考えています。それとある程度のお金ですが、こっちの方は余り期待しないで下さいね。
そんな感じで、購入ターゲットを年寄りに置いた「週刊現代」が今の私の愛読書であります。

追伸:7月7日のクロワールアイQのTPですが皆さんのご支援のお陰で無事に乗り切ることが出来ました。厚く御礼申し上げます

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