血液サラサラ 週刊柏﨑 第213回
昨日、東京の出張から帰ってきたのですが、私が住んでいる国際会館付近は、はっきりして寒い。地下鉄の駅から地上に出るとなんか高原に来たみたいにヒンヤリしています。まあ、その分空気も澄んでいるみたいで気持ちいですけど、寒いです。
その帰りの新幹線の中で週刊誌をめくっていたら、京都の紅葉シーンが特集されていました。これから大原や嵐山はすごいことになりそうです。確かにこういう有名処もいいのですが、ぶらりと散策して発見する紅葉もいいと思いますよ。
皆様、今年も残すところ2ヶ月を切りましたが、お元気でお過ごしでしょうか?
昨日は、クロワールプラスのクリスマスバリューセットをお買い上げいただきありがとうございました。番組途中でソールドアウトとなりました。年末から年始にかけてQVCジャパンさんでの登場回数も多くなると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
先日、ブレスレットだか、ネックレスだかをつけると血液がサラサラになると言って販売していた業者が、詐欺容疑で逮捕されました。このサラサラ血液とかドロドロ血液とかいうのは、4~5年前にものすごく流行ったものなのです。確か1台40~50万円もする高額な電子顕微鏡で人の血液を見ると赤血球がまるくなっているのが解るのですが、これがソロバンの玉のような形をしていっぱい重なっていたりするのがドロドロ血液で、1個1個が丸くなって分離しているのが、サラサラ血液だと言われています。以前、私の知り合いの会社が、深海鮫の生肝油を製造販売していて、その時にこの血液判別を用いていました。(このサメ肝油は五島列島の生のもので、今思ってみても、その当時流行っていたサメ肝油の中でも品質は群を抜いていました)
この生肝油を少しなめるとあら不思議、先ほどの重なっている赤血球が、あっという間に、丸くフワフワと分離してしまうのです。この血液判別法は、その当時それは画期的なもので、普通効いているのか、効いていないのか解らないといわれている健康食品が、瞬時に目で変化が解るとして、その後のサメ肝油製品の大ブレイクにつながっていたのです。しかし、この顕微鏡を使っていると、もっと色々なことが解ってきます。それは水をコップ1杯飲んでも血液はサラサラになります。別に水素含有水とか磁気水でなくても水道水でもOKです。そしてそれはタバコをすったり、ストレスを感じたりすると、あっという間にもとのドロドロ状態になります。要するに、ドロドロ、サラサラ血液というのは、多少はその人の健康状態を反映しますが、普通の人だったら、瞬時に変化するものなのです。この逮捕された業者は、ブレスレットを使用する前と使用後を比較してドロドロからサラサラになりましたと言って販売していたのですが、それはガラスプレートを押しつけて赤血球の間隔を広げているという全くの禁じ手を使っていたので、始末におえません。その後、この顕微鏡は血を採るというのが医療行為になるというので禁止になり、今では、ドロドロとかサラサラと表現していた血液というものにも触れることが出来なくなりました。(たまに指の毛細血管を拡大して血流を見せるやり方をする業者がいますが、これでは使用前・使用後がはっきり解りません)
また、こういった高額器具で体の痛みやコリが取れるというのもありますが、私の友人の中辻先生が、そういう器具の突起物で血流に変化を与えることは、別にゲルマニウムやチタンでなくてもボールペンで患部を押しても同じぐらいの効果はあると言っていました。こういったものは、ある程度許される予算で、ほどほどのものを購入することをお薦めします。先週も書きましたが、健康というものは、本人の努力と自覚というものが必要です。うちの商品もそうですが、これだけ飲んだり、使用したりすれば、何もしなくても良いというわけではありません。あくまで健康の為に補助的に役立てて欲しいわけです。寒ければ上着を羽織ったり、温かい飲み物を飲んだり、自分自身でする管理が一番大切なんですよ。