週刊柏﨑 第640回 暖かくなってきました。
週初めは真冬の様に冷え込んでいたのですが、週末にかけてやっと春らしい気温になってきました。それでも朝晩は、かなり寒いですので犬の散歩はしんどいですな。大体連れて行って貰うダメ犬が、散歩に行きたがらないのですから嫌になります。実は今週は日曜から木曜にかけて東京に出張しておりましてその間、娘が犬を散歩に連れていっていたのですが、信じられないことに娘と出かける時は家のダメ犬、喜々としていたらしく頭に来ますな。あと1週間もすれば桜が開花して京都は、春の観光シーズンに突入します。
今年は日本人観光客に加えて、外国人観光客も大挙して京都に来ることが予想され、多分市内は凄まじいことになるだろうと思います。まあ、エーエルには、観光客が増えても何の恩恵もありませんが、それでも京都は観光がビックビジネスでありますので、天気が良く、多くの人が訪れてくれればいいと思います。皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。今回の出張は4泊5日という長丁場でありまして、少々疲れてこのコラムを書いています。
月曜日にNアセチルグルコサミンプラス、木曜日にバージョンアップしたプレミアムクロワールアイのオンエアがありまして、皆さんのご声援の元盛況に終わることが出来ました。皆さんには、いつもながら厚くお礼申し上げる次第であります。特にプレミアムクロワールアイに関しては、全く告知をしていないのにも拘わらず、本当に沢山のご注文を頂きました。フローラグロールテイン10ミリとゼアワンゼアキサンチン2ミリは、ケミン社が長年の研究を経て黄斑変性症の予防と改善を望める配合であり、正式に機能性表示を謳える量であります。このクロワールアイのような様々な成分を謳うマルチサプリに入れる量ではありません。実際に、あの瞳のサプリで有名な会社は、ブルーベリーのサプリとは、別にケミンのフローラグロールテイン10ミリとゼアワンゼアキサンチン2ミリを配合した眼科医で販売する専用サプリを創っています。そのくらいの特別な配合なのです。人間というのは本当に素晴らしい機能持っています。人間にとって必要な光、しかしながらその光によって人間は酸化というリスクを受けています。人間はその光からのリスクを皮膚という身体を覆うもので内臓などを守っています。ところが、眼という部位は光を必要とする構造上、眼を閉じる位で常に光にさらされています。では人間はどうやって眼を光のリスクから守っているかというと、眼の大切な部分に光を吸収するような色素を蓄えているのです。その色素こそがルテインとゼアキサンチンの色、濃い黄色であります。光の中で一番高エネルギーであるのが青色光です。この青色光を吸収するのが黄色なのです。雪山などに行きますと光を遮るためにかけるサングラスは黒や紺ではなく黄色のレンズなのは、雪の照り返しの強い光は黄色でなければ防ぐことが出来ないのです。その黄色の色素を持つルテインとゼアキサンチンで、人間の眼の大切な部分、水晶体や黄斑部、網膜などを光のリスクから守っているのです。ルテインが皮膚にも存在するのは、やはり皮膚を光のリスクから守るためなのです。
どうです、人間って本当にうまく出来ていますね。ゼアキサンチンでありますが、この成分も近年眼の健康の為に注目されてきものです。眼の大切な部分には、ルテインとゼアキサンチンがあるのは、昔から分かっていたことです。実は、ルテインとゼアキサンチンは構造上とても似ている成分でありまして、同じ眼を守る黄色の色素を持っています。ルテインを摂りますと体内でルテインの一部がゼアキサンチンに変化しますので、ゼアキサンチンが大切なものであると分かっていても改めてそれだけを摂る必要がなかったのです。ところが近年、ルテインが変化して出来るゼアキサンチンは本当のゼアキサンチンでは無いということが解りまして、眼の健康の為にはルテインとは別にゼアキサンチンも摂ることが必要となったのです。そうなるとゼアキサンチンを含む食べ物というのが、あの杏仁豆腐の上に乗っている赤いクコの実くらいしかない為サプリでしかゼアキサンチンを摂ることが出来ないのですな。