第900回 緑のDHA&EPAの原料「ライフズ」はSDGsを推進する
師走も前半が過ぎ、京都は穏やかな日が続いています。ただ、先週早朝に関東と関西で結構大きい地震がありまして、気分的にはイヤーな感じがしています。ビビりの私には、どうしてもドラマ「日本沈没」のシーンが目に浮かんで不安が募ります。確かに「日本沈没」はフィクションであって、日本が沈むなんて有る筈が無いですが、何せ日本は地震大国、それもかなりの確率で南海トラフなどの大地震がくるらしいので、どうしても田所博士を演じる香川照之さんの「日本が沈没するのは明日起こっても不思議でない」というオーバーアクションが思い起こされる訳です。その「日本沈没」のドラマも次回が最終回であり、まあ原作通りなら日本が沈没し、日本国民は移民として受け入れ国に散りぢリになるという結末になるのです。
今とてもヤバそうなのが鹿児島沖のトカラ列島近海での毎日のように発生している群発地震です。私としては何事も起こらぬよう祈るだけです。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
世界各国の共通の地球を救う取り組みとして、環境や生き物の保護など17つの継続可能な目標を挙げたSDGsでありますが、ここにきて日本でもやっと本気に取り組む雰囲気になってきました。
例えば、17の目標の一つに海洋資源の保護という項目があるのですが、エーエルが扱う「緑のDHA&EPA」に使用しているライフズDHA+EPAはタンク培養の特別な藻を原料としたものです。
DHA、EPAというと日本では精製した青魚の油なのですが、その魚油を製造するには、大量の魚を使います。限りある資源としての魚はなるべく食用として考えるべきで、それ以外での魚の殺生は控えることが必要です。ライフズを100kg使えば魚を6トン救えるのです。藻由来のライフズDHA、EPAは元々の純粋なDHA、EPAでしかも含有率は高く、コレステロールも少ない高品質で安全性が高いものです。ただ、魚油に比べて原料価格が4〜5倍と高価なため、日本では使用するメーカーが少ないというのが現状でありました。しかしながら、SDGsに前向きな先進国では国を挙げて環境的にも安全性でも優れているライフズに移行する流れになってきています。メーカーとは直の取引を行い、なるべく安価に仕入れていますが、世界的な需要増から値上げを打診されています。多分、来年1月10日21時から「緑のDHA&EPA+ゴールデンユーグレナ」のオンエアを予定していますが、在庫が無くなれば、今の価格で、QVCで販売することは困難であることをご理解下さい。エーエルとしても、世界の流れであるライフズを使って商品作りすることは続けていきたいと思います。正直、今の価格の「緑のDHA、EPA」は世界水準からみたら破格な値段です。皆さんには、絶対にお買い求めることをお薦めします。
さて、以前にもコラムで書きましたが、ウチの嫁は超キレイ好きであり、基本現在要らないと判断したものは、躊躇なく捨てます。逆に私は物が捨てられない人で、例え今要らない物でも将来に使うかも知れないものは取っておくタイプです。ただ、柏崎家の指示系統は全て嫁が握っていまして、私の意見などほぼ聞き入れられることは有りません。定期的に嫁が私の部屋を片付けたり、物を整理したりするのですが、違う部屋かという位きれいになります。
今年もやってきました、年に2回の私の部屋の断捨離日であります。今回も嫁が大きなゴミ袋を2枚持って微笑みながら入ってきました。まあ、いつものように「やめてくれ」という私の叫び声をシカト、そして無慈悲にクローゼットやタンスから衣服をゴミ袋に捨てていきます。嫁のそばにいて、「それはダメ、それは待って」と懇願するのですが、そこも嫁はシカト、そしてお決まりの「アンタを捨てないだけ感謝しなきゃ」との発言で私は沈黙するしか無くなります。知らないうちに大きな2つの袋は一杯になりました。断捨離した衣類はなるべくチェックしたのですが、後程確認したら私が大切にしている有名ブランドのコートの取り外し出来る裏地がなくなっていまして、捨てられましたとさ。大ショック!
新たに世界中に感染者が増えているオミクロン株ですが、今の処、感染しても重症化することが稀で有るとして楽観視する人間が増えています。先日まで、オミクロン株の影響で世界中の株式市場が暴落していたのですが、ここ数日で大きく値を戻しています。特にニューヨーク市場の戻りは強烈で、この勢いでは高値を取る可能性も有りますね。ただ、現在アメリカの毎日のコロナ感染者数は11万人を越え、死者も1600人と正直こんな状況で良くコロナに対し楽観視出来るなと思いますね。現在、殆ど感染を抑えている日本の株価の戻りは大したことが無く、まあ、コロナを抑えても景気が回復しない日本を象徴した日経ダウとなっています。
コロナで日本は間違いなく景気が悪くなっていて、その対策として様々な給付金がばら撒かれている訳です。今、子育て世代の為に、補助金が出されようとしているのは皆さんご存知の通りです。ただ、その補助金を配るのには委託料などの経費が280億円かかるそうですし、問題になっているクーポンによる給付にはなんと960億円かかるそうです。全く持ってどこにそんな大金が要るのか私のような一般ピープルでは考えられません。まあ、やらないよりやった方が助かる人がいるのは間違いないことですが、それでも原資が私達の税金ですので、なるべくなら多くの人を救え、かつ景気回復の効果が高い方法を選択するべきであると思います。
日本が世界に取り残されて成長出来ない国家になって20余年になろうとしていますが、その理由は何かと考えると個人的には日本に消費税を導入したからだと確信しています。当たり前の話ですが、同じ品物でも値段が上がればそれを買う人は減ります。消費税が上がれば当然品物の値段は上がる訳で、当然、個人消費は冷え込みます。実は日本のGDP(国内総生産)の内個人消費が占める割合は約60%であって、バブル時代に我が世を謳歌していた日本経済は消費税によって転落していきました。まあ、消費税は買い物をしたら必ず取られる言わばペナルティーみたいなものですな。
この消費税制度というのはお金に細かい日本人のメンタリティー考えると最悪な課税方法と言えるでしょう。要は、消費税が上がると、消費、投資が冷え込みまして、結果給料が下落します。そうなるとそれがまた消費、投資を冷え込ませると言う負のスパイラルになり、それが「デフレスパイラル」であるのです。
日本が長年この「デフレスパイラル」から抜出せないのは、正にずっと消費税を増税してきたからに他ならないのです。だとすると今日本の景気を確実に短期間で立ち直られるには「消費税減税」しか無いと思っています。消費税減税すれば、国民全ての負担が減りますので、補助金のように貰える人と貰えない人が出ることが有りませんので、公平な制度とも言えます。
現に、コロナに苦しむ多くの国が付加価値税(消費税のようなもの)の時限的な減税を行っています。日本でも直ちに時限的に消費税を5%に減税すべきであると思いますね。