週刊柏﨑 第426回_夢を持ち続けるということ


謹賀新年、2012年が始まりました。旧年中は大変お世話になり有難うございました。本年も何卒ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。皆様はお正月をどのようにお過ごしになられたのでしょうか。私は元旦に家族で初詣に出かけた後、映画に行った位で何もせず、ボーとしておりました。京都は年末から三が日に渡って、天気が良いとも悪いとも言えない、いわゆる京都らしい天候でありました。ここのところの寒さは半端では無い位冷え込んでいまして、仕事始めの4日はこの冬初めて雪が積もりました。
皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
正月は朝からお酒を飲んでも、文句を言われないのがとても良い期間であります。QVCさんでの仕事始めでありますが、9日の午前3時と午後11時の2回を予定しています。お時間があればご覧頂けたらと思います。
お正月恒例の大学箱根駅伝でありますが、今年は東洋大学がブッちぎり状態で往路、復路を制し、タイムも新記録で総合優勝を果たしました。なにしろあの山の神、柏原君にトップで襷を繋ぐのですから、見どころはもはや柏原君がどのくらいのタイムで走るかという
ことぐらいで、駅伝競技としての戦いに興味はありませんでした。特に復路は東洋大学が余りに強かったため、多くの大学が時差スタートを余儀なくされ、最後の方はどの大学が何位なのか良く解らない状態になってしまいました。聞いた話なのですが、ここのところ
の東洋大学の駅伝での躍進で、去年の東洋大学の受験志願者数がなんと1万人も増えたそうであります。受験料は3万5千円なので
3億5千万円、駅伝といえども侮れませんな。今年はこの強さであるので多分、昨年にも増して志願者は増えるのではないでしょうか。
私の母校、明治大学は私の記憶にある限り、最高4位という成績でありました。
さて、毎年正月が来ると今までのことをリセットして新たな気持ちでその年をスタートと行きたいのですが、そう簡単に色々なことがリセットとはいかないのです。やりかけていた仕事や借金が新年になったからといって無くなることはありません。
しかしながら、まあ長い一年が始まるのですから、期待を込めて良い年にしたいという希望を正月に持ちたいのです。現状を見る限り、今年はとても厳しい年となることを覚悟しなければなりません。元旦の新聞をみていたら、京都の中小企業の87%は今年の業績が厳しくなると予想しています。多分全国的にこの景況感は同様であると思います。アメリカもヨーロッパも訳が解らない状態であるし、日本も原発問題が解決していない中、消費税の増税が来年に実施されそうであります。
私達販売業にとって消費税増税は死活問題であります。財政健全化のために増税が避けてと通れないのだったら、国会議員の削減や公務員の経費削減などその前にやることがあるだろう、というのが国民の考えであります。それに特別会計など、うやむやになっている財源についても明らかにしなければなりません。
元旦の夜から2日にかけて見る夢を初夢というわけですが、皆さんはどのような夢をご覧になったのでしょうか。
私は毎日飲んだくれておりまして、気がつくと朝という怠惰な生活を送っていましたので、夢らしい夢は全く見ていません。昔から一富士、二鷹、三なすびといいますが、今どき富士山やなすびの夢ってどないやねん、という感じです。それでも私も含めて、ほとんどの人は夢というものを持っていると思います。
小学校の卒業文集で「私の夢」という作文を書いた覚えがあります。私の父親が医者でありましたので、野口英雄のような医者になるというとんでもないことを書きましたが、その時は結構本気でした。今となっては笑い話でありますが、それでも現状に応じて新しい夢が出てくるものです。人は皆幸せになりたいと願っています。その人それぞれが幸せになりたいという気持ち、今よりももっと良くなりたいという気持ちが夢であると思います。こんな世知辛い世の中でありますが、夢を諦めない、歌の文句ではありませんが、大切であります。ですから、今年は厳しくなると思いますけれど、悲観はしていません。
私は報われない努力は無いと信じています。それが自分の心の支えであるし、今の自分があると思っています。
最後に私達が携わる通販業界の今後ということについて触れたいと思います。通販業界は昨年の大災害にも関わらず安定した推移をしています。これは今年についても大きくは変わらないでしょう。しかしながら、これはあくまで業界ということで、決して私達のような業者もそうだとは言えません。
商品の移り変わりは激しく、今まで皆さんからご支持頂いた物がこれからもそうであるとは限りません。私達、業者は常に良い商品を安価で提供していかなくてはなりません。そのためには今回のスーパーネオのように、例えコストが上がろうとも、より良い物にしていく企業努力が必要であるのです。そしてお客様に対する感謝の気持ちを忘れず、決して奢らず、分相応にやっていくことが大切であると考えています。そして皆さまの健康に関する仕事わさせて頂いている身として、皆さまが健康で明るく暮らしていけることに対して何かのお役にたてれば嬉しく思います。
父親は昔、貧しい人からは、診察代を貰わないような医者だったそうです。そんな父親の足元にも及びませんが、少しでも皆さま
から喜ばれることをしていきたいし、そうありたいと願っています。このようなことをエーエルジャパンの社員全員が考えてやっていく、それが私の夢であるのです。ちょっとかっこよすぎますけどね。

柏崎

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