週刊柏﨑 第557回_祇園祭、大切な酵素

先週末位から京都ではセミが鳴きだしました。気温的には完全に夏モードになっていて、ここのところ本当に暑い日が続いています。心配していたこの時期としては史上最大と言われていた台風も拍子抜けするぐらいの雨風であったのですが、台風に刺激された梅雨前線が日本各地で想像を絶するような大雨をもたらしまして、大きな被害が出ました。被害に遭った方々には心からお見舞いを申し上げます。

京都では京都三大祭の一つ、祇園祭の山鉾巡行が無事行われました。幸い台風の影響も受けず、祭りのメーンの期間中は天候に恵まれ、かなりの人出であったようであります。うちの娘も、私に強制的に買わせた浴衣を着て久しぶりの祇園祭宵山に友人と行ったようでありますが、余りの人出と、近年規制された余りの夜店の少なさにあっという間に帰宅しまして、「もう4年は祇園祭はいいわ。」と訳の分からないことを言っていました。まあ、これで通常であれば京都は梅雨明けとなり、本格的な夏に突入となります。

皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。

実は私、今年の夏はかなりの頻度でQVCさんのオンエアーが入っていまして、QVCさんがある幕張に滞在することが多くなっています。それも一日置きにオンエアーが入りますと効率性や費用的には京都に帰るよりそのまま幕張に滞在していた方がいいので、8月などはお盆期間、一週間ずっとホテル暮らしであります。

サッカーワールドカップが終わりました。やっと通常の睡眠に戻れる訳であります。私の一押しのアルゼンチンは決勝でドイツに延長戦で敗れ準優勝で終わりました。まあ、ドイツは強かったですな。こういうことにタラレバはありませんが、もし、今大会メッシと素晴らしいコンビを組んでいたディ、マリアが怪我で欠場しなければ結果は違っていたのではないかと、少し残念であります。こういう世界の強豪国が真剣に戦う試合を観るとやはり日本との力の差を痛感するのですね。大会前はやたらと勢いが良かったメディアやサッカー関係者も反省すべきことであります。叫んでも祈っても最後は実力です。多分この力の差は何年経っても埋まることはないのでしょう。

さて、歳を重ねても健康的な生活を送るためには、食生活が大切であるということは皆さん理解して下さっていると思いますが、それではどのような食べ物を摂っていったらいいか考えてみましょう。まずは、血液がサラサラと流れる、血流が良くなる食物です。血流が良くなると全身に栄養素も酸素も潤沢に送り届けることが出来るからです。人間の身体は突き詰めていくと酸素や水素、炭素などという元素で構成されています。実は私達人間の身体は、65%が酸素で出来ています。ですから酸素が体の隅々まで運ばれなければ体の至る所でトラブルがでるのですね。また人間の細胞を構成する分子は70%が水です。ご存知の通り水は酸素と水素で出来ていますので、やはり酸素が必要なのです。次に抗酸化作用や抗炎症作用の強い食物も大切です。今述べたように私達人間には酸素が欠かせない訳でありますが、その酸素が様々な要因で活性酸素になってしまい、身体に多くのリスクをもたらします。我々の身体で活性酸素を分解しているのがクロワールでお馴染みのSODという酵素であります。この活性酸素除去は私が皆さんに訴える、人間がいつまでも健康に生きていくのに必要な要素です。そして、腸内腐敗が起きにくい食物です。腸内腐敗は色々な病気の原因であり、微小循環も悪くし、腸内での善玉菌と悪玉菌のバランスを崩すのです。

また便通を良くする食物も腸内環境を整える為には大切ですね。さらにしっかりしたエネルギーを摂れる食物であることも大切です。エネルギーが得れる食物というと皆さんカロリーが高いと敬遠するのですが、そうではないのです。人間は何故食物を摂るのかというと、私達は食物からエネルギーを得て活動しているからであります。代表的なものが糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素です。現在はこの三大栄養素にビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカル(アントシアニンやカテキンなどのポリフェノールやルテイン、ゼアキサンチンなどのカロテノイド)を加えて八大栄養素と言うのだそうです。まあ、これらをバランスよく摂ることが必要なんですね。

こうした事を考慮しますと、条件的に当てはまるのが、生野菜、果物、海草、芋、豆、発酵食品、生の青魚、全発酵のお茶(クロワール茶ですね)などが当てはまります。肉類は動物性脂質が多い部位を避けて、加熱をし過ぎなければ摂ってもいいと思いますが、腸内環境のてんから余り沢山は摂らない方が無難ですな。
それと食物と言えるかどうか分かりませんが、良質の水を摂ることを忘れてはなりません。人間の細胞は70%が水分ですよと、述べましたが、実は最も水を必要としている細胞は脳細胞なんです。因みに、脳細胞はなんと85%が水分でありまして、仮に僅か1%減って84%になってもボケてくるし、命にも支障をきたすのです。また体の全細胞で必要な酵素も水無しでは働くことが出来ません。そう考えると生野菜や果物は酵素入りの水分を摂れるのですから、いいですよ。それと酵素SODとカテキン、テアフラビンなどのポリフェノール入りの水分を摂れるクロワール茶、絶対お薦めであります。しかもノンカロリーだし。

基本的に酵素や多くのビタミンは熱に弱いために生食がいいと述べてきましたが、私達の多くは加熱料理した食物を中心に摂っています。私も実際にはそうでありますし、前にも言いましたが余り生野菜などは好きではありません。それに動物性のタンパク質やビタミンBなどは肉類から摂るのがいいのです。ですから、あくまでバランスが大切であり、そのことをよく考慮して食生活を送って欲しいです。食事というのは楽しむものでありますから、余りに神経質になって、あれはダメ、これもダメとなっては、かえってストレスを貯めることにもなりかねません。但し何回も言いますが添加物、特に自然では無いものは注意して下さい。

それと科学的に造られた成分(トランス脂肪酸など)は避けて下さいね。

食物というのは、車で例えるとガソリンです。車はガソリンを燃料として走りますが、ガソリンそのもので走る訳ではないのです。ガソリンを燃やし、それでエネルギーを造り、走るのです。人間もまさしくそうであって、食物を酵素で分解、合成してエネルギーを造りだし活動するのですから、良い食物を選んで摂っていても、その代謝活動と言われる全ての機能が正しく働かなければ健康な生活を送っているとはいえないのです。最後に人間がエネルギーを得て、活動していく上で、忘れてはならないのが、睡眠であります。大切な酵素は体内で造ることが出来るのですが、それは寝ている時間なのですね。こう考えていくと健康な生活を営むということは、食生活や睡眠、生活環境などが全てリンクして初めて成り立つことです。そのことを、理解しているのと、していないとでは、将来大きな差が出てくると思います。エーエルが皆さんに提供するのは、あくまで一つのきっかけでありまして、色々な事をトータルで考えなくてはならないのです。なんでも聞いてください。無理しないでやりましょうね。

柏崎

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