よくルテインとアスタキサンチンというさけなどに含まれる色素を摂る眼のサプリがありますが、アスタキサンチンが吸収してブロックするのは緑光までで、より強力な青色光は防げない為に、やはり眼で光のリスクを回避するためには、元々人間が眼に持っていて光のリスクから黄斑部や水晶体などを守っているルテインとゼアキサンチンをとることが良いと思うのです。また、ルテインとゼアキサンチンの黄色の色素といってもある程度の濃度がないと光を完全に吸収する訳ではありません。その濃度こそケミン社が長年の研究で判明したルテイン10ミリとゼアキサンチン2ミリであり、それで青色光のリスクを軽減出来るというのです。当然、この濃度は濃いに越したことがありませんから、もっと多く摂っても問題はありません。プレミアムクロワールアイは、1粒当たりフローラグロールテイン10ミリとゼアワンゼアキサンチン2ミリを含み、更にアサイー、カシス更にビルベリーと3種のアントシアニンを約40ミリと抗酸化酵素SOD値172000単位、日本人に一番不足している栄養素ビタミンAとルテイン、ゼアキサンチンといった脂溶成分の酸化を防止するビタミンEの栄養機能食品であり、それをサラサラ成分のDHA,EPAで溶いてある、瞳のサプリとして理想的な成分で造ってあります。
さて、先日国連の調査による「最も幸福な国」のランキングが発表されました。このランキングはアメリカのギャラップ世論調査が世界の160国の国民に聞き取り調査をして、自国のGDPや社会保障、物価、環境、格差、健康寿命、教育、雇用、メディアの公平性などあらゆる状況を加味して毎年それぞれの国の幸福度をランキングにして発表しているものであります。それによると1位デンマーク、2位スイス、3位アイスランド、4位ノルウェー、5位フィンランドとヨーロッパの国々が並んでいます。アジアはどうかというと、シンガポールが22位、タイ33位、台湾35位と続きます。それでは我が日本の順位は?53位と何か微妙な順位であるのですな。G7に加盟している先進国では、日本が堂々の最下位でありまして、先進国30国でみましても最低ラインです。因みに4年前の民主党政権時代はこのランキングが43位でありまして、その時は東日本大震災と福島原発事故という世界最悪レベルの災害があった直後であったと考えると、現在はその当時より日本の幸福度は悪いと思っているのです。実は、この国連の発表というのは、一概に国民の声をダイレクトに反映している訳では無く、あくまで国民の声は参考に国連のオフシャルな客観的判断を加味してあり、どちらかというとこの幸福度ランキングは、国連による国ランキングに近いのではないかと思っています。何故ならギャラップ調査は電話の聞き取り調査の際、国民100人当たり何人が幸福と答えるかというデータを出すのですが、それが国連の幸福度ランキングとかなり違う結果なのですね。日本の場合国民の声は100人中53人が幸せと答えていてその数は28位であります。それはG7で2位の数字でありまして、アメリカ(42位)やドイツ(47位)、イギリス(54位)、フランス(57位)よりはるかに多いのです。それが国連のGDPや社会保障、物価、環境などの客観的意見を考慮するとアメリカが13位にドイツ16位、イギリス23位、フランス32位となりまして国連の日本という国全体の評価はかなり悪いということであります。まあ、私は日本人が100人中53人もが幸福と答えたこと自体大分嘘くさいと思うのですが、それでも今の状況が対外的に4年前より悪化しているように捉えられていることことには、それ程驚きません。我々を取り巻く社会は間違いなく悪化していることは間違いなく、このまま日本はどういう風になってしまうか不安があります。先進国は制度上間違いなく勤続疲労を起こしてきていて、現状を保つことで精一杯になっています。スマートフォンのような便利で画期的な物が生まれることによって、人手は過剰になったり、消費規模は縮小していく、しかしその波は変えられない訳で、先進国において衰退は止められません。これからの日本もそういう事を鑑みて将来を運営すべきでしょう。まあ、日本は国民と国連の評価にギャップが相当ありますよと、書きましたが、実は中国では調査で100人中74人が幸福と言い、その数が10位だったのが、国連の評価では83位ということで、これには多分皆さん納得ではないかと思います。