週刊柏﨑 第639回_緑のDHA、EPAの放送がございます。

先週末くらいから一気に暖かくなってきました。このまま桜が咲いてしまうのではないかという感じでしたが、そんなに甘くはないですね。木曜日から再び冬に逆戻りであります。ここの処少しオンエアーが開いていまして、京都でゆっくりした生活を送っています。

今週末の土曜から祇園界隈では、18時から灯籠がライトアップされ、春の観光シーズンに突入です。先日嫁さんと街中に出たのですが、京の台所と呼ばれている錦市場は中国人観光客で一杯であります。昔は、彼らの格好から直ぐに中国人と判別出来たのですが、今は本当に分かりませんな。それでも今中国人観光客に人気なのが、レンタル着物に着替えて市内を散策することでありまして、選ぶ着物が日本人感覚とは違い、まあ一目で分かりますな。四条界隈のレンタル着物店は、それはもう大繁盛でありまして、中国人特需の恩恵を受けています。皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

この3月11日で東日本大震災から5年が経ちます。被災地から遠く離れた土地に住む私達からすると、5年も前に起きた悲惨な出来事として遠い記憶になりつつありますが、今なお被災地の方々からすれば終わっていない災害であります。元通りになることは、難しいと思いますが、同じ日本人として出来ることはやっていきたいと思っています。各地で原発の再稼働が始まっています。天災の前では人間は余りに無力であります。人の力では完全に制御出来ない原発を企業の利益の為に使用することが果たして正しいことがどうか、考えなければなりません。所詮、発電というのは、お湯を沸かすことで出るエネルギーを利用したものです。天然ガスや石油などを使用した火力発電はCO2を出すから環境に良くないと言います。しかしCO2は放射能のように命までは奪わない訳でありまして、火力発電と風力発電や太陽光発電などの再生クリーンエネルギー発電と併用することが現状ではいいと思います。まあ、日本には50数基という原発があり、これらを破棄したときの電力会社の損金は莫大なものになりますから、企業として簡単に破棄することは出来ないのも理解出来ます。国としての対応が求められます。うやむやな事をせずに、与党も原発を再稼働させると公約に挙げて選挙に臨むべきです。当然、反対する側もやみくもにダメと言うのではなく、止めた場合、電力会社の会計処理までを考慮したスキームを出さなければならないでしょう。少なくとも、福島原発の処理は終わっていませんし、アンダーコントロールなんて状況では無いことは、殆どの国民は知っています。

今週、福井県が許可した高浜原発の再稼働が滋賀、京都の住民の稼働停止の訴訟によって稼働不認可となり、停止を余儀なくされました。どこの原発かと思ったら、例のテレビカメラとか読んで、得意げにスイッチを入れたら非常ベルが鳴ったという原発で納得なのですが、日本の原発は大部分老朽化が激しくて、それも考えれば5年間も動かしてないのだし、止めた方がいいです。大体電力会社と原発関係者以外誰も困っていないです。関西電力は不服を申し立て控訴するようで、まだまだ結着はしませんが、大きな判決でありますな。あと聞いた話でありますが、日本という国は、他の原発を有する欧米諸国に比べてリスクコントロールが出来ていないのだそうであります。例えば2001年に旅客機がワールドトレードセンターに突っ込んだ時、アメリカやフランスでは真剣に「燃料を満タンにした旅客機が原発に突っ込んできたらどうするか」という想定で対策を講じたといいます。その時アメリカから日本の原子力規制委員会にも対策を立てることを言われたのですが、日本を全く動こうとしなかったといいます。要は、電力会社や関連団体、国とどこもかしこも無責任なんですな。

私は商売柄、大手のリサーチセンターが発表する倒産情報をチェックしているのですが、今年に入って目立つのが、出版社や書店といった本関係の会社が増えていることです。エーエルの近所でも小さな本屋がドンドン廃業していて、厳しいのかなと思っていたのですが、ここにきて池袋の芳林堂が倒産してちょっと驚いてしまいました。アマゾンが日本に進出してきて、顧客が奪われ、しんどい状況なのは分かりますが、それでも本屋に入って何となく面白そうな本を手に取るのは、ネットには無い楽しみであります。それがここの処状況が変化してきました。確かに電車に乗って感じること、本当に本を読んでいる人が少なくなっています。私がサラリーマン時代は、電車では多くの人が漫画本や週刊誌、新聞を見ていたもので、まあ、あとは寝る位で他にやることが無かったですね。今は、殆どの人がスマートフォンを使っています。前の座席に10人座っていたら、全員がスマートフォンをしていることがあります。じゃあスマートフォンで何をしているかというと、インターネットを見ていたり、ゲームをしていたり、ラインをしていたり音楽を聞いていたり、スマートフォン一つで何でも出来ちゃいます。私は、ショートメール以外何も出来ませんけど。スマートフォンという色々な機能が付いた機械を手にした代償として様々なものが不必要なものとなっていく、その最たるものが、本や新聞などの出版物であります。日本の個人消費はここ数年同じくらい、しかし消費の分布図は確実に変わっています。昨日まで売れたものが、今日も売れるとは限らないのです。

