借金大国 週刊柏﨑 第235回
今週もなんだか雨がすごく降っていて、4月に入って寒くなっている様な気がします。
先週の中頃から東京に出張して、QVCさんのバースデーイベントに参加して、東京に帰ってきたら桜が散っていたという、桜の京都を堪能することなくあっという間に駆け抜けた1週間でありました。皆さん元気でお過ごしでしょうか。私は根性で頑張っています。(久々の土日の連休となる4月12日~13日は、息子の野球の当番日です。トホホ・・・)
それにしても、QVCのバースデーフェスタで出会った皆様、本当に有難うございました。
私の大ファンといって下さったお子さん、早く現実を見て、立派な大人になって下さい。前回のバースデーイベント(横浜)で、私の話を聞いてクロワールを愛飲して、人生が変わりましたとおっしゃっていた女性の方、最後までお話できずにすみませんでした。その他、クロワール商品をご愛用の皆様から、心優しい声援を頂くことができました。千代の一番の西田社長と、来年のイベントは出展を辞めようかと話していましたが、この様に皆様に支えられていることを実感し、要請があれば、来年も参加したいと思いました。ハイ。
さて先週、日本の状況について、とにかく今を変えることが必要ということを書いてきました。今の日本というのは、過去にしでかした失敗を先送りして、もうこれ以上は無理という状況であるということを理解して欲しいのです。なにせ、日本というのは、50兆円の収入(税金)で、80兆円を使うという予算を組んでいて、足りない分は、借金(赤字国債)という国家であります。
溜まりに溜まった借金は800兆円。普通の家庭だったら、とっくに破産状態なのです。それなのに国も地方もやれ道路が欲しい、ダムが欲しいと、金もないのに有名ブランドのバッグが欲しいと訴えているウチの嫁のようなもので、そりゃ我慢しろよと言いたくなるのです。しかも、その嫁はしっかりヘソクリ(特別会計)を旦那の小遣いの何倍も持っているくせに、自分の物以外には絶対に使わせません。これと同じことなのが、今さかんに報道されているガソリン税などの問題なのです。
今では日本やドイツは、世界の中で経済大国と言われています。これは戦後その国民が、一生懸命努力したということもありますが、それ以上に、戦勝国によって今までの既得権というものが全て取り上げられて、ゼロからのスタートだったから、というのが大きな要因であると私は思います。フィリピンやインドネシアなどはいくら改革と言っても、それを遂行するのが財閥出などの金持ちなので、自分達の生活が脅かされることは絶対にしないのです。これは55年体制で運営されてきた日本でも同じことが言えるのです。
米国大統領選の民主党候補の選挙で、オバマさんが唱えている「チェンジ(change)」。アメリカ以上に日本で必要としていることだと思っています。
追伸.
4月7日から三越さんのカタログとホームページで「百椿(ももつばき)」が紹介されています。わずか数日で想像以上のご注文をいただきました。出来たばかりの(有)クレールの商品が、なぜ、あの三越さんという大百貨店によって大きく取り上げられたのでしょうか。それは、自然原料で化学成分が一切使われていない国産の化粧品というものが、今の世の中にほとんど存在しないからです。化粧品被害というのは、実はものすごく沢山あって、その原因が化学成分であることを考えると、化粧品のリスクというものが、この「百椿」は非常に少ないのです。食品で言えば消費者は安全性の高い、化学添加物や香料や着色料の入っていない食品を高いお金を払っても買い求めるのに、化粧品に関しては、わざわざそういった化学成分の入った商品をイメージだけで、高いお金を払って買っているのです。三越さんでは、「百椿」を10年15年のスパンで紹介していくと言ってくださっています。三越のバイヤーさんがおしゃっていた、「よいものは何十年たっても良いものなのです。」という言葉。さすが三越さん。ただものではありません。