週刊柏﨑 第376回_ケニア珍道中【part2】

ケニアから帰国して、数日が経過しました。思った程暑くなかったとはいえ、30℃近い現地の気温からみれば、日本は冷蔵庫の中で暮らしているような状態である訳です。未だになにやら時差ボケのような感じの中、朝の犬の散歩はとても辛いものがあります。
関西方面は、私の帰国の前に大雪が降ったようで、未だに家の近所には雪が残っています。これだけ寒いと、風邪やインフルエンザが大流行しているようで、クロワールプラスを飲むだけではなく、手洗い・うがいを心掛けたり、体を温めるようして風邪の予防をして下さい。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
先週に続いて、ケニア出張について書きます。
日本人にとって、ケニアという国の名前は知っていても、どういう国かということは案外知らないもので、実際私もそうでありました。簡単にケニアという国を紹介します。アフリカの東部に位置し、人口は約4千万人、1963年に独立するまでは、イギリスの植民地でありました。イギリスの統治国家であったのは、香港と同じで世界では数少ない日本同様車輛の左側通行(右ハンドル)の国であります。私は驚いてしまったのですが、英会話力は多分、香港より上でかなり上手ですが、貧富の差が大きく、また種族数が数多く存在するので、マサイ族などの少数民族までこの英語力があるのかは疑問です。言語はスワヒリ語が公用語でありますが、ミドルクラスから上は、英語で会話しているようであります。時差は6時間、日本の昼の12時がケニアの朝6時であります。気温については、沿岸部から首都ナイロビは、年内の平均気温が26℃であり、またクロワールの主成分アフリカカメリアシネンシスの茶畑がある高地は、平均気温が20℃位と過ごしやすいですが、陽射しは強くかなり1日の寒暖差を感じました。
また、気温がかなり上がっても、まわりは緑ばかりで、コンクリートも少なく道も街中以外は舗装されていないので、同じ30℃でも日本の方がはるかに暑く感じます。数多く存在する民族は、あまり仲が良くないのが現状であり、実際、私達の運転手兼ガイドは、多種民族の悪口ばかり言っていました。オバマ米大統領の父親はケニア出身の黒人であり、ケニアで3番目に多いルオ族であるのですが、ルオ族をケンカばっかりしている訳のわからん種族といっていました。しかしながら、オバマ一族に関しては、私達のガイドもさすがに「ヒストリカル(歴史的だ)」といって、別格であると言っていました。外貨単位は、ケニアシリング、だいたい1円=1シリングっと考えればよいと思います。外貨はやはりUSドルがポピュラーでありますが、大手の銀行の両替所で円を交換することができます。ただし、レートは100円が88シリングから97シリングとかなり幅があります。空港やホテルのレートは、日本同様両替率は悪いと思って間違いないと思います。
さて、本題に入ります。
ナイロビ国際空港に到着したのは、夕方前の予定がすでに午後9時近くになっていまいした。日本を出発して27時間位経っています。恐る恐るゲートをくぐって入国したのですが、まずびびったのが、とにかく黒人ばっかりなのです。ケニアですからそりゃ当然といえば当然なのですが、こんなに黒人だらけの中に身を置いたのは初めての経験であり、なんか身構えてしまいます。相棒のマリオ君は、ハイチ系のアメリカ人なので黒人であり、彼は見事に溶け込んでいますが、よくみるとやはり、マリオ君、ケニアの人と比べるとなんぼかアカぬけています。気温は前にも述べましたが、暑いというより過ごしやすい温かさというレベルであります。多数の黒人が待ち構える入国ゲートの前、Mr.フランシスは居ませんというかわかりません。なんせ皆同じ顔に見えます。多分、アジア人は私だけであるので先方は私を見つけるのは簡単であるはずです。早速、マリオ君が携帯電話(ケニアで使える電話を借りてきました)をかけると、すぐに声をかけてくるケニアの人が。そこには思ったよりも小柄で、年輩の黒人が「ジャンボ」と言ってニコニコ笑っています。彼がフランシス・スウェさん、私達が買い付けているアフリカカメリアシネンシスのサプライヤー商社の人で、彼のお兄さん、スウェさんが社長、彼が役員をしています。予定では、彼が案内でナイロビのホテルに行き、明日、社長のお兄さんと合流して、ケニア西部の高原土地、キスモに空路移動して、そこからアフリカカメリアの畑を視察・ビデオ撮影し、現地法人の人間と打ち合わせ後、あの広大なサバンナと野性動物の天然サファリパークのマサイ・マラを観光(プライベートです)して、陸路でナイロビに帰ってきて、日本に帰るという結構な強行軍であります。Mr.フランシスと挨拶した後、彼の案内で旅行者専用レストランと言っていいと思う「カーニバル」というレストランに行きました。ここは、串に刺した様々な肉を切り分けてくれて食する、いわゆるシュラスコ料理なのです。様々な肉が用意されていましたが、はっきり言って硬くてあまりおいしくない、その中でもワニとラクダの肉は、結構美味であったのが意外でありました。その後、初日のホテル、ナイロビヒルトンホテルに到着し、やっと体を伸ばして寝る事ができました。これから5日間、ケニアでの生活の始まりです。この時は、このケニア出張がとんでもないことになるとは思うよしもありませんでした。
次号に続く…

私がお得な商品を動画で紹介していますが、来週は新しい商品を紹介します。
もし、よろしければご覧下さい!

クロワールカフェ:http://www.al-japan.com/movie/index.html

楽珍堂:http://www.rakuten.ne.jp/gold/al-japan/movie/index.html

柏崎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする