甘酒がブーム!発酵とは何なのか?を考える。

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・ヒトに有益をもたらす微生物群の働き

・酵母、細菌らが、新しい味わい、栄養価を生成していく過程

古くから我々人類を影で支え続けてくれた、発酵です。

昨今では「美容・健康は腸から作られる」という認識が広く知れ渡ったこともあり、発酵食品のブームが来ています。

甘酒などは、その典型例ではないでしょうか。

上記のものは、肌のターンオーバーが促進されているのでしょう。

外側の皮膚がはがれ落ちることで、内側の綺麗で新しい皮膚層が出てきています。

甘酒は遡ること江戸時代からその効能が知られていた飲み物です。

江戸時代には真夏でも風邪薬として甘酒を飲んでいました。

それは、甘酒の構成成分にあります。

甘酒の三大構成成分

ブドウ糖の溶液、総合ビタミン・アミノ酸の溶液 これらの構成成分は、病院で処方されている点滴の構成成分とほとんど同じです。

それ故、甘酒は飲む点滴と呼ばれます。

江戸時代の人たちはこうした科学的根拠を知らずして、甘酒を風邪薬として使用していたわけですね。

そう考えるとなんだかすごい気がします。

麹を使った一番簡単で、効力の高い健康食品は甘酒だとも言えるでしょう。

ちなみに大豆には、日本人の食生活形成の秘密が隠されているのをご存知でしょうか?

昔の日本人はなぜ肉を食べなかったのか?大豆と肉に含まれるタンパク質量はほぼ同じだったので、大豆さえ食べていれば肉はあまり必要なかったからです。

大豆と肉はタンパク質量が一緒

牛肉のタンパク質…17〜18%

大豆のタンパク質…16〜17%

このようにタンパク質豊富な大豆は、畑の肉とも呼ばれています。

次回、甘酒について引き続き、掲載していきます。

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