週刊柏﨑 第702回_実るほど(頭が下がる)稲穂かな、良い時ほど謙虚に

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7月も今週で終わります。

正に光陰矢の如し、あっという間に今年も後半、残すところ5か月であります。

この10月で私も62歳でありますが、人生の後半戦、悔いのない生活を送りたいと考えています。

そうかと言って、まあ特別なことは何もしていない訳ありまして、平々凡々普通の暮らしがしていければと思っております。

毎日暑い日が続いています。

京都でも梅雨が明けましたが、感覚的にはそれ程気候が変わったようには思えません。

先週に九州で大雨をもたらした爆弾豪雨は、今週は北陸、東北で大きな被害を出しています。

確かに、一か月で降る位の雨量を一日で記録してしまうのですから、そりゃ、河川は氾濫するだろうし、土砂崩れや集落の冠水もするでしょう。

東京でも、もし荒川が氾濫すれば、最悪銀座地区位まで冠水する可能性があるそうで、今は何があっても驚きませんな。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

祇園祭の後祭りも無事終了しまして、相変わらず外国人観光客は多いものの、全体的には人出は落ち着いているようです。

先週このコラムで紹介した下鴨神社のみたらし祭りも始まりました。

久しぶりに行ってみようかなと考えています。

カタログハウスが展開している通販生活という雑誌ですが、今迄健康食品を余り扱ってこなかったのです。

確かに、青汁はありましたがあくまで食品のカテゴリーでありまして、サプリメントとして私は扱っていないと思っていました。

先日、通販生活のカタログが我が家に送られてきまして、そこにはDHA,EPAのサプリの紹介が、通販生活らしくこだわりの魚油を使用したDHA,EPAサプリ、なんとその魚油はクロワール・アイネオに使っている特許製法のマグロのものと全く同じものです。

まあ、普通の魚油を使ったDHA,EPAよりは確かにどこで取れた魚を使っているかとか、トランス脂肪酸を含まないとか優れていると思いますが、今エーエルが使っている藻由来のDHA&EPAに比べれば安全性、品質、油の酸化に対する処理とか比べられる水準ではありません。

現在エーエルとして次に考えているのが還元型コエンザイムを使った機能性表示食品です。

私が、健康食品の材料で、一番体感があると思っているのが還元型コエンザイムです。

機能として、疲れをとり元気になります。

これに関して間違いなく体感があります。

機能性表示を謳う為に還元型コエンザイム100ミリグラムを摂る必要があります。

還元型コエンザイムは原材料が高額でありまして、100ミリ入れるとそれだけで原価はかなり高くなります。

因みにエーエルで今販売しているクロワール・ファインエースは25ミリの還元型コエンザイムをいれていますから、お分かりになると思います。

クロワール茶エキス末と相性が良く、体感が跳ね上がります。

この頃、政治家の資質の劣化が激しいと思います。

人間である以上、煩悩があるのは当然であると思いますし、別に政治家に完璧な聖人君子的な行動を求める訳ではありません。

しかしながら、彼らは国民の税金によって支えられた国民に対する奉仕者でなければなりません。

今の政治家の様々な行動を見る限り、多くの政治家は、自分達を一般的な国民とは違う特権階級と思っているようにしか思えません。

勿論全ての政治家がという訳ではありませんが、昨今のスキャンダルを目にすると、これはもう国民よりも己のことしか考えていないということが明らかです。

まあ、政治家は落選してしまえばただの人ですので、政治家で有り続けることが何よりも優先されるのは分かります。

しかしながら、政治家で有り続けるために、風見鶏よろしく、風向きばかり気にする方が余りに多いのですな。

政治家は政策の立案とその実行力、なんて、したり顔でいう人ほどあてになりません。

周りから先生と奉られ、何千万という破格の高給を貰え、様々な特権を享受出来るのですから、一回やったら止められませんし、当然これだけ美味しい仕事ですから世襲ばかりにもなります。

中にはしっかり考えて、国民の為に行動している政治家もいることは確かでしょう。

でも、多分殆どの人は、政治家は美味しい仕事と考えているのでしょう。

今の安倍首相を見ていて思う言葉が「実るほど(頭が下がる)稲穂かな」。

人間はどんな時も謙虚でなければならないということです。

今迄「安倍一強」と言われ、高い内閣支持率を誇る安倍首相の言葉の節々には、かなりの驕りを私は感じていました。

野党の質問に対する答えには誠実に答えず、平気で首相自ら野次を飛ばす、そして二言目には「内閣は多くの国民から支持されている」と木で鼻をくくったような事を言う、その姿に対し国民として私は余り良い印象を持てませんでした。

私の今迄の人生に於いて、良い時に余り調子に乗り過ぎた時、要は驕りたかぶったことが、その後良い結果になったことは有りません。

昔のバブル期の証券マン時代の傍若無人の振る舞いは、多分周りの人から眉をひそめて見られていたと思います。

その後バブル崩壊後の私の人生は、まあ本当にしんどかったです。

ですから、日本の総理大臣にまでなった安倍首相が、何故あんな発言をするか逆に不思議に思った程です。

今週、国会閉会中審査会で、安倍首相は以前と打って変わって謙虚かつ丁寧に質問に答えていたのですが、何故いつもあのように発言していなかったか、やはりそれが驕りで有ったのでしょう。

安倍首相は2度も総理大臣に就く位運に恵まれた人であります。

それだけに周りの人に対する気配りも相当あったと思います。

しかし、敵対する人たちに対しても謙虚に丁寧に対応していたら展開は変わっていたかもしれません。

謙虚に丁寧に私達も心がけたいですね。

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