週刊柏﨑 第352回_良い汗って?

先週とあまり変わり映えしない陽気が続いております。なんでも先週から今週にかけて、熱中症が原因で救急車で病院に担ぎ込まれた人が全国で1万人近くいたそうであります。お気の毒な事にそのうち109人もの方々が亡くなってしまったそうで、今やガンより怖い熱中症といえるのです。
朝のニュースでの報道を聞いて驚いてしまったのですが、その亡くなった方々の大部分が炎天下の外で倒れたのではなく、自宅の部屋の中で熱中症になったということです。先週も今の異常ともいえる暑さについてはふれたのですが、いくらエアコンを入れてないといっても、外と室内では体感は全然違うのです。昔はエアコンを取り付けている家は、本当に少なかった訳でありますが、今のような熱中症になるという人はあまり聞いたことがありませんでした。確かに昔より今の方が確実に暑さが増してはいますが、エアコンなんてものを持っていない分、昔の人は窓や戸を開け、風通しを良くしていたし、なんてったって暑さということに今より慣れていたと思います。それでもよく聞いてみると、亡くなった方の半数以上がエアコン嫌いの高齢者だっていうのですから、昔の暑さと今の暑さが全く別物であるのでしょう。

そう考えてみると、エアコン嫌いというのも命と引き換えと思うと考えものでありますし、水分補給というのもこの時期は同様に軽く考えるものではないのです。熱中症というのは、喉が渇いたと思ってから水分補給をしても間に合わないのです。実際、熱中症になった方の話では、いきなり汗が噴出して、頭がクラクラして倒れたというパターンが多く、とにかく自覚症状がいきなり襲ってくるというのです。ですから、水分補給については、喉が渇く・渇かざるにかかわらず、一定時間ごとに摂らなくてはなりません。その時クロワールプラスを飲むことは、水分と共にSOD、ミネラルを取れるのですからお薦めです。この時注意して欲しいのが、スポーツドリンクや清涼飲料水での水分補給です。これらの飲料は種類によって大量の糖分を含んでいるものがあります。大量に飲むと血糖値が上昇して気分が悪くなることがありますので、あらかじめ水で2倍程度に薄めたものを摂るようにした方が良いと思います。あとは塩分補給でありますが、元々私たちは塩分を摂り過ぎの食生活をしているので、滝のように大量な汗をかく方でもなければ、食事を三食しっかり召し上がっているようならば、別に必要ないと思います。(もちろん個人差があります)

よく「良い汗をかいた」なんて言葉を聞きますが、私は汗を凄くかいて気持ちいいなんて思ったことはありません。しかしながら汗というのは、体温を調節する大変重要な生理現象であります。ですから、気温が高くなることや、運動をするなりして、体温が高くなると私たち人間は発汗することによって体温を一定に保つ訳です。汗というのはご存知の通り水と塩分が主成分であるので、今の時期は尚更この水と塩分が必要になるということです。皆様お元気でお過ごしでしょうか?
全国で109人もの熱中症の死亡者のうち、その30%以上の39人もの方が埼玉県に集中しています。確かに埼玉県の熊谷市は岐阜県の多治見市と並んで、全国で一番の高気温地域であるのですけれど、それでもちょっと不思議な事であります。
さて今週は、はっきり言って書くことがサッパリ頭に浮かんでこないので、このまま陽気の話を書こうと思います。
地球温暖化というのは、多分間違いない状況であって、冬もいわゆる暖冬であるといわれています。このコラムも7年近く書いていますので、京都を中心に日本の四季の天候についてふれていることが多いのですが、その中で確かに私が京都に移り住んだ10年前からみると、雪については、絶対的に減っているのです。この冬は、積雪はほとんどなくて、昔思い切って購入したスタッドレスタイヤも全く交換することもなかったのです。日本やアメリカ、ヨーロッパなどは北半球に位置していて、今や猛暑真っ盛りなのでありますが、南米やオセアニアの位置する南半球は、今は冬のど真ん中であります。さぞかし暖冬であろうと推測するのですが、ところがそうではないようです。私は、先日ニュースを観ていて驚いてしまったのですが南米には協力な寒波が来ていて、アルゼンチンではなんとマイナス14℃まで下がり、何十人もの人が凍死したというのです。さらにボリビアという国は、ブラジル、アマゾンの少し下に位置する、今の時期でも20℃位はある熱帯地域であるのですけれど、なんと気温が0℃近くまで下がり、凍死者まで出たというのです。世界中で盛り上がったサッカーワールドカップが開催された南アフリカも確かに観客は厚着をしていたし、例年より寒いといっていましたっけ。こんな両極端な気候を考えてみると、全世界レベルでは温暖化というより地球が狂ってきていると私には思えてしまうのです。
こういった地球を狂わせているような状況は、間違いなく私達人間が創り出していることなのであります。少なくとも私達は今の四季、特に夏と冬を昔の経験した夏や冬と同じものに考えてはいけません。この夏、熱中症で亡くなられた方は、ご高齢の方が圧倒的に多いのは、前に述べましたが、体の機能が老化したことが原因であるとは私には思えないのです。多分これらのご高齢者は、ずっとエアコンをつけないとか水分を頻繁にとらないで夏場を過ごしてきたのです。ですから、今年の夏は例年の夏とは違う、要するにもっとしんどい夏であるのです。これからは、夏場も冬場もいつもの常識は通用しないと考えた方が良いでしょう。皆様ご自愛くださいませ。

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