週刊柏﨑 第752回 人間ドッグって必要なの?

11月に入りました。

ここにきて朝晩は、かなり冷え込むようになってきて、早朝に犬の散歩に出かけると、多くの完全防寒装備の方とすれ違います。

今年もあと2か月で終わりでありまして、毎度のことながら、月日の経つのはあっという間です。

自分では、まだまだ若いと思っているのですが、やはり寄る年波には敵いません。

頭は昔のままのイメージで指令を出すのですが、体がついていけません。

この頃、エーエルに架かって来るお客様の電話にでることが多いのですけど、やはりクロワールシリーズの商品を使って良い体感を持つ方が多いですね。

特にクロワールプロ、黄斑変性の手術をしなくても良くなったとか、疲れ目が治ったとか本当に喜んで頂いて、こういう仕事をしていて良かったと思う瞬間です。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

千代の一番の西田会長がいつも言っていますが「良い材料を使って、最善の配合をすれば必ず良い物が出来る」その通りだと思います。

口に入れる物は、絶対に良い物を選びたいものです。

だって、それが血となり、肉となるのですから。

いつまでも、元気で長生きするためには、食生活は一番大切なことかも知れません。

最近、お客様から高麗人参のサプリについて質問を受けることが多くなりました。

高麗人参のサプリについては、京都には先駆者の「神秘の健康力」という商品がありますので前々から注目はしていました。

韓国の親しい友人の話では、韓国では高麗人参は必ず一度は口にするというポピュラーなものだそうです。

まあ、それだけ高麗人参には薬効成分が含まれているということです。

確かに、日本でも時代劇で病弱な父親に高価な人参を煎じて与えるというシーンはお馴染みです。

この頃、QVCでも高麗人参のサプリが発売されていて、人気を集めているようなので、お客様からの質問が多くなっているのでしょう。

高麗人参に含まれる薬効成分はジンセノサイトというものです。

ジンセノサイトの効果は、滋養強壮、鎮痛、神経興奮作用、発汗作用などでありまして、どうやら体感として元気になるという効果があるようです。

ただ、ジンセノサイトは薬ですので、当然それなりの副作用があるようです。

やはり高血圧や婦人系の疾患がある方、ホルモン系の疾患がある方は注意が必要で、どうしても摂りたい方は医師などに相談するのがいいと思います。

因みに、高麗人参のジンセノサイトは医師の処方による処方薬でありまして、ツムラの高麗人参の漢方薬にはジンセノサイトが約23ミリ入っています。

台湾では高麗人参は薬扱いでありまして健康食品に使用は出来ないようです。

日本の場合、このジンセノサイトと言う成分は分類的に薬でもあり健康食品成分でもあるという、どっちつかずのものです。

その為、処方薬より健康食品の方がジンセノサイトを含有していたりして、使用する時は注意して下さいね。

最近、外食チェーンなどでプラスティックのストローを紙製に変える話を良く聞くようになりましたが、これは海がプラスティックで汚染されていることが深刻な問題になっているからです。

ペットボトルやビニール袋などは、海の中で砕けてマイクロプラスティックという粉のように微小なものになります。

このマイクロプラスティックはチョット見プランクトンのように魚には映る訳で、多くの魚は、このマイクロプラスティックをエサとして食べてしまいます。

近年多くの魚は腹部を開くと、大量のマイクロプラスティックが出てくるそうです。

また、魚の胃袋を取り去っても腹部にはマイクロプラスティックが刺さってしまって、完全に取り除くことは出来ないといいます。

それを実証したのが、最近日本人も含めて多くの人の便からマイクロプラスティックが検出されていることです。

また。海水から精製した塩の90%からマイクロプラスティックが見つかっています。

このままだと海の汚染は年々酷くなっていくばかりで、将来的に魚を口にすることは出来なくなる日が来るかも知れません。

だから緑のDHA,EPAなのかという事ですが、その通りなのです。

原料のライフズDHA,EPAは近い将来を見越して作ったDHA,EPAです。

さて、毎年人間ドッグを受ける人は確実に増えています。

人間ドッグによってガンなどの怖い病気を早期に発見して、ガンが初期の内に治療するのを目的にしている訳ですが、ガンになった方が「毎年人間ドッグを受けていたのに何故?」という話も良く聞きます。

最近では、小林麻央さんが毎年人間ドッグを受けていたのに、乳ガンが見つかって、しかも転移して若くして亡くなられたのも記憶に新しいことです。

人間ドッグに対して懐疑的な医師や専門家は人間ドッグのスタンダードコースの胃のバリウム検査や腹部エコー検査、胸部エックス線検査、検便などでは、ガンや心疾患、脳疾患を早期発見するのは無理だと言います。

もしエックス線とかエコー検査でガンが発見されれば、そのガンのステージはかなり進んでいる場合が多いと言うのが現実です。

ではガンなどを早期に発見するためにはどんな検査が必要かと言うと、1)首から下腹部までCTかペットCTで細部まで見る、2)胃と腸は内視鏡検査で粘膜を直接見る、実は、この二つの検査でガンの場合は殆どカバーすることが出来ます。

あとは、血液検査と尿検査、血圧測定が基礎検査として重要なのはいうまでもありません。

脳疾患の場合は、脳のMRIでほぼ大丈夫でしょう。

私も、ガン治療の経験者でありますので、普通の人間ドッグではガンが見つからないのは良く分かります。

私の場合、舌ガンを発見したのは、たまたま飛び込みで行った近所の耳鼻咽喉科でありました。

なかなか舌に出来た口内炎のようなものが治らなかったのです。

行った耳鼻咽喉科医院で言われたのは、予想通り口内炎でした。

ただ、通常の治療では治らなかったので、京大病院を紹介されて京大の耳鼻咽喉科に行ったところ、そこでも口内炎と言われたのです。

ただ、治療法として日帰りの簡易手術で取るということでしたので、患部を除去したのですが、そこからガン細胞が見つかった訳です。

まあ、人間ドッグで舌ガンが見つかることはありませんが、その後の様々な検査を通して人間ドッグでする検査は血液検査以外ほぼありませんでした。

やはり確実にガンなどの早期発見を目指すなら、CTや胃カメラなどは多少費用は嵩みますが受けた方がいいと思います。

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