週刊柏﨑 第787回 芸能界の常識について

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今週の中盤になってやっと晴れ間が覗いてきて、夏らしい天候になってきたなと思っていたら梅雨が明けていました。

その日の気温はなんと36度です。

このまま真夏モードに突入となりますかね。

ただ、今迄は完全に冷夏でありまして、米中関係が依然不透明な中、夏物が殆ど売れないというのですから、景気は本当に大丈夫か気になります。

参議院選挙が終わりまして、与党が議席を減らしたものの、安定多数は確保しましたから、10月には消費税が10%に増税されます。

今回の消費税増税で食品は対象外です。

それによって健康食品は増税を免れました。

それに関しては良かったと思いますが、今のままでは、増税によって、日本の景気は今以上に悪化することは避けられないと考えています。

まあ、参議院選挙は政権選択選挙では有りませんからと言って、国政選挙で投票率が50%以下ってもう日本はどうなっちゃうんでしょうかね。

日本の有権者の半分は増税に賛成票を投じたと言っても過言ではないのです。

今の若い年代の方は知らないと思いますが、平成が始まった1989年の12月に日経ダウは3万8915円で、この日経ダウが史上最高値であります。

私は、本店の営業部からアメリカのコロンビア大学院を経て香港現法勤務と正にスーパーサラリーマンとして、日経ダウも5万円間違いないと信じておりました。

日経ダウと同様、今思えば私もあの頃が絶頂期であったと思います。

あれから30年、元号は令和に変わりましたが、日経ダウは未だに2万1700円で当時の半分を少し上回る位です。

かたやアメリカはどうだというと、NYダウは当時2700ドルくらいです。

現在、毎日のように新高値と更新し2万7千ドル台と驚きの10倍になりました。

株価は経済の通信簿です。

平成の30年間で日米の経済力は大きく差がついてしまいました。

まあ、日本の成長力は世界の先進国の中でブッチギリのぺけです。

その証拠に20年前のGDP(国内総生産)と今のGDPが同じくらいです。物の値段はデフレといっても上がっていますから、国民が豊かになったなんて感じる訳が無いのです。

2019年の税収が過去最高で62兆円になったそうです。

30年前は60兆円です。それでも国の予算の内歳出(使う方)は70兆円です。

今年の歳出は101兆円ですから、税収が30年前と同じくらいなのに歳出は30兆以上多くなっているのです。

それを埋めるために発行してきた借金が1000兆円を超える国債です。

それを埋めるために消費税を増税する。

それでも法人税、所得税は減税です。

まあ、私はもう年寄りですので、しょうがないですが、若い年代が怒らないのはいかがなものかということです。

先週に起こりました京都アニメのビルの放火事件でありますが、多くの尊い命が失われ、戦後最悪の事件となりました。

京都の伏見であった事件でありましたが、この場所は、ほぼ宇治でありまして京都市のかなり南部になります。知り合いに聞いた話によると、京都アニメのビルは小さなビルで、あのビル内にまさか70人もの社員が働いているとは思わなかったそうです。

私は良く知らないのですが、日本の代表するアニメを制作していた世界的なアニメ制作会社だそうで、あんな訳の分からない恨みで放火され、34人もの社員が亡くなるなんて、さぞかし無念であったと思います。

亡くなられた方のご家族や関係者にはお悔やみ申し上げると共に、亡くなられた方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。

時節柄、いつもの御挨拶は割愛させて頂きます。

今や毎日のワイドショーで視ない日が無い「吉本興業の一部芸人さんの闇営業問題」でありますが、流石に食傷気味です。

一つ言えるのが、こういう芸能界の世界の常識というのは、私達が思っている普通の感覚とはかなり隔たりがあるということです。

今回の事件で、法律的にアウトであるのは、吉本興業の芸人が闇営業で反社会的団体から受け取った報酬を申告していなかった脱税行為です。

あくまで振込み詐欺をしていた会社や犯罪を起こした人物と仕事をしたという行為は、モラル上問題はあると思いますが法律違反では無いです。

この闇営業問題は雇用主である吉本興業と芸人さんとの間に取り交わすべき契約書に服務規則として謳うことが必要でしょう。

要は、契約書に於いて吉本興業が兼業を認めていなかったら闇営業は服務違反でアウトとなります。

私は以前、証券会社に勤めていましたが、当たり前ですが雇用契約を結んでいた訳です。

その中で、兼業は禁止でしたので、今回のような行為が発覚したら無条件でアウトなり馘首されますし、その事に文句も言えません。

まあ、このところ大手企業が兼業を容認する動きなので、本業以外でお金を稼ぐのは、この先普通になるのかも知れませんけどね。

今回の吉本興業問題で驚いてしまうのが、会社側と芸人さんの間にあるのは、口約束だけでちゃんとした契約書が存在していないことです。

これじゃ確かに服務規則とか無いに等しい訳でありまして、そりゃモラルも何もないですな。

その時点で、それは芸能界というか吉本興業のルールというのは、常識では計ることが出来ません。

ただ、吉本興業というのは、上場は廃止しましたが大会社であります。当然、業界内でのリーダー的な役割を求められると思います。

ただ、この闇営業という問題は、もっと深い闇が存在しているような気がします。

それが、今回の闇営業問題で吉本興業が真っ先に首にした入江氏という芸人さんです。

入江氏は相方の矢辺氏と「空手家」というコンビを組んで吉本興業で活動しています。

この「空手家」というコンビ、現在は吉本興業での活動は殆ど無いそうです。

しかしながら、矢辺氏は自分のアパートの大家さん(おばあさん)を描いた漫画でかなりの印税を稼いでいます。

かたやこの入江氏は自分の人脈を金に換えると公言して、実はそれを本にしているほどです。

また、講演会や今回問題になっている闇営業のプロデュースと堂々とこのことにより年収は幾らと言っていた程です。

まあ、なんせ私が知っている位ですから、多分業界では知らない人が居ないのではないかと思います。

要は、吉本興業として入江氏の活動は黙認していたのではないかと思っています。

何故か?ということですが、やはり売れない芸人さんのライフライン(命綱)になっていたのではないかと、あくまで私の推測ですが。

言えることは一つ、芸人さんと経営サイドのあんな姿を観た後じゃ、吉本の芸人さんを観ても笑えません。

先週の続きは来週に書きます。

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