週刊柏崎 第829回 腸内ではビフィズス菌が減った分悪玉菌が増えます
京都も梅雨入りとなり、先週末から日曜にかけて結構の量の雨が降りました。マンションの入口の植え込みの紫陽花は僅か二日程で満開となり、鮮やかな赤や青に色づいた直径30センチほどの花をつけています。週明けから気温がドンドン上昇して日本各地で猛暑日を記録しています。まだ6月の半ばだと言うのに、日本各地で、熱中症により病院に担ぎ込まれるお年寄りが増えています。熱中症の症状は新型コロナウィルス肺炎と似ているそうで、受け入れた病院側としても対処が難しいですね。何でも、新型コロナウィルスの患者を受け入れている病院の経営がかなり悪化しているとのことで、このままだと最悪潰れる病院も出てくるらしく、日本政府としてきちんとした救済が必要となると思います。さもないと、この秋以降、確実に訪れるだろう新型コロナウィルスの第二波がやってきたとき、患者を収容する病院は無くなるでしょう。日本政府にしても東京都にしても新型コロナウィルスの対処法は何か他人事のように感じます。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
取りあえずいったんは収まったように思えた新型コロナウィルスですが、今東京で「夜の街関係」といって感染者激増中なのがホストクラブでの感染であります。まあ。自粛期間中に隠れ営業してコロナの温床になったばかりか、一軒の店で何十人もの感染者を出しているのですから、罪は重いですね。各地で自治体からの自粛要請にも拘わらず営業して叩かれまくったパチンコ店よりも遥かにたちが悪いです。話によると新宿区が検査したのは今の処2店のホストクラブで、毎日あれだけの感染者を出しているのですから、東京の全てのホストクラブを検査したらどれだけ感染者は増えるのか、少なくとも東京アラートが解除される状態では無いと思います。これらの夜の街の感染者は皆無症状といいますが、私みたいなお爺ちゃんや疾患をお持ちの方がウツされたらどうなるのでしょうね。今週はQVCのオンエアで東京に出張するのですが、それなりに心配しております。
基本的に、東京都知事の小池氏は連日東京での感染者は多くが「夜の街」の方と言っていた訳で、それで夜の街関係の全関係者のPCR検査をしてこなかった理由が分かりません。私的には、東京のコロナの感染源は朝晩の満員電車と考えていますので、あれを何とかしなくては、コロナの収束は無いと思いますね。
さて、腸内環境の改善にはプロバイオティクスということなのですが、プロバイオティクスというのは生きたビフィズス菌と乳酸菌などの善玉菌のことを指すのですが、皆さんビフィズス菌と乳酸菌どちらが大切と思いますか?答えは、ブッチギリにビフィズス菌であって腸内の善玉菌の殆どがビフィズス菌であって、乳酸菌はほんの僅かしか生息していません。また、加齢により腸内から減少するのはビフィズス菌であって、乳酸菌は殆ど変化しません。生まれた時は、腸内は無菌状態です。乳児は母から母乳で腸内にビフィズス菌を摂っていきます。乳児の腸内細菌は99%がビフィズス菌であり、その時をピークにして60歳位でビフィズス菌は100分の1程度に減少します。私の腸内には赤ちゃんの時比べて、1%位のビフィズス菌しか住んでいないのですね。今確認されているだけで、人の腸内のビフィズス菌は確認されているだけで7〜8種類しか生息していませんし、個人差はありますが、私達一人一人の腸内に持っているビフィズス菌はそのうち2〜4種類しかいないと言われています。乳酸菌が400種類以上確認されていていますから、ビフィズス菌はそれだけ種類が少なく、また人間など動物の大腸内しか生息出来ないのです。日本の腸活と言えば、やはり乳酸菌がメーンとなりますが、今、腸活の機能性表示食品として効果効能をしっかり謳えるのはビフィズス菌を成分とした商品が殆どなのです。ビフィズス菌の場合、目にすることが多い菌はロンガムというビフィズス菌でBB536という名前で森下仁丹からビフィーナという顆粒状の商品が、日清ファルマからビフィコロンというカプセルの商品がお通じの改善という機能で販売されています。また、何故かファンケルからダイエットサプリ「内脂サポート」としてロンガムとブレーベというビフィズス菌とNアセチルグルコサミンを配合したサプリが販売されています。効果がはっきり伝えることが出来る医薬品としてビオフェルミンやザ、ガードなどビフィズス菌を配合した薬が販売されています。ですからお通じや免疫改善などの効果を感じる為には乳酸菌よりビフィズス菌の方がはるかに大切と言えるでしょう。クロワールプロバイオティクスにはなんと4種類の生きたビフィズス菌を含んでいて、生きたまま大腸に届くようにビフィズス菌を休眠状態にしてあります。また4種類のビフィズス菌と8種類の乳酸菌は全てドイツにある菌バンクに登録してある間違いない菌種であります。その菌を数か月間に渡って培養して製品化しています。前述したように加齢と同時に腸内からビフィズス菌の数が減っていくのですが、一緒にビフィズス菌の種類も減少していきます。腸内環境に於いて始末が悪いのはビフィズス菌が種類、数と減っていくと増えるのが悪玉菌といわれる便秘や大腸ガン、潰瘍性大腸炎などの原因と言われている菌です。ご存知の通り、日本人は食生活の変化や添加物、薬などの過剰な摂取により大腸の健康が悪化しています。その悪化の原因が腸内のビフィズス菌の種類と数の減少です。今、腸内の様々な病気の治療の為に健康な方の便を移植する「便移植」が注目されています。また患者の腸内細菌を調べて、その方にあった数種類のビフィズス菌をブレンドしてカプセルにして摂る方法が一般治療として用いられています。実は日本には4種類もの生きたビフィズス菌を数十億個単位で腸内に届けるサプリが殆ど無いのです。クロワールプロバイオティクスに入れてあるビフィズス菌のロンガム種、ラクティス種、ベレーベ種、ビフィダム種は日本人の腸内で排出、免疫、自律神経の安定、ビタミンやホルモンの合成など重要な働きをしています。皆さんの腸内から急激の減っているビフィズス菌を生きたまま補い、かつ8種類もの生きた乳酸を補うことが、クロワールシリーズのSODと共に人生100歳時代をいつまでも健康で過ごす為、とても重要なことであると私は思います。
本日19日の緑のDHA,EPA&ゴールデンユーグレナのTP、明日20日はエアリーアクアのオンエアの為に東京におります。頑張ります。