644回_鹿児島に行ってまいりました。

4月も半分が過ぎようとしています。街中では、スーツを着た若者を良く見かけるのですが、やはり若々しくていいですね。私もあんな時代があったのだと懐かしい気がします。先週末は皆さんにお知らせした通り鹿児島に出張したのですが、結構な暴風雨に祟られまして、心掛けが悪いのでしょうか。鹿児島空港では暴風の為に着陸が遅れたのですが、それ程問題は無く何よりでした。後で知ったのですが、当日自衛隊の飛行機が鹿児島で墜落したということで、かなり危険な状態であったのです。被害に遭われた方には心からご冥福をお祈りいたします。九州の方は本当に優しい人が多く出張の目的であるオンエアービデオの収録も楽しくすることが出来ました。協力して頂いたクルーや愛用者の皆さんお疲れ様でした。鹿児島から京都に週末に戻ったのですけど。やっぱり京都も大雨だったようで、南部の桜はあらかた終わりですね。けれど市内でも北の方は、まだまだ満開のところもあるみたいです。北の方はまだ寒いです。日曜日に張り切って市内北の果て柊野までテニスに行ったのですが、本当に満開ですよ。桜が終わると京都はツツジなのですが、今年は早いみたいですね。いつも言いますが、京都のツツジは蹴上の浄水場ですから、お越しの節は是非どうぞ。さて、突然ではありますが、エーエルジャパンの製品に対する考え方を皆さんに知って頂きたいと思います。健康食品といっても基本は食品でありますので、絶対に大切なのが、何を原材料として造っているか、そしてその原料をどの位含んでいるか,ということです。当然良い原料を沢山使えば費用は上がります。ですから、はっきり言って製品の良し悪しは原価がどれくらいかかっているかであると言っても過言ではありません。健康食品は食品と言っても味がありませんから、食品のように料理方法で価値を上げることは難しい訳で、健康食品に於いて皆さんが一番求めている体感や安全性などを追及するには、良い(高価な)材料を沢山使うことが求められます。普通の人は、この原料や加工法の良し悪しが分かりませんから、健康食品をどのような基準で選択するのか難しいのだと思います。健康食品には、安くて美味しいというようなもの(安くて、安全で効果効能がある)が、少ないのですな。今の消費者の流れは欲しいものはほぼ持っているのであって、かつてのように大量生産、広告宣伝、大量販売というかつての日本経済を支えていたビジネスモデルが通用しなくなっています。現在のシャープの状況をみれば分かります。ただ、健康食品の業界は、未だこの大量生産、広告宣伝、大量販売という方法が通用するのです。それは、健康食品に対する消費者の知識が少ない事、体感という消費者が一番求める効果であることに個人差という曖昧な表現で言い訳が出来る事(どんなに良い材料を沢山使っても個人差は絶対有ります)、そして効果効能に対し有名人や愛用者のコメントを使う事で消費者に分かり易く伝えることが出来る事等が挙げられます。多分皆さんは、健康食品というと昔のイメージで安い物をエラク高く売っていると思うのではないかと思います。少なくなりましたが、今でも酷い業者はいます。それでも健康食品業界には多くの有名企業が参入してきて、以前よりクリーンなイメージになっているのが、現状であります。ただ、私は普通の方よりは業界に長くいますし、実際に原料を購入して製品を創っていますので、殆どの健康食品の大体の原価が分かります。そうすると、大手の企業さんの製品ほど、製品価格の中で何に一番費用を費やしているかというと広告宣伝費なのですね。そこから、他の販管費、製品原価を引いた残りが利益になります。まあ、はっきりとは言えませんが、羨ましいというのが感想であります。エーエルの製品は大量生産が出来ませんより良い原材料をなるべく沢山使って、それに様々な付加価値を付けて製品創りをしています。その時一番心掛けるのが皆さんの体感と安全性です。ここを絶対の条件にしますと必然的に高価な原材料を出来る限り多く使うことになり原価が高くなります。しかしながら、エーエルのようなちっぽけな会社がいくら優位性を叫んだところで、大手企業が製造しているというネームバリューと有名な俳優さんが「私はこれで元気です」という宣伝には敵いません。それで、これだけ高い原価の製品を大手企業さんの製品の半分位の値段で販売しています。この頃、同業他社の方から「あんな原料、一杯使って利益出るの?」と心配され、税理士から健康食品の利益率ってこんなに低いのですか?」とか聞かれています。どんな高価な原料を沢山使っても高い値段で売れば全然問題無い訳で、大変なのは高価な原料を出来る限り沢山使って、それでも安く売ることでありまして、その点からすれば、多分エーエルの製品は本当に良い製品であると断言出来ます。笑っちゃう位儲かりませんけど。そりゃ、全ての方に体感があるかというと分かりませんが、エーエルの製品でダメだったら何を摂ってもダメな位は自信があります。まあ、この4月30日にデビューする「緑のDHA,EPA」でありますが、藻由来のDHA,EPAを使っています。世界一のビタミンの会社DSM社製です。このDHA,EPAは普通の青魚由来のDHA,EPAより約1,7倍濃いし、タンク培養だから海みたく水銀やカドミウムのリスクは無いし、精製しなくていいから不純物リスクもない、このような優れたDHA、EPAがあるのに何故殆どのDHA,EPAの商品は、青魚由来のDHA,EPA使うか?原料が安いからです。藻由来のDHA,EPAの半分です。「緑のDHA,EPA」は青魚由来のDHA,EPAの倍の値段の藻由来のDHA,EPAを4粒600ミリ使い、亜麻仁油とエゴマ油も入れています。さらに酵母由来の鉄、亜鉛、銅の栄養機能食品でDHA,EPAの酸化を防ぐため、SODのクロワール茶のエキス末を入れています。これで120粒2500円台です。あのDHA,EPAのサプリの最大手は青魚由来のDHA,EPAが400ミリちょっとで、他の副素材入りで税込み6000円近くしていますよ。でも有名な歌手とか登山家や「今でしょ!」の先生など沢山の有名人が宣伝して、比べ物にならない程沢山販売しています。この前久しぶりに会った従兄も飲んでいましたし、理想はエルメスとかルイ・ビィトンといったブランドです。エルメスのバーキンなどのバックは数百万円でも皆さん待っても購入している訳で、原価を考えてとやかく言う人は居ません。あのエルメスのブランドの価値はそれだけの物を持っています。ローレックスやパテックなども同様です。それは、作り手の拘りや長い歴史を経ての戦略もあると思います。まあ、エルメスやローレックスをクロワールシリーズと比較すること自体おこがましいですが、価格と商品価値が釣り合うようないいものを造っていきたいです。

