週刊柏﨑 第814回 新型肺炎問題は泥沼化 

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3月に入りました。暖冬であったというのは、誰しも認めるような陽気でありましたが、やはり間違いなく日本の陽気は地球温暖化の影響を受けていますな。今週は寒い日と暖かい日の気温の差が極端でありまして、体調の維持が難しいです。本来であれば、この時期花粉症の症状を訴える人が多いのですが、流石に新型肺炎が問題になっていますので、くしゃみや咳をするのも憚れます。前にも書きましたが、私は気管支が余り強く無く、気温差があるところに行きますと、咳き込んでしまうのですが、電車に乗った時に咳き込んだりしますと、周りから凄い目で見られます。今や外出する時は、マスクと喉を潤す水のペットボトルは必需品であります。何でも「私は花粉症ですので安心して下さい」とか書いたバッチが売れているそうで、まあ世も末です。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回の新型肺炎の問題で思うのが、長い歴史の中で色々なことが繰り返し起こるということです。景気にしたって、好況も不況も必ずやって来るし、それを回避することは出来ない訳です。しかしながら、今は世界中の国が何らかの形で繋がっているし、様々な方法で最悪の状況にならないように予防や対策が出来るのです。しかしながら、その方法を誤ったり、状況を侮ったりすれば、一回動き出した流れは止めること出来ません。今回の新型肺炎の問題は正にそうであって、最早行くところまで行かないと、終息するのは無理なような気がします。現安倍政権は色々な問題があったところで、それを認めず、状況証拠を出されても隠ぺい改竄し、それを時間が過ぎ去ることでうやむやにしてきたのです。また本来であれば問題を咎めたり、正さなくてはならないマスコミや現場の官僚の忖度も記憶に新しいところです。ところが、このダラダラ、無かったことにしちゃうスタンスが全く通用しなかったのが「新型肺炎」であります。中国武漢で発生したこの新型コロナウィルスを原因とする新型肺炎、先ず初動で完全に後手を踏んだ訳です。丁度春節を控え、日本経済は完全にインバウンドをあてにしていました。その時の日本政府の優柔不断なスタンスで中国人旅行者を受け入れたのが一番大切な水際対策を怠る最大の原因となったのは否めないことです。更に被害を拡大したのが客船「ダイヤモンドプリンセス」の乗客、乗員に対する対処方法です。日本の公的機関の面子か利権か知りませんが、殆ど乗客、乗務員の罹患検査をせず長期に渡って隔離して、いたずらに船内での感染を許す結果となりました。その為に現在公表の1000人を越す日本での感染者の内700名以上がダイプリ内での感染と、完全に対応策としては失敗です。そして政府は頑なに日本での感染者の内、この船内感染者を分けて発表することで、国内での感染者数を小さく見せようとしたのです。まあ、気候的に春になって暖かくなったら何とかなるという日本らしい解決策に期待しているようですが、今気温が30を越すシンガポールで新型肺炎が拡大中というのですから、やはり行くとこまで行かないと消息は無さそうです。イギリスとか外国にはブックメーカーとか何でも賭けにしちゃうノミ屋の元締めがあるんですけど、東京オリンピックが予定通りに開かれるか、開かないかで賭けにしています。オッズ(倍率)は開催されるが2倍チョット、開かれないが1.5倍チョットと今の処開かれない方が優勢です。

京都や大阪で相次いで感染者が見つかっているのですが、ライブハウスに行っていた人が大多数です。ライブハウスというとアイドルとかロックとかどちらかというと若者が集う場所というイメージがあるのですが、ライブハウスで感染者した方々は40代が一番多く、50、60歳代とどんなジャンルの音楽なのでしょう。まあ、そう考えると芝居とかコンサートとかイベントの中止はしょうがないのかも知れません。ただ、開催者側としては「ハイそうですか」と言えない事情があります。有名アーティストのコンサートや大型のイベントでは億単位の場所代とか経費が半端ないです。今回の新型肺炎による中止というのは、あくまで人災であって、例え保険に加入していても損害賠償の適用は受けられないそうで、このキャンセルによって生じる費用は主催者側の全額負担となります。日本政府は公に個別の損害を補償することは無いとしますが、気の毒でありまして政府の自粛要請を受け入れての中止であるのですから、何とかしてあげて欲しいと思います。

新型肺炎の影響がどの位大きいか全く想像もつかないのですが、恐くて考えるのもおぞましいような気がします。兎に角、いつ終了するか見えないと、ゴールの見えないマラソンを走っているようで、そりゃ体力も気力も限界になります。京都は相変わらずガラガラでホテルも飲食も青息吐息です。今月末には京都はかき入れの桜のシーズンでありますが、今の処、多くの宿泊施設では入っていた予約がキャンセルされていて、ヤバイという話を聞いております。景気が良い話は、マスク屋とか除菌剤メーカーとかウィルス対策関連のみでありまして、多分日本のほぼ大多数の企業はこの新型肺炎による被害が出ていると思います。当たり前ですが私達の通販業においても皆さんの消費者心理が大きく影響しますので、無傷でいられるわけが有りません。エーエルの商品はクロワール茶やゴールドやユーグレナと免疫力を高める自然素材を使っています。昔知り合いの女医さんがエボラ出血熱の対策チームとして西アフリカに赴任する際「クロワール茶」を持参したのですよ。その時「ああいう自然の病気にはこういう植物の免疫力を高めるものしかないのよ」という言葉を思い出しました。ユーグレナのパラミロンもしかりです。また、プロバイオティクスも正に当てはまります。人間の身体にある免疫力を高めるリンパ球などを助けるのが、生きた人由来のプロバイオティクス(乳酸菌、ビフィズス菌)であります。私は、クロワールプロバイオティクス12を一日2回に増やし、クロワール茶と緑のDHA,EPA、ユーグレナを摂って、自社製品で免疫力を高めています。

3月2日のエアリーアクアのTPでありますが、皆さんのお陰で多数の新規の方にお買い上げ頂きました。本当に有難う御座いました。あの洗い上がり、一回試して下さいませ。

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