週刊柏﨑 第332回_レーシックについて
真冬に逆戻りしたような寒さです。週初めには、京都市内でも一部雪が降ったようです。テレビのニュースを観ていたら、何と広島では空港に大雪が積もって、飛行機が運休になったようです。それでも、家の周りの公園の桜のつぼみは、なんぼかふくらんできて、確実に春が近づいている今日この頃です。皆様、お元気にお過ごしでしょうか?
先週のトヨタのリコール台数が約670台と、少し少ないのでは?とのお声がありました。全米でのリコール対象車全体は400万台とも500万台とも言われていますが、実際に修理が必要であるとして工場に持ち込まれた本当の意味でのリコール車は、これくらいだったそうです。嫁のお姉さんがアメリカ・メリーランドに住んでいるのですが、今アメリカでは例の時速160キロの急加速で死にそうになった女性とか、トヨタ車を検証して不備を証明した有識者がヤラセだったという話がでて、問題になっているとのことです。
まぁ、先週もコメントしましたが、アメリカ政府として国営GM・クライスラーを救済するためのトヨタ叩きなのですから、「やっぱりね」という印象であります。それにしても、今や米国トヨタというのは、メイドインUSAのトヨタ車を生産・販売する立派な米国企業ですけれど、一般的にはバリバリ日本企業であるわけです。にもかかわらず、一部のマスコミや有識者が日本企業の肩を持つという姿勢は、本当にフェアな国だと思うのです。
多分日本であれば、このような声があってもマスコミや報道は一切そのことに触れないと思います。アメリカという国は国家レベルで考えると、シークレットな部分やブラックに近いダークな部分が、どうしても強く感じ取れるのですが、国民性ではやはり自由な意見を言える環境が多々あると思うのです。
さて、最近のこのコラムを何気に見直してみると、本当は健康食品屋のオッサンが書いている、皆さんのお体や健康に関してのよもやま話という、主旨から相当逸脱している感が否めません。政治や経済など、私の知っている限りの時事放談チックな話題から、食品、エンターテイメントに至るまで、それこそなんでも有りという感じなのです。・・・が、いかんせん週に1回といえどこのコラムを書くネタというのが、なかなか思いつかなくて、どうしてもなんでも有りということになってしまうのです。皆さんからは、このコラムを週に一回と言わず、毎日でもというリクエストも頂いておりますが、なんとか週2回くらいにと考える次第であります。(きっと無理だと思いますが…)
私の周りで、何人かの知り合いがレーシック手術を受けていました。レーシックというのは、角膜屈折矯正手術の一種で、目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射して、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術です。まぁ、簡単に言うと眼の中にあるレンズの焦点が合わなくなって、視力が下がってくるのだから、眼の中のレンズをレーザーで削って、調節して視力回復を図るという画期的なものであります、
私の友人は、30年ほど前の学生時代から、ずっとハードコンタクトをしていたのですけれど、レーシックを受けて、人生が変わったというほどに目の前が明るくなったと言っていました。それでも、その友人は数年前のレーシック手術で問題になった眼科医が気になって、有名な眼科医に両目30~40万円という、保険外の実費診療で手術を受けたそうなので、私の中では、レーシックというのは結構なリスクもある高額医療というイメージがあったのです。しかし先日、私が行きがかり上、理事をしている社会福祉法人の保育園の事務長(かなりのご高齢)が、レーシック手術を受けて、それも保険適応で両目十数万円の費用、しかも時間はたったの30分程度。そして視力は0.2から1.0になったというのです。
その話を聞いて興味が湧き、インターネットで検索してみると、レーシックというのはとんでもなくポピュラーになっている模様で、実際にレーシック手術をする眼科は本当に多く存在するのです。費用も両目で6万円位からあって、これだったらメガネやコンタクトと大して変わらないコストであるのです。これで0.1程度の近視が1.0程度になる確率が97%とは、はっきり言ってメガネ屋やコンタクト屋が廃業するかも知れない訳です。ただし、思ったほど視力が上がらなかったり、パー現象と言って光を観たときに周りにぼんやりとした輪が見えたり、グレア現象と言って光を観たときに必要以上に眩しく見えるということがあるそうです。
しかし、このくらいだったらチャレンジしてみる価値がありそうです。私も、メガネをまだ使うことはありませんが、若い時に比べて視力が低下していることを、強く感じる年代になってしまいました。小さい字を見るときは老眼鏡をした方が楽に見えます。確かに、クロワール・アイネオを飲んでいると、明らかに目の調子が良いと思うのですが、多分このまま年齢を重ねることで、視力はもっと低下すると思います。クロワール・アイネオのルテインやSOD、アントシアニンというのは、あくまで白内障や黄斑変性症などの目の障害を予防するものであったり、年齢的に視力低下のスピードを和らげるものであるからです。その中で、レーシックなど、近代医学の発達により、老いに伴う障害が解決できるということは、素晴らしいと思います。
この先、癌などの難病がレーシックのように簡単に治る時代になってほしいと思います。そうなれば、クロワールを摂ってくださっている皆さんは、多分120歳くらいまで元気に過ごされること請け合いです、ハイ。