鍼ダイエット 週刊柏﨑 第158回
全国的に快晴の日が続いています。
地元京都も昼間は少し汗ばむほどの陽気なのですが、風が涼しく過ごしやすいです。
こんな日が続けば、観光業界の方々も喜ぶのではないでしょうか。
地元京都も昼間は少し汗ばむほどの陽気なのですが、風が涼しく過ごしやすいです。
こんな日が続けば、観光業界の方々も喜ぶのではないでしょうか。
事実、私の友人が京都に来るのでホテルを予約してあげようと思ったら、市内のホテルはほとんど満室状態(平日)で、知り合いのホテルの人に聞いたら、この時期は修学旅行が多いので、休日も平日も一杯だよ、ということでした。
先日、東京に出張した際、山手線で移動することがありました。その時、車内で「あれ?」というポスターを発見しました。それは、例の手に人工毛髪をくっつけて、手で引っ張っても抜けないという毛髪植毛会社のもので、そのポスターには、その紙からまさにその人工毛髪が生えているといものでした。思わずそのポスターに近づき、人目もはばからず、その人工毛を引っ張る私…。
なるほどよく出来ているのですが、思ったほどの自然感はないような…
いかんせん、あれを付けて、まわりの毛が伸びたら、かなり不恰好な感じがします。
はい、この頃、髪の毛の減少に気をもんでいる柏崎でございます。
なるほどよく出来ているのですが、思ったほどの自然感はないような…
いかんせん、あれを付けて、まわりの毛が伸びたら、かなり不恰好な感じがします。
はい、この頃、髪の毛の減少に気をもんでいる柏崎でございます。
皆様、お変わりございませんでしょうか?
前フリが、少々長くなりましたが、新聞に興味深い記事が出ていました。
それは、ワイドショーなどにコメンテイターとしてよく出演している女性経済ジャーナリストの方が、2ヶ月間で約20kgの減量をした記事です。この方のダイエット方法がなんと鍼(ハリ)。
町の鍼灸院で、ツボに鍼を刺して減量に成功したというのです。
仕組みとしては、お腹や足にハリを打つことで、大脳が出す食欲の指令を抑制し、食べなくても空腹を感じない状態にした上で、違うハリを打って皮下脂肪を燃焼させるというもの。1回6,000円ということなので、ダイエットサプリやダイエット食などで、何回も失敗した方には、お得かもしれません。しかし、このハリを始める前に10日間、水だけの生活をしてからでなければいけません。考えようによれば、この10日間で人によっては、10kg~20kg痩せる人もいるのではないか、と突っ込みを入れたくなります。
では果たして、鍼でダイエットは出来ますか?という質問に、私の答えは「多分ダメ」。
それは、ワイドショーなどにコメンテイターとしてよく出演している女性経済ジャーナリストの方が、2ヶ月間で約20kgの減量をした記事です。この方のダイエット方法がなんと鍼(ハリ)。
町の鍼灸院で、ツボに鍼を刺して減量に成功したというのです。
仕組みとしては、お腹や足にハリを打つことで、大脳が出す食欲の指令を抑制し、食べなくても空腹を感じない状態にした上で、違うハリを打って皮下脂肪を燃焼させるというもの。1回6,000円ということなので、ダイエットサプリやダイエット食などで、何回も失敗した方には、お得かもしれません。しかし、このハリを始める前に10日間、水だけの生活をしてからでなければいけません。考えようによれば、この10日間で人によっては、10kg~20kg痩せる人もいるのではないか、と突っ込みを入れたくなります。
では果たして、鍼でダイエットは出来ますか?という質問に、私の答えは「多分ダメ」。
私の友人に鍼灸接骨医の先生がいて、これが鍼灸大学で講師をするなど、いわゆる名鍼灸師なのですが、彼が10年程前、ダイエット鍼なる方法を考案して、自分の医院のみならずいたる所で、料金を取ってまでこの方法を教えていたのです。数年後、彼が私に「やっぱり鍼なんかじゃ、痩せるわけないよな。」と言っていたのを強く記憶しているのです。
元々ハリというのは、筋肉刺激や、皮膚に刺激を与えるもので、筋肉に打つ場合は、経路(いわゆるツボ)と呼ばれる場所に打つことによって、病気を治療することを目的としています。
ただし、“病気を治療する”といっても大抵は、肩こりやぎっくり腰などの体の痛みで、あまり風邪とか腹痛でハリを打つという方は少ないのではないでしょうか。
要するに空腹を回避するとか、脂肪を燃焼(もしハリで、筋肉を脂肪が燃えるくらいに動かすとしたら、余程の大掛かりな装置か、ものすごく強い刺激、ものすごく痛い刺激を与えることになるはずです)することは、ほぼ不可能です。
また、私が株屋だった頃のお客様に、皆様もよく知っている大手エステの社長がいたのですが、彼は常々「なんだかんだ言ったって、所詮、食べさせないで痩せさすしかないんだよなぁ。」と言っていたのを覚えています。又、体を触った時点で、痩せられるか、ダメかが解るそうです。(体が柔らかい人は痩せやすく、下半身に脂肪が付いていて体が硬い人はダメだそうです。)
元々ハリというのは、筋肉刺激や、皮膚に刺激を与えるもので、筋肉に打つ場合は、経路(いわゆるツボ)と呼ばれる場所に打つことによって、病気を治療することを目的としています。
ただし、“病気を治療する”といっても大抵は、肩こりやぎっくり腰などの体の痛みで、あまり風邪とか腹痛でハリを打つという方は少ないのではないでしょうか。
要するに空腹を回避するとか、脂肪を燃焼(もしハリで、筋肉を脂肪が燃えるくらいに動かすとしたら、余程の大掛かりな装置か、ものすごく強い刺激、ものすごく痛い刺激を与えることになるはずです)することは、ほぼ不可能です。
また、私が株屋だった頃のお客様に、皆様もよく知っている大手エステの社長がいたのですが、彼は常々「なんだかんだ言ったって、所詮、食べさせないで痩せさすしかないんだよなぁ。」と言っていたのを覚えています。又、体を触った時点で、痩せられるか、ダメかが解るそうです。(体が柔らかい人は痩せやすく、下半身に脂肪が付いていて体が硬い人はダメだそうです。)
これほど「ダイエット」というものは、我々にとって悩みのタネなのですが、ややコレステロールが高く、太り気味の人の方が、健康で長生きするというデータがあることも忘れないでください。