さて、4月29日15時からQVCさんで新製品の「緑のDHA,EPA」の放送が決まりました。DHA、EPAというのは、私達の身体の細胞膜や脳、眼の網膜などに存在するオメガ3脂肪酸であります。DHA,EPAは体内で造ることが難しい為に、基本DHA,EPAを含む食べ物で補う他にありません。だからDHA,EPAを含む青魚を食べましょうという風になるのですが、やはりそれを魚で摂るのは結構しんどいんです。「緑のDHA,EPA」は、一日4粒でDHA,EPAを600ミリ摂ることが出来ます。厚生労働省は一日に成人1000ミリ以上を摂ることを推奨しています。DHA,EPA600ミリで50歳以上の男女全てが毎日の食事から摂取出来るDHA,EPAと合わせて1000ミリ以上を摂れます。また5粒750ミリで20歳から50歳までの男女がほぼ1000ミリを摂取することが出来るのです。現在DHA,EPAのサプリは大手企業が毎日のようにテレビコマーシャルをこれでもかというぐらい流していますので、皆さんも血液サラサラとかボケ防止などに効くというイメージを持っているのではないかと思います。

コマーシャルではDHA,EPAは青魚パワーなどと言っていますので、皆さんはDHA,EPAを摂るなら青魚でなければと考えているのではないかと思います。ところが、青魚はDHA,EPAを含んでいますが、実は人間同様体内でDHA,EPAを造れる訳ではありません。実は海の中でDHA,EPAを造れる物質は何千種類とある藻類の一つであります。ですから、DHA,EPAのルーツは藻であります。この藻をプランクトンが食べ、それをエビなど小海洋生物が食べ、それを青魚などの小魚が食べ、それがサバ、マグロと続く食物連鎖によって魚にDHA,EPAが蓄えられていくのです。「緑のDHA,EPA」には藻由来のDHA,EPAが4粒600ミリ含まれています。何故青魚にしなかったか?皆さん、疑問に思われるのではないかと思います。皆さんはどこでとれたものを使って、どのようにしてDHA,EPAを造っているか考えたことがありますか。海というのはどんな汚染があるのか分かりません。現にアメリカでも日本でもマグロや金目鯛は妊婦の方は摂らないよう警告しています。海洋汚染は原発や中国問題も含めて深刻な問題です。だって毎日摂るものです。DHA,EPA600ミリを摂るための青魚は結構の量ですよ。それに海洋資源保護の面もあります。資源である以上いつかは枯渇する可能性があります。また、青魚由来のDHA,EPAは高温で抽出するため出来立ては真っ黒で、それを脱硫して生成しなければならず、成分が変化します。藻由来のDHA,EPAは培養タンクで造りますので。海洋汚染のリスクはほぼありません。ですから、アメリカでは粉ミルクに含まれるDHAは藻由来のDHA,EPAを使用していますし、そのシェアを99%握っているのが、DSM社であります。それに藻類は繰り返し使えますので、自然保護にも貢献する訳であります。また、藻から採ったDHA,EPAは精製する必要がないほど純度が高く、色も黄金色であります。4粒で600ミリのDHA,EPAはだからこそ成し得た高配合なんです。またDHA,EPAの大敵は酸化であります。DSMは出来立てのDHA,EPAをマイナス40度で瞬間冷凍し、カプセリングの間際まで酸化しないようにしています。それに配合したクロワール茶のエキス末はSOD値とカテキンという抗酸化物質を含んでいます。藻由来のDHA,EPAが優れている理由が分かるでしょう。では何故、多くの会社が藻由来のDHA,EPAを使わないか?前より安くなりましたが、まだ青魚由来のDHA,EPAの倍以上の値段だからです。エーエルジャパン、頑張っていますよ。
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