実は、このコラムは先週月曜日から週末までQVCさんでのオンエアーとTSVなどの打ち合わせの為に東京におりまして、ここからの部分は18日(月曜日)に書いています。14日の晩から断続的に起こった熊本の地震は驚愕の天災でありました。先ずは、熊本を始め九州で被害に遭われた方々には本当にお見舞いを申し上げます。そして、不幸にも犠牲になった方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。5年前の東日本大震災の時も思いましたが、自然の力の前では私達はあまりにも無力であります。熊本には大学時代の友人や知り合いがいますので、直ぐに連絡を取りましたが、幸いにも皆無事でした。被災した友人たちが一様に口をそろえるのは、大きい余震が立て続けに襲ってくることの恐怖です。報道では14日から今日までの余震の総数は500回以上であるそうです。友人によるとあれだけ大きい地震を経験すると、それなりの余震が起きると頭がパニックになり平常心を保てなくなくなり精神的におかしくなってしまうそうで、その結果、不眠や食欲が無くなり身体を壊してしまうということです。友人家族は避難場所に滞在しているようです。いつでも京都に来るよう伝えましたが、家族や仕事のことを考えるとそうは簡単にはいかないようです。震源地が内陸部であった為、東日本大震災の様に津波が起きなかったことだけが不幸中の幸いであったと思います。地震後の報道見る限り、日本列島には活断層が至る所に張り巡らされ、いつどこでも地震にあっても不思議ではない訳でありまして、どこまで出来るか分かりませんが、しっかりとした備えと狼狽えないような気持ちを持っていようと思います。

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