週刊柏﨑 第719回 20年間成長しない国に暮らして

2018年も10日間が過ぎ、私の生活も平常運転になりました。

まあ、年末から新年にかけて以前ほど特別な感覚がなくなっていますので、こんなものなのでしょう。

6日から11日までQVCのオンエアの為に出張で東京に出かけていました。

東京は連日かなり気温が上昇して、何でも4月上旬の陽気ということなのですが、強風の為思ったより体感的には暖かいという感じはしませんでした。

京都は新幹線のホームに降りた瞬間から身体を刺すような寒さが伝わってきて、やっぱり東京とは違いますな。

京都から東京行きの新幹線から望む富士山は山頂部分からまだら状態で、今年は暖冬かなという感じであったのですが、帰りの新幹線から眺める富士山は打って変わって真っ白になっていて、本当に数日で大きく変化します。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

QVCでの1月7日と9日のオンエアは年末から好調でありまして、皆さんにはいつもながら感謝する次第であります。

今年も良いスタートを切ることができました。この調子でやっていきたいですね。

インフルエンザが猛威を奮っています。京都の小中学校でもかなりの学校が学校封鎖となっているようです。

今日のモーニングショーで、インフルエンザの予防法について特集を組んでいましたが、効果のある予防法として「うがい」をあげていて、それも一般的な水でするよりもお茶でする方が効果は高いそうであります。

前々からこのコラムで触れてきましたが、お茶に含まれるカテキンは粘着性を持っていまして、喉に付いたウィルスを絡めとるのです。

また、うがいだけでは無く、別にお茶を飲み込んでも予防効果は同じでありますので、お茶を頻繁に飲むことがベストであります。

クロワール茶の赤い色はカテキンが発酵したテアフラビンという成分で普通のカテキンよりも力は強力ですのでインフルエンザ予防にはお薦めです。

同時に活性酸素対策が出来るのですから使わない手は有りません。

この週末から、いよいよセンター試験が始まり、世の中は受験シーズンに突入です。

今迄努力してきた成果を発揮するためには風邪やインフルエンザなどの予防をしなくてはなりません。

流石にこのコラムを受験生が見ていることは無いと思いますが、お子さんやお孫さんが受験生という方はいらっしゃるかも知れません。

絶対的にクロワール茶はお薦めです。「努力は必ず報われる」。私が娘や息子に言ってきた言葉であります。

確かに、努力したからといって絶対では無いのかも知れませんが、努力無しで結果は出ないと信じています。

受験生の皆さんの健闘を祈ります。

プロ野球の星野仙一氏が亡くなりました。

すい臓がんだそうですが、昨年秋頃まで元気な姿をテレビ等で視ていましたので、驚いています。

確かに言われてみると、映像で視る星野氏は昔に比べると痩せていまして、顔色も優れ無いように思えます。

肝臓の後ろに位置する膵臓に出来るすい臓がんは見つけにくく、かつ沈黙の臓器と言われる程症状も表れにくく、発見された時にはかなり進行していたり、他の部位への転移が進んでいたりして手遅れになることが多いのです。

それでも普通は手術なり抗がん剤なり手を尽くすものなのですが、時間的にそういう事をしたようには考えられない訳であります。

星野氏は現役時代には反骨の熱き投手という印象がありまして、全国的には絶対的な認知度はそれ程無かったような気がします。

それでも引退後、中日ドラゴンズの監督から阪神タイガースの監督になってリーグ優勝したあたりからが星野氏の野球人生は絶好調になり、楽天の監督として日本一でピークになったと思います。

享年70歳、男性の平均寿命が80歳になった今、早すぎる死であります。

心からご冥福をお祈りいたします、合掌。

この前、ネットニュースを視ていたら、世界各国のGDPの伸び率ついて書いてある記事があって、結構驚いてしまったのですが、その内容と言うのが主要国のGDP、1995年を100として2017年にその100がどのくらいになっているかということです。

ご存知の通りGDPというのは国内総生産であり経済や国力を見る時の大きな指標であります。

このGDPにおいて、多分今でも日本はアメリカ、中国に次いで3番目と思いますが、その内容を見る限りその地位も危ないものだと気づきます。

この直近20年位で一番GDPが伸びたのは想像通り中国で、その伸びはブッチギリの100が2000と20倍以上になっています。

その次がアメリカで3倍強、その他にもイギリス、ドイツと2倍くらいになっている訳あります。

さて、それでは我が日本はということですが、100だったものが、今はなんと驚きの99,7です。

日本は20年で成長どころかGDPが減っています。

実は総GDPの一番大きいウェートを占めるのが個人消費でありまして、所謂国民がどれくらいお金を使ったかであります。

まあ、今の中国人の爆買いを見れば分かりますが、中国は個人消費が20倍以上になっているのです。

これはGDPが20倍になっているから、そりゃ高価なものでもバンバン買いますな。

アメリカだってやはりこの20年で確実に成長しています。

一昨年クロワールアイネオに入れているルテインの製造会社のケミン社に行ったのですが、私が昔アメリカに住んでいた時と比べて明らかにものの値段が上がっているのにも関わらず、消費は拡大していて景気はいいです。

この両国に共通しているのは個人所得が増えています。

特に、中国の個人所得の伸びは半端でありません。

何故、20年もの時間を経ても、日本は成長どころかマイナス成長に沈んでいるのか。

個人所得が上がっていないから特に人口比率が一番高い中間層の所得が上がっていません。

いくら政治家が日本は成長しているとか景気が回復していると言っても、これが現実です。

だから、所得が増えないのなら、物価は絶対に上げてはいけません。

それに消費税を上げるなんて日本の景気にとっては自殺行為です。

ゼロ金利にして利息が殆ど付かなくても株式などの投資が増えないで、銀行預金が増えるのが日本なのです。

世界の常識は当てはまりませんね。

じゃあどうするかという事なのですが、多分どうにもならないでしょう。

そうかと言って今迄の蓄えで困る人も多くは無いのでしょうから、各自で考えて上手にやっていくしかありません。

これだけ日本がしんどいのに外国にお金をばら撒くって私には理解できません。

まあ、それでもこれだけ酷いことになっていても日本人はおとなしいし、責任が問われない政治家にとってはパラダイスみたいな国ですね。

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