節分         週刊柏﨑 第121回

正月気分がさめたなと感じられた頃、「アッと驚くホリエモン」とでもいう様なライブドアショックで、日本中騒然となり、やっと「ホリエモン?そんなやついたっけな。」という感じで、日本中がやっと落ち着きを取り戻した今日この頃。
 
皆様、いかがお過ごしですか?
 
今週末から日本中、とても寒くなる様で、お風邪には十分ご注意下さい。
 
今日は節分。
先日読んだ本によると、節分というのは、季節の分かれ目ということで、元々は四季の節目(立春、立夏、立秋、立冬)にあたる日の前日を意味した言葉だそうです。
即ち、この節分、1年に4回あった訳で、いつも鬼に豆をぶつけていた訳ではなく、四季に合ったイベントがあったそうです。
それが特に立春が1年の初めと考えられることから、春の節分が最も重視されるようになり、一般的に節分といえば、この2月3日を指すようになりました。
立春を新年と考えれば、この節分は大晦日に相当する訳で、そのため前年の邪気を全て祓ってしまう為の追儺(ついな)の行事が行われます。その代表的なものが「豆まき」です。
まあ、確かに中国の正月は大体この頃で、日本でも正月を新春とかいう訳だから、こんなところが語源なのでしょう。
香港の友人(当然、香港人?いや中国人)が、私達がチャイニーズ・ニューイヤーを旧正月と呼んでいることについて、不満をいってましたが、イベント好きの日本人は、節分と立春という形で、この旧正月を祝っていたのです。この追儺(ついな)、簡単に言えば、あの陰陽師がつくった、お祓いの儀式だそうです。
私もやりましたが、厄年の時の「厄払い」「厄おとし」などもこれに入ります。まあ、魔除けですな。
日本では、ポピュラーな豆まき、昔、池上本門寺で、大横綱の大鵬が豆まきに来たのを、自転車に乗って見に行ったことがありました。
関東から関西に移り住んでくると、こちらでは、あまり豆まきというのを大きなイベントとしてとらえていないようです。
(吉田神社とか八坂神社では盛大にやっています。)
 
こちらに来て、初めて知った巻き寿司を、その年の恵方(方角)を向いて、ラッパを吹く感じで、無言で食べると1年間よいことがあるという、丸かぶり。
今では全国海苔問屋協同組合と寿司組合が、節分のイベントとして、マスコミとタイアップして、全国にあっというまに広まりました。
福を巻き込むということで、巻き寿司を縁を切らない為に、包丁を入れないで食べますが、家で子供達に豆をまき散らかされ、その上を酔っ払いのオヤジが踏み潰す時のお母さんの怒声が、この手のかからない日本古来のファーストフーズを食べるというお母さんにとって、とっても有難い、シンプルなイベントになったと思っています。
ちなみに今年は「南南東」です。
 
追伸.今月販売のクロワール・アイ。これに含まれるアサイーベリー。今年のブレイク商材になります。

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