【第937回】大分、遅れましたが今年もよろしくお願いします。
本当に色々あった2023年も終わり、2024年辰年を迎えました。
元旦に北陸能登地方に起きた大地震、災害はいつ、何処で起きるか私達は知る由も有りません。突然に尊い命を失われた犠牲者の方々には、心からご冥福をお祈り致します。また被害に遭われて今なおご不自由な暮らしを強いられている方々に深くお見舞い申し上げます。
この地震での大きな被害を出した被災地の一つ穴水町には大きな思い入れが有ります。実は娘が薬剤師に成りたての時に、就職して赴任したのが、穴水です。まあ、高額な僻地手当に目がくらんだ娘の選択らしいと言えばらしいのですが、流石に現地に行ってみると、京都と比べて、その違いに愕然としたようです。
私も能登が石川県のあの独特なフォルムな半島部であることは知っていましたが、未だ一度も訪れたことが無かったのです。
娘が暮らすようになって間もないゴールデンウイークに一人でドライブがてら、能登に行ったのですが、のどかでいい所ですね。
娘が仕事中、和倉、七尾、輪島と観光したのですが、ゴールデンウイークにも拘らず、道がガラガラでチョット驚いたことを覚えています。しかも能登半島にある高速道路が全て無料であることも記憶に残っています。
七尾港から半島の内側に沿って海岸線をブリで有名な氷見方面に進むと、突然広がる富山湾から立山連峰の雄大さは本当に素晴らしい景色で、今も鮮明に覚えています。
地元の方はとても親切でフレンドリーで単身赴任の娘の世話をとても優しくして頂きました。
今回の地震で被災した地域は見たことがある場所も多く、心が痛みます。正直、多くの過疎地域同様、これといった基幹産業が無いので、若い世代が都市部に移り住み、老人比率が高かったですね。そうなると、どうしても家を新築するとか、リフォームするとかが遅れてしまい、私が見る限り非常に古い家が多かったです。
今回の地震で多くの犠牲者が倒壊した家屋の下敷きになったそうです。今の過疎地の状況では、能登で起きたことはどこの過疎地でも起こりえることです。個人的には、有益には思えない万博などに巨額な資金を投じるなら被災地の救助や、こういった過疎地区の産業育成の為に使うべきであると思います。
どんなことがあろうと、時は進み、私達は居やおなしに生活をしていかなければならないのです。多分、もう少しすれば、今までの大災害同様、この能登地震も記憶の片隅に埋没しいぇいくのかも知れません。ただ、被災した方の記憶からは絶対に消えることが無い訳で、国や行政は、災害被害をいかに最小限に抑えるか考えなければなりません。
私事でありますが、1月早々に有りました、QVCでのクロワールアイのTSVですが、皆様のお陰で無事終えることが出来ました。厚く御礼申し上げます。
2024年も良いスタートが切れました。昇竜の如く、天高く舞い上がりといと思いますね。昨年から息子の太貴がオンエアに出るようになりました。まだまだ、勉強が必要ですが、まあ私よりは全然堂々としていて上手ですな。
頑張ります。