混ぜると危険 週刊柏﨑 第238回

今週はゴールデンウィークに突入です。京都の舞鶴では30℃を超えたとか、なにか急激に暑くなっています。このまま夏に突入するのかなぁと、少しばかり憂うつであります。近い将来、日本は暑い夏と短い冬という2つの季節だけになってしまうのではないでしょうか。
先日雑誌を眺めていたら、一寸興味深い記事が・・・。桜の花が日本人に愛され、また日本人を癒している訳として、桜の花は下を向いて咲くんだそうです。花というのは、向日葵にしてもチューリップにしても、ほとんど太陽を向いて即ち上を向いて咲いています。それが、桜は全ての花が下を向いて咲き、しかも木には花しかないという、それによって、私達は花だけに包み込まれている様な気がするというのです。とても納得してしまいました。
4月30日、日頃は並ぶという行為がとても嫌いなのですが、10分以上待ってガソリンを満タンにしました柏崎でございます。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
今日の朝(5月1日)、ガソリンスタンドの前を通ったら、レギュラーガソリン161円の表示が。やっぱり正解と、ちょっとばかりうれしいです。
さてこの頃、日本各地で硫化水素による自殺が多発しています。少し前までインターネットなどで自殺希望者を募り、練炭で自殺をするという事件が目立っていましたが、今は一人で硫化水素という事件が多い様です。練炭などの一酸化炭素と違って、この硫化水素というのは猛毒で、ほんの少し吸い込んだだけでほぼ即死というもので、家族や近隣の住民などが、2次被害を受けるケースが多いのだから始末に負えません。
私は以前から「混ぜると危険」というカビ取りやヌメリ取りの商品について疑問を投げかけてきました。それは、微生物や好気性の菌を利用したカビ取りやヌメリ取りの商品が公正取引委員会により排除されるのに、塩素系の化学物質商品を売っていいのかという疑問です。
私はこれらの化学物質商品を、環境面から使わない方が良いと訴えていたのですが、本当にこれらの製品と他の製品を混ぜて(配合は書けません)、いうなれば毒ガスを作ってしまったのです。これははっきり言って毒ガスのテロ兵器の材料を売っている様なもので、もしかつてのカルト教団の様な組織が、トイレ洗剤やカビ取りで、あの忌まわしき地下鉄毒ガス事件のようなテロを簡単に引き起こせるというのはあまりにも危険と言わざるを得ないのです。
そう考えると自殺するのは勝手であるけれども、硫化水素を使って自殺するのはそれ自体がテロであり、発生量や風向き次第では大惨事になるのですから、絶対に止めて欲しいと思います。
それならば、環境面や安全面を考慮して微生物を利用した、「混ぜても絶対安全」という製品を国をあげて支援し、補助金を出してもいいぐらいだと考えています。ちなみに塩素系を使用しても、酸性系の洗剤と混ぜると塩素系ガスを出してとっても危険ですし、ドクロマークがついている農薬なんかは混ぜなくても(吸い込むだけで)すごく危険です。
こういう事件があると、合成化学系の商品は怖い、合成洗剤や塩素硫酸などはもっての他と、皆さん思われるのでしょう。
しかし、皆さんが一生懸命使っている化粧品などは、危険度は違いますが同じ合成化学成分で出来ているのです。流行のB●クリームなどがものすごく人気があるなんて、私は不思議でしょうがないです。消費者センターに寄せられる苦情は、洗剤より化粧品の方がはるかに多いそうですから。

追伸
5月4日QVCジャパンのクロワール・アイ ネオ、少し緊張してきました。これだけ良い商品ですので、きっと満足していただけると思います。

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