週刊柏﨑 第813回 守り、備えるプロバイオティクス

2月も今週で終わり、今年も早3月に突入しようとしています。新型肺炎の感染者は収まるどころか世界中毎日増え続けていまして、世界経済に深刻な悪影響を及ぼしています。今週の初めに取引のある銀行の支店長と話したのですが、取引先の企業や商店からは、かなり悲観的な相談が寄せられているそうです。相談の内容としては、やはり当面の資金繰りなのですが、支店長によるとこの状況がいつまで続くかという不安の声が圧倒的に多いそうです。この連休中、京都の街中の多くの飲食店やホテルの売り上げは前年比70~80%減と感滅的な状況でありましたから当然そのような声が上がるのは理解出来ます。確かに繁華街には殆ど旅行者が見受けられず、地元民位しか街中を歩いていないんじゃないかと思う位です。

巷では、この新型肺炎は感染力が高めですが、症状は大したことが無く、皆ビビリ過ぎとの声もありますが、現実として京都の観光産業は新型肺炎で頓死状態でありますので、不安は募ります。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

知り合いの医者によりますと、この新型肺炎のピークは7月で、最悪日本国民の半分位が感染する可能性があるとのことで、「マジかよ」という感じです。まあ、今や朝の情報番組のゲストコメンテーターとして大忙しの岡田先生によると、間違いなく現在の感染者は数万人を超すというそうで、あながち冗談とは言えません。東京オリンピックの中止も完全に視野に入れざるを得ないような状況でありますが、もし東京オリンピックが中止になるようなことが現実にとなれば、日本は一貫の終わり

になります。なんでも東京オリンピックを開催するかしないかの決定は5月中ということで、少なくとも今のまま5月を迎えれば、例えオリンピックを強行したところで、かなりの参加国が辞退するのではないかと思います。

今迄、好調だった世界の株式市場もニューヨークを始め主要国の株価が大きく下げています。また原油価格も大きく下げて、このままでは世界経済はリセッション入りと言ってもいい状況です。

さて、そもそもウイルスというは、どういうものなのでしょうか?ウイルスと細菌はどう違うものなのかと、様々な基本的な疑問があります。まず皆さんに覚えておいて欲しいのですが、ウイルスと細菌は全く違うものです。まあ、ウイルスも細菌も目に見えない極めて小さい生物なのですが、ウイルスは細菌よりも全然小さく、細菌の50分の1位しかありません。そして一番の違いは、菌は細胞を持つのですが、ウイルスは細胞が有りません。その為、ウイルスは生きるために他の細胞に入らなくてはならない訳です。人間の身体にウイルスが侵入すると、人間の細胞内に入り、細胞分裂に伴い自分のコピーを作らせ、ウイルスは増殖していきます。細菌の場合は増える為には栄養分が必要で、栄養を得ることで同じ細胞を複製して増えていきます。まあ、大腸菌や結核菌などは病気をもたらす悪い菌ですが、乳酸菌やビフィズス菌のような健康に役立つ良い細菌もあります。抗生物質や抗菌剤などは細菌をやっつける薬です。それに対してウイルスを退治する為の薬、抗ウイルス剤はウイルスの性質上作るのが非常に難しく、現在インフルエンザ治療薬など本当に少数しか開発されていません。風邪もインフルエンザもウイルスが原因の病気ですから、抗菌剤は効きません。

こういったウイルスやガン細胞などの体内での影響を少なくするためには免疫力が大切という話を聞きます。確かに人間は体内にウイルスや細菌などから身を守るシステムを備えています。それがリンパ球やナチュラルキラー細胞やB細胞と呼ばれているものです。ウイルスが体内に侵入しますと、そのウイルスの情報をT細胞という免疫の司令官がキラー細胞に伝え、ウイルスに感染した細胞を破壊します。次に司令官のT細胞は、抗体を作るB細胞にウイルスに対抗する抗体を作るよう指令を出します。キラー細胞とこの抗体は他のウイルスに感染した細胞を破壊します。これらT細胞やB細胞、ナチュラルキラー細胞などの免疫細胞はリンパ球の中に存在しています。リンパ球は血液の中の白血球の成分でありまして、体内の様々な所にあるリンパ節で私達の身体を守っています。実はこのリンパ球や免疫細胞の70%が小腸に集まっています。それ故に小腸は人間の最大の免疫器官と言われています。その為に、小腸で働く乳酸菌には免疫力を高めたり、花粉症などアレルギーの改善をうたうものが少なく有りません。

クロワールプロバイオティクス12に含有している生きた乳酸菌、ラクトコッカスラクチスはプラズマ乳酸菌や守り高める乳酸菌L―137と呼ばれている免疫を高める乳酸菌です。ラクトバチルスラムノサスは病原性感染症を阻害する乳酸菌です。ラクトバチルスロイテリはロタウイルスやアレルギーに有効な乳酸菌、ラクトバチルスサリバリスは腸の炎症を防ぐ乳酸菌です。その他、ラクトバチルスカゼイはヤクルト、明治、雪印のヨーグルト、飲料に使用されていますし。ラクトバチルスアルドフィスはカルピスのサプリL-92に使われています。またストレプトコッカスサーモフィルスはダノンのヨーグルトに使われています。これらの小腸での免疫増強や健康の効果が認知されている乳酸菌の選ばれたエリート株が生きた状態で腸に届けられる加工して、たった一粒で摂ることが出来るのですよ。しかも大腸で働くビフィズス菌も生きた状態で同時に摂ることが出来ます。腸管感染症を防ぐBラクテスはグリコ、協同乳がヨーグルトに、便秘改善や消化器官の健康を高めるBロンガムは仁丹、森永、サントリーのサプリに使っています。大腸内でのフローラの健康に役立つBブレーベはヤクルトミルミルに使用しています。また抗ピロリ菌など胃腸の健康に効果があるBビフィダムはヤクルトのヨーグルトに使用されています。これだけの乳酸菌、ビフィズス菌が生きたまま1カプセルで摂れるのです。新型肺炎に備えるには「うがい」「手洗い」は勿論ですが、あとは「乳酸菌」「ビフィズス菌」、これといった対策が確立されていない今、最後は私達の免疫力です。当たり前ですが、免疫細胞の70%が存在する腸の健康こそ免疫を高めることです。

来週は洗剤エアリーアクアのオンエアです。そして商談や打ち合わせで3月4日まで東京です。クロワールゴールドとプロバイオティクス12で私は備えたいと思っています。

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