週刊柏﨑 第398回_酸性とアルカリ性

いやはやとんでもない陽気になってきました。多分、今年も暑くなるんだろうなとは思っていましたが、いきなり猛暑日になるとは、ただでさえ汗かきの私はもう汗みどろであります。まだ梅雨も明けていないのにすでに真夏状態です。去年ほどではないとは思いますが、今年も猛暑確定です。東北の避難所暮らしの方々にはとてもつらい夏場となりそうで、くれぐれもお体に気をつけるようにしてください。
16日のQVCさんでの、クロワール・アイネオとなたまめ茶のオンエアーでありますが、皆様のご声援、本当にありがとうございました。加賀ナビとご一緒させていただいた「なたまめ茶」はIP価格最終日ということで、残りわずかとなりましたし、クロワールの女神こと田代ナビが一人で説明してくださった、クロワール・アイネオも販売個数のカウンターが出るくらい盛況でありました。来週も27日14時から、ネオを筧ナビと28日16時からクロワールしょうが紅茶を長谷井ナビとオンエアー予定でありますので、よろしかったらご覧くださるようお願いします。
暑さのせいで、熱中症の危険度が高まっています。去年もそうだったのですが、熱中症は屋外よりもむしろ室内で症状を訴える方が多いようであります。この時期,、節電を多くの方が気をつけているようですが、お年寄りや幼児がいらっしゃるご家庭は決して無理をせず、エアコンを利用するようにしてください。そして当たり前のことですが、水分補給、クロワールプラス茶で活性酸素を対策しながらしてください。夏場はのどが渇わく,渇かざるにかかわらず、こまめに水分補給を心がけてください。
皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
このところの、原発事故や放射能問題に関するマスコミの報道が変わってきたように感じます。以前は原発も放射線量も心配ない、大丈夫という論調がほとんどで、有名大学の先生だの原子力関連の学者さんが、毎日のようにテレビで、繰り返し現状の安全性を訴えていました。ところが、私のような一般ピープルでも、現状は「どうみても、ヤバいんじゃない。」と気付いてきているのです。なんせ、政府や東電の関係者のいうことが、コロコロかわるのですから、そりゃ誰だって、こりゃ何か隠してるなと感じ取っているのです。
それに伴って、マスコミも反原発の学者や専門家の話を報道するようになってきているのです。特に、京都大学の小出先生の話は、非常に衝撃的で、一刻も早く原発の放射能対策をしなければならないと思うほどであります。この小出先生、実はネットの世界では、有名な方で、福島原発事故が起こった当初から、一貫して原発の危険性を訴え、楽観的な政府の対応に懐疑的な意見をネットを通して発信していたのです。本来であれば、このような反体制的な意見は、マスコミから黙殺されるのが常であり、決してテレビなどで報道されるものではなかったと思います。ネット社会が世界的に認知され、大きくなることによって、民衆を既存の報道で欺くことはできなくなっていると思います。エジプトやシリアはネットによって革命が起こったのです。それにしても、イタリアでは原発の建設の継続を、国民投票によって是非を問いましたが(否決されました)日本でもこういう国民にとって大事なことを、国民投票で決められないのでしょうか。これだけ与野党の政治家が全くあてにならないのでは、私たち国民の将来を左右するような案件については国民投票で決めるべきであります。
さて、私たちが日常、口にしている食品は、アルカリ性と酸性に分けることができます。一般的にアルカリ食品は体に良く酸性食品はあまり良くないというイメージを持っているものではないかと思います。皆さんは、どのような方法で食品を酸性とアルカリ性に区別しているかご存知でしょうか。酸性かアルカリ性かということを判別する時に思い起こすのがリトマス試験紙ですが、食品に関しての判別には使いません。なぜなら、梅干し、これをリトマス試験紙につければ、それは必ず青いリトマス試験紙は赤になり、それは酸性であることの証明になります。お酢なども同様で酸っぱい味というのは感覚的には酸性というイメージがあります。しかしながら、梅干しも酢も代表的なアルカリ性食品であります。これには実は妙な考え違いがあります。それは「酸っぱいものが体内に吸収されるとアルカリ性になるということであります。私もなんとなく「そうなんだ。」と思っていましたが、そもそも、食品の酸性とアルカリ性を区別する方法があるのです。ニンジンを例にとって考えてみましょう。まず、ニンジン100グラムを500度で燃やして灰にします。その灰を水に溶かし、ミネラル成分を検出します。このミネラルの中でリン、塩素、イオウのように体内で酸性を示す成分とナトリウム、カリウム、マグネシウムのようにアルカリ性を示す成分のどちらが多いかで酸性食品とアルアリ性食品に区別しているのです。要するに、食べ物そのものの酸性、アルカリ性を測定しているのではないのです。人参などの野菜は燃やした灰の中にアルカリ成分が多いのでアルカリ食品、豚肉や魚肉などの肉類は酸性成分が多いので酸性食品とされています。ですから、梅干しや酢などの有機酸は燃やせば水と二酸化炭素に分解されますので,灰には残らず、ナトリウムやカリウムが多く残るためにアルカリ食品ということになるのです。よく考えてください、人間の体内が500度になることは絶対にありません。ですからこんな方法できめられた酸性やアルカリ性などあまりあてにはできないのです。だいたい人間の血液はPH7.35から7.45位の弱アルカリ性であって一定に保たれています。もしそれが、酸性でもアルカリ性でも大きく振れると、人間は死んでしまいます。食品の成分というのはビタミンとかミネラルなどが有効なもので、多くの動物性脂や塩分、糖分を摂り過ぎることはあまり体に良いものとはいえません。それは決して酸性とアルカリ性で食品の良し悪しを決める基準ではないのです。

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柏崎

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