みたらし祭と休肝日   週刊柏﨑 第146回

先週末から、京都下鴨神社では、「みたらし祭」が行われていました。
私の家の近くで行われる大きなお祭なので、毎年必ず行っています。
この祭の最大の行事は、「足つけ参り」です。
履物を脱いで、境内の川を渡ります。その時に火をつけたろうそくを持って、終点でそのろうそくを指定場所に置いて、おしまい。
川をあがった処で、水を飲むことで、夏場を元気に過ごすことが出来るという言い伝えです。
みたらしという言葉で、お解かりになると思いますが、あのみたらし団子の発祥の地です。この本場のみたらし団子は、私たちがよく見るスーパーの団子と違って、小ぶりの団子が、5~6個(すいません。忘れました。)ついていて、1個目と2個目の間が少し離れているのが特徴です。
1個目が人間でいう、頭を表していて、やはり、この団子を食べることで、無病を祈るということらしいです。下鴨神社でとり行われているイベントとしては、ゴールデンウィークに開催される「葵祭」が有名ですが、私は、このみたらし祭が一番好きです。
まあ、このみたらし祭も今年は雨にたたられたのですが・・・
 
皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 
今週の初めから、熊本に来ています。
雨ばかりの京都から梅雨明けの九州は、雲の形から見ても夏本番という感じです。
電車の中で、雑誌を読んでいたら、その中に、休肝日についての記事が載っていました。ちなみに「休肝日」は、図書館などの「休館日」をもじった言葉なんだそうです。
私も含めたいわゆる「酒飲み」は、1年中酒を飲んでばかりいるのですが、その場合、一番負担があるといわれているのが、肝臓。
その肝臓の働きを休ませる為、その1日は酒を飲むのをやめるというのを休肝日と呼んでいます。
休肝日について、一般の人にアンケートをとったところ、最も多かったのが、
 
休肝日を設けない人が、27%
⇒週1回、休肝日を設ける人と合わせると、約40%
 
これに対し、
 
全く飲まない人が、約19%
⇒ほとんど飲まない人と合わせると、30%
 
と、両極端な結果となっています。
おそらく、これを酒飲みと限定すれば、ほぼ100%近くが、休肝日なしということになるのではないでしょうか。

では、この休肝日は、設けた方が良いものなのでしょうか。
答えは、当然「イエス」。
毎日せっせとアルコールを取り入れていると、脂肪肝となります。
以前、ガンマGTPが常時400を超えていた友人は、クロワールと運動によって、200近くでもみ合い状態となっていますが、正常値は70位までとなっていますので、いまだ3倍の数値です。
これを正常値にするには、もはや禁酒しかないそうで、今のままでは、肝硬変まっしぐら、という感じなのです。
今、彼は飲む量を減らすことで、肝臓機能を回復させることを考えています。

 

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