化粧品―2       週刊柏﨑 第184回

今週に入って、京都は寒い日が続いています。桜の花は大分散ってしまったものの、いまだ、しっかり満開気味の木が残っているなど、このままでいくと、北部では、5月に入ってもなんぼか桜が見れるんじゃないかという陽気です。
日本と米国で、ショッキングな殺人事件が起こりました。事件の背景や様々な原因についての違いはありますが、共通していることは、銃による殺人ということ。今世界中では、核の所持ということが大きな問題となっていますが、私達一般市民にとっては、民間人による銃の所持という方が、大きな脅威です。世界中のどの国でも一般人が銃を持とうと思えば持てる。これって何か必要性があるんでしょうか?このような痛ましい事件がある度に考えさせられます。
世の中一寸先は闇。いくら健康でも頑張って生きていても、このような事件に巻き込まれたら、元も子もありません。あらゆる国から、銃というものが無くなる事を強く望みます。
 
皆様、お元気でお過ごしですか?
 
先週、弊社プロデュースの化粧品シリーズを立ち上げる(立ち上げたい)とのコメントを書きました。
今回は、その考え方を述べます。
化粧品という商品ほど、TVや週刊誌などによってブームがつくられるものはありません。というのも、20年前、まだ私が証券マンとして遊びまわっていた頃、世の中、日焼けして小麦色の肌が流行で、日焼け用化粧品が売り出されたことがありました。今は亡き夏目雅子さんなどが、イメージガールとしてデビューした頃です。それが、このところ冬でも室内でも紫外線には気をつけ、美白こそが一番大事という具合に変わってきています。私が何を言いたいかというと、化粧品とは、メーカーによってイメージ戦略で語られるもので、決して私達の肌のケアを重視しているものではないということです。
企業として何百人、何千人もの従業員をかかえ、ビジネスとして化粧品を取り扱えば、その商品はコストを重視して作られる、これはいたしかたないことなのです。
よく化粧品は値段があってないようなものと言われます。原価も成分が天然か合成かにもよりますが、10倍以上なんてこともあるという話を聞きます。(中味よりビンとかパッケージの方が高いこともあるらしい)
しかし、私は、化粧品もその業界も否定する訳ではないし、産業として商品として絶対に世の中に必要なものだと考えています。
だからこそ、その大手では出来ないことをやってみたいというのが本音です。おそらく儲けは出ないと思います。それでもやっぱり仕事であって、ボランティアではないのですから、損もしたくはない。でもエーエルジャパンの社員の力と皆様の力をお借りできれば、トントンから少しプラス(スイマセン)で、やっていけると考えています。それは、具体的にいうと、原価率40%~50%以上で防腐剤や合成添加物を入れない化粧品、これはもはや食品としての考え方で、原価を考えると人に売ってもらうことも不可能です。
でもこれなら絶対に、良い商品はできるし、時間はかかっても皆様に支持していただけると思います。今のところ、商品は、クロワールの石けんとシャワーしか思い浮かびませんが、少しずつシリーズを増やしていこうと思います。
私が今、お手本にしようと思うのが、通販生活です。これに紹介されている化粧品には、一部を除いて、消費期限が載っています。それは、開封前2~3年、開封後3~6ヶ月というものが多くあります。
これは防腐剤を使っていない為に、このような表示をしているようです。愛用者の意見として書かれているのが、値段が少々高いということです。こんなところにお手本がありました。密封性を高めれば、防腐剤を使わなくても、2~3年の耐用性は確保できる(開封後は3~6ヶ月あれば使いきれるでしょう)。通販生活という人に売ってもらっているから、値段が高くなる。よって、自分で売れば、もっと値段を安くできる。
少し頑張れる気になっています。
 

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