週刊柏﨑 第438回_心のケアが大事です。
流石に4月ともなるとかなり暖かくなってきました。
しかしながらそれは日中に限ってのことで、朝晩はまだまだかなり寒い日が続いています。
朝の犬の散歩時は、日の出がかなり早くなっているので以前程では無いですが、それでも日陰に駐車している車のガラスはしっかり凍っています。
今週は黄砂の影響がひどく、私の車は土埃が付着してダンダラ模様になってしまいました。
日中、段々と暖かくなってきて、本当に実感するのがあれだけ寒かった気温を上げてしまう太陽の凄さであります。
発電というのは、原子力であろうと火力であろうと、水をお湯にすることが必要であるのですから、天からの恵みである太陽を利用しない手はありません。
原子力発電というのは、再生エネルギー発電までの幕間繋ぎのような位置づけであるということを聞いたことがあります。
この際、新しいエネルギー発電の道を模索する時にきていると思います。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
いよいよ、この土日は横浜でQVCさんのバースデーイベントが開催されます。
皆様にお会い出来ることを楽しみにしています。
そして来週の水曜日はスーパークロワールアイネオのTSVであります。
一生懸命頑張りますので、何卒よろしくお願いする次第であります。
3月末まで我が家の懸案事項であったのが、娘の大学留年問題でありました。
娘が通う薬科大学は毎年100人近くが留年するという恐ろしい大学であります。
実は、うちの娘はあと一科目落とすと留年決定という崖っぷち状態でありまして、後で聞いた話では、進級出来る可能性が僅か5%というどうしようもない状況でありました。
まあ結果的には奇跡的に進級出来たので、父親同様運は強いようであります。
それでも、私と同じく綱渡り人生は歩んで欲しくはありません。
「うちは、教授や友達から再試の神と言われているのよ。」と、のたまっていますが、頼むから本試験で落第点を採らないようして欲しいものです。
先週末、東北大震災の被災地である福島県を応援するシンポジウムに参加させて頂きました。
私達はこの大震災を「自分とは関係の無い人に起きた、遠くの不幸な出来事」という感じで記憶の中に埋没させてはいけません。
口では「絆」などと言いながら、今なお東北で苦しんでいる方達に無関心になることが一番危惧すべきことです。
確かに私達が東北の被災された方達の為に出来ることなど微々たるものであります。
しかしながら、東北から遠く離れた京都でも今回こういうシンポジウムが開かれ、多くの人が参加しているのです。
相馬市から小学校の校長先生と水産会社の社長さんが現地の状況を報告しましたが、
「もう物資の支援はいらない、それより一緒に悲しみ、笑うような一体感が欲しい。」と言っていたのが印象に残りました。
福島を応援すると言っても、福島産の農産物や水産物を避けてしまうのが現実であるのです。
水産会社の社長さんも、扱っている魚が安全だと言えないことが本当につらいと涙ながらに訴えていました。
答えは出ない問題ですが私達一人一人が少しでも苦しさを共有して、当事者の気持ちで今回の大震災に伴う地震と原発問題を考えなくてはいけないと思いました。
皆さまにお約束したクロワールシリーズの売り上げの一部を被災地に寄付するという話について、僅かではありますが、日本赤十字を通して寄付いたしました。
皆様には厚く御礼申しあげます。
さて、世の中どんな人でもそれなりの悩みを抱えているもので、現在日本には100万人を超えるうつ病患者がいるということであります。
予備軍を入れると、恐らくこんな数では収まらないと思います。
現在のうつ病の診断は、抑うつ気分や興味、喜びの喪失、不眠といった症状が2週間以上続いているかどうかを聞いて判断するという、問診中心の基準に基づいています。
そのために病因に基づいた診断が出来ないまま、効くか効かないか解らない薬を処方して治療しているのが実情であります。
しかし、最近このようなうつ病治療の在り方を根本的に変えるかもしれない画期的な研究結果が発表されたのです。
それは「うつ病の血液診断マーカー」というもので、血液検査によってうつ病かどうか解るというものです。
ただしうつ病というのは心の病気であって、複雑な神経回路が関与しているので、それで全てが解るという訳でありません。
うつ病の治療を受けている人は毎年増加しているにも関わらず、日本では毎年3万人以上の自殺者が出ており、その数が減少する兆しがありません。
自殺者全員がうつ病患者というわけではありませんが、健康問題や金銭問題で追い込まれると、ほとんどの人はうつ状態になるということなので、『鬱(うつ)』というのはとても怖い病気であると考えなくてはなりません。
それに会社勤めをしていると、周りの目が気になって、どうしても治療に及び腰になってしまうというのが現実であります。
これだけ住みにくい世の中になると、誰でも神経が疲れる話が多くなります。
特に私や私の娘のように浮き沈みが激しい生活を送っているのに、人からは能天気と言われるタイプは落ち込む時は結構しんどくもなるのです。
週刊誌のコラムに心が楽になる方法が載っていまいした。
内容は次のようなものです。「目をつぶり、小川が流れているイメージを浮かべます。そこに木の葉が3~4枚落ちてきます。心に浮かぶ不安の種をその葉っぱにポンと乗せて、さっと流してゆきます。また不安が起こったら次々と葉っぱに乗せて流していきます。」こうしたイメージトレーニングだそうです。
この方法を試したコラムの作者は非常に有効だったそうです。
試しに娘にやらせようとすると、「留年もしなかったし、悩みなんかダイエット位しかあらへん。」という答えでした。