狂牛病        週刊柏﨑 第122回

このところ話題になっていた、アスファルトから顔を出したダイコンのダイチャン。
このダイコンが心ない人間に折られて、なんとか生き返らそうということで、生命維持装置(?)に入れられていたのですが、今週、危篤状態になり、なんとか、クローンダイコンを作ることにより、ダイチャンを復活させたいという関係者の努力がTVで放映されていました。
これに出演していた岡山県の公務員さん達は、我々の税金で、このお仕事に携わっている訳で、「なんか違うんじゃないか」と思ってしまうのは、私だけではないはずです。
 
ということで、京都は毎日、小雪がぱらつく様な寒い日が続いていますが、皆様、お元気でしょうか?
 
今日、新聞の一面で、アメリカで、へたれ牛(明らかに狂牛病にかかっている牛)が、20頭、食肉として加工され、出荷されていたという記事が掲載されていましたが、こんなアメリカ牛の輸入を再開してしまった日本ってなんなの?という感じです。
やはりというか、当然というか、わずか数週間で危険部位が入っていたことで、輸入禁止になるというのは、早かれ遅かれ当たり前のことだった様です。この狂牛病という病気、我々が考えているより、ものすごく恐い病気なのです。
この狂牛病にかかっている牛を輸出して、相手国の人間に食べさせるということは、生物兵器をバラ撒く事と同じという過激な方もいます。
この病気の原因というのが、私からみると人間のエゴというか、自然ということに対するやってはいけないことをしてしまった結果。
それは、肉骨粉という、死んだ牛を加工して作った飼料を、乳の出が良くなるとか、肉が柔らかくなるとかの為に、牛に食べさせてしまったことなのです。
牛は、皆様もご存知の様に、草食動物です。この物言わぬ牛に、もしかして自分の親から作ったかもしれない物を食べさせてしまったら、私は神を信じている訳でもないですが(神社で神だのみはします)、そんなことを神様は、許さないと思うのです。
牛などの草食動物には、植物を与えなさいという、神からの警鐘が、狂牛病であると私は思います。
日本で危険部位とか、生後何ヶ月が安全とか危ないとか、言ってますが、ヨーロッパの様に肉骨粉を飼料から完全に取り除かなければ、この病気は、絶対になくならないと考えています。
(私見ですいません。)
以前、ニューギニアで、人間にもこの狂牛病の様な病気が流行ったことがあり、この部族が、食肉人種だったという記録も残っています。(人食をやめたらなくなったそうです。)
私がよく唱えている、自然のバランスというのは、本当に大切なことなのです。
人間が己の欲の為に、その自然バランスを崩すということすると、この様なことになる可能性はあるのです。(ちなみに私は、宗教家ではありません。)
 
追伸.
本日、お客様より、クロワール茶とクロワールゴールドを飲んで3ヶ月で、パセドーシ病が治ったという、うれしいお便りを頂きました。
本当に良かったですね。一番大きいのは、お客様の治そうとする心だと思っています。

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