毎日何も気にせず、ぐっすり眠りたい!と、思う方が最低限知っておくべきこと
不眠症
閉塞性睡眠時無呼吸将校群(OSA)
ナルコレプシー
下肢静止不能症候群(レストレスレッグス症候群,かゆみや痛みなど、脚に不快な感覚を感じる)
夢遊病
錯眠(夜間痙攣や夜尿)
睡眠麻痺(金縛りのこと)
周期性四肢運動障害(寝ている時に足や肘が動いたりする,PLMD)
これらは一般的に睡眠障害と呼ばれる良眠を妨げる疾患の数々です。
昼間に眠たくなる
疲労感が抜けず、8時間以上寝てしまう
いびきをかいていると言われる
不眠状態が一ヶ月以上続いている
夜間に発汗している
など、睡眠に関する悩みを人知れず抱えているあなた!今一度睡眠について見つめ直してみませんか?
こうした眠れない夜が続いたり、質の悪い睡眠など不眠状態が蓄積すると、喘息の発症リスクが約3倍になることがわかっており、うつ病などの不安症状と成人期の喘息発症リスクとの関連も見いだされています。
ノルウェー科学技術大学(NTNU)出身のBen Brumpton研究者が20~65歳の17,927人の参加者の中から、喘息のリスクを評価するために統計分析をおこなっています。
『「頻繁に」または「ほぼ毎晩」寝るのが困難である』と、アンケートに答えていた参加者らを11年の間、追跡調査した結果。
眠りに関する悩みを抱えていた群において、将来の喘息発症リスクが約3倍以上になっていたことが発表されています。
研究者は眠りに重点を置くことが、喘息の予防に役立つかもしれないと述べています。
睡眠障害の対処方法は主に3つ
① 薬
② 非服用療法
③ 生活習慣の改善
です。
① 薬はそのままの意味ですね。
向精神薬である「ベンゾジアゼピン」やナルコレプシーなど、昼間に襲ってくる眠気に対処するための覚醒剤「アンフェタミン」などもあります。
ただ、アンフェタミンは依存の懸念が強いです。
次に② 非服用療法ですが、何かと選択肢があります。
認知行動療法やリラクゼーション技術の数々のほか、扁桃摘除術、アデノイド切除、顎関節手術、または口腔咽頭形成術などの外科的な選択肢もあります。
最後の③ 生活習慣の改善はほぼほぼ良く言われていることです。
睡眠時間の時間を決めたり、遅くにカフェインやニコチン、アルコールを摂取しない。
重い夜食を避ける。軽いストレッチなどの方法です。
夜中に何かと考え込んでしまって眠れないという方は雨の音などの環境音を聞いたり、瞑想をしたりして他のことに意識を持っていき、思考をできる限り止めるようにしてください。