週刊柏﨑 第498回_その行く末は

暑くなってきました。日中に30度越えが当たり前になって、表にでるのを躊躇してしまいます。五月初旬の肌寒い陽気が嘘のようで体調を崩す人が多くなっているようです。
今日の朝、着替えをしようと洋服ダンスを何気に開けると、冬物と夏物がごっちゃになっている訳であります。嫁に言われて、だいぶ冬物をクリーニングに出したのですが、それでも8対2位で冬物の方が多いのです。よく見ると夏物のスーツはまだ一着も出していない、まあQVCさんのO.Aが無ければこんなもんでです仕方ないのであい物のスーツを着てきました。
4月のバースデイイベントとその翌日のスーパークロワールアイネオのTSVが終わって、QVCさんとはご無沙汰している訳でありますが、6月からはベストセラーそしてニュークロワール茶、歯磨きジェルとイベント企画が目白押しですので、皆さんが、食傷気味になるくらいQVCの画面に出ますので、宜しくお願いします。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
私は、ほとんど仕事らしい仕事はしておりませんので、絶好調であります。
このコラムで散々取り上げてきました競馬のはずれ馬券が経費となるか、ならないかという裁判でありますが、注目の判決が今週下されました。結果として、はずれ馬券は経費として認められました。というか、これは当たり前だのクラッカーであって(古過ぎてすいません)、まあ競馬界が崩壊しなくて済みましたな。
今まで、こんな、はずれ馬券を損金とする、当然のことを全く議論してこなかったのは、競馬というギャンブルで長いスパンで大きく儲けた人がほとんどいなかったからで、儲けを脱税するなんてことがあり得ないと考えられてきたからであります。この脱税で摘発された方がどのような馬券の買い方をしていたのか知りませんが、3年間で1億円以上の利益を出してきたのですから、それなりの馬券投資法があるのでしょう。この方、残念ながら儲け金に対する脱税に関しては、有罪になりまして、執行猶予付きの禁固刑と約5千万円を支払わなくてはならなくなりました。
それでも、はずれ馬券が損金経費にならなかったら、5億7千万円の税金であったのですからホッと一息というところでしょうか。私の競馬を趣味とする友人たちは「これなら競馬を続けよう」とか言っていましたが、その内の証券時代の同期の者は今年に入って一回も当たってないそうであります。要らぬ心配ですな。この日曜日の日本ダービーは娘と久々に馬券を買ってみようと思っています。確か、なんとかクロワールという様な名前の馬が出走していているので、名前がいいキズナとの絡みでいこうと考えています。
さて、日本人は基本、お人よしで、すぐ人を信用するところがあります。
いまだに無くならないオレオレ詐欺などは、いい例でありまして、香港人のノーマン君などはオレオレ詐欺に引っ掛かるなんてことは、中国ではありえん話だと言います。先日、ネットを見ていたら面白いデータが載っていまして、その名も国民のマスコミ鵜呑み度、要はどれだけ新聞やテレビの報道を信じているかという国ごとの数字であります。2005年の数字でありますので8年程前になりますが、日本はなんと72%もの国民がマスコミのいうことを鵜呑みに信じています。
それに引き換え、ドイツは28%、アメリカで23%、イギリスに至っては12%の国民しかマスコミ報道を信用していません。まあ、ほぼ日本と逆で70%以上の国民はマスコミ報道を疑っている訳であります。ちなみに国による言論統制をしている中国でさえ58%の鵜呑み度であります。
ですから、日本においてマスコミを味方にするということはとても重要なことです。そう考えると今の安倍政権というのは、頻繁に新聞社やテレビ局の首脳と会談をするなど中々賢明な政権運営をしていると言えますな。ここのところの安倍総理やアベノミクスを賛美するメディアには驚くばかりでありましたが、そう考えるとなる程と思います。大体、景気が上がっていると言う実感も給料が増えたということもないのですが、新聞やテレビでは株が上がったということをフォーカスして日本経済が復活したなんて威勢のいい報道ばかりであります。
4月にはさかんに高額商品が売れているという事を盛んにアピールしていましたが、百貨店やスーパー、コンビニでさえも前年同月比マイナスというのが実態で、話が全然違うじゃんという感じです。
また、あれだけ安倍総理が自画自賛していたアベノミクスもここにきて相当ヤバくなってきています。国債金利がつい最近の0.3%から1%と3倍以上になってしまいました。アベノミクスはいままでにない超金融緩和政策な訳で、お金をジャブジャブ供給することによって市中の金利を下げて民間の投資を促進するものであります。その為に日銀は国債を毎月バンバン買いいれたのですけれど、逆にその極端な買い入れによって黒田日銀は日本の安定した国債市場を壊してしまったのかもしれません。アベノミクスがとった政策は、所詮学者先生や評論家が考えた机上の空論であり、生き物のようにどう変化するか理解不能の世界経済には通用しなかったのではないでしょうか。
それでも、パンドラの箱を開けてしまったことは事実なので、黒田日銀総裁や政権首脳は多分どうしていいか解らないのではないかと思います。前民主党政権時代、マスコミは財政再建しないと、国債暴落で金利が上がり、円が安くなると言った訳で、それを避けるために決まったのが消費税の増税だったのです。その最悪の事態を起こす原因となるかも知れないのがアベノミクスであり、そのアベノミクスを称賛していたのがマスコミであるのです。そして、そのマスコミをなにも考えず信じる国民気質、気がついた時にはとんでもない事になっているかもしれませんな。
今、考えて欲しいのは、消費増税の廃止、もしくは延期であります。なんやかんや言って、国民のマインドが良くなっていることは事実でありますので、消費増税を当面見送ることで、資産高で体力が回復した企業の投資は間違いなく増えると思います。財源は、円安で30%膨らんだ外貨準備などの対外債権を取り崩せば10兆円位すぐでしょ。但し、アメリカ様が許してくれればですが。

柏崎

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