週刊柏﨑 第780回 テレビドラマでも取り上げられる最新医療法

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史上最長のゴールデンウイークであった5月は今日で終わりまして、今年も早半分近くが過ぎようとしています。 正に「光陰矢の如し」でありまして、この10月で私は驚きの64歳であります。 確実にお爺さんの年代なのですが、私は私なりにあがいて、何とか一日でも元気で過ごせるように体と気持ちは若く保つことが出来るようそれなりに努力しています。 令和になって一か月が経過しましたが、まあ、何も変化していませんが、株価を始め景気の方は余りパッとしないようです。 その代りと言っては何ですが、気温に関しては、春をすっ飛ばして真夏のような陽気です。 週初めから天候が崩れましたが、それでも気温は30℃近くと、例年を上回っていて、今年の夏も多分暑くなるのでしょうね。 熱中症、気を付けて下さいね。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

アメリカのトランプ大統領が令和最初の国賓として来日しました。 ゴルフをしたり相撲観戦したりと完全に観光でありますが、トランプ大統領は政治家というよりビジネスマンです。 基本理念は前にも言いましたが「自分だけ、アメリカだけ」です。 中国との貿易戦争の次は日本がターゲットです。 あんまり日本がアメリカの言いなりになってしまうと、引き返せなくなりますよ。 日本はアメリカと中国の間でもっと上手く立ち回ることで、日本の存在価値を高めるべきだと思うのですが。

ジャニーズの山下智久さんが主演を務める「インハンド」というドラマを初めて視ました。

私は、テレビは主にニュースとスポーツ番組以外は進んで視ることは有りません。(QVCは別で、ちゃんと観ていますよ) いっときCS放送で夜に放映しているドクターX大門未知子にハマりましたが、殆どテレビドラマは視ませんね。 私は、週の大半銭湯に通っていまして、銭湯に入った時は4~5回に分けて、40~50分位はサウナに入ります。 そのサウナの中ではテレビを視聴することが出来まして、常時TBSが流されています。 「インハンド」というドラマは、そのTBSで金曜日の夜の22時から放映している医療をテーマにしたドラマです。 実は、「インハンド」はサウナの中で視た訳で、その内容に私は感心すると同時に視入ってしまいました。 全く、それまでのあらすじが不明でありまして、山Pが天才科学者らしいのですが、何故に彼の片手がロボット仕様なのかは分かりません。 興味を持った内容というのが、ドラマの中で原因不明の難病の治療に用いた方法です。 劇中、ヒロインの娘さんが罹患しているPIDというのは、生まれつき免疫機能に欠陥のある難病です。

このPIDの治療に使った方法と言うのが、糞便移植というものです。

これは、健康体の糞便を病人の大腸内に直接投与するのです。 糞便は液化してろ過しますが、まあ、余りイメージがいいものでは有りません。 しかしながら、この糞便移植の治療効果が凄いのです、本来遺伝子が合ったドナーからの骨髄移植をしなくては、PIDは治ることは有りませんが、糞便移植によるこのような難病の治癒率はなんと94%です。 ドラマでは、この娘さんが亡くなった科学者だった父親が保存していた糞便を移植治療することを山Pが提案して完治するというハッピーエンドなストーリーです。 どんな高価な薬よりも、健康な人の糞便が、免疫関係や消化器系の難病に効くというだけでビックリな内容ですが、腸内細菌というのは本当に凄い役割を果たしています。 この時、注目すべきは糞便を全て使うという事です。 糞便中には善玉菌だけでは無く、悪玉菌や日和見菌も生息しています。 健康な人の腸内フローラには善玉菌や悪玉菌、日和見菌が多種多様にバランス良く存在しています。 この全ての菌をサプリメントなどで摂ることは出来ません。 現在最良の方法は、腸内環境を改善するために善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を生きたまま腸内に届けることです。 ヨーグルトやサプリを毎日摂っている方も多いでしょう。 生きた乳酸菌やビフィズス菌はプロバイオティクスと呼ばれています。 ただ生きた乳酸菌やビフィズス菌を腸に届けるのは非常に難しいのです。人の胃の中には胃酸が小腸には胆汁という消化液があります。 これらの働きによって乳酸菌やビフィズス菌は殺菌されてしまうことが多いのです。 また、乳酸菌の一部、そして全てビフィズス菌は酸素に弱く、酸素に触れると死んでしまいます。 ですから、サプリやパウダー状にしたビフィズス菌は生きていない可能性が高いのです。 また、ビフィズス菌が入ったヨーグルトや飲料はかきまわすと死んでしまいます。 プロバイオティクスを生きたまま腸内に届けるのが困難であることから日本で広まったのが、殺菌した乳酸菌を摂る方法です。 良く殺菌乳酸菌使用と商品に書いてあるサプリやヨーグルトがありますね。 せっかくの乳酸菌やビフィズス菌を死滅させて使いますが、これはこれで役に立ちます。 死滅させた乳酸菌は私達の腸内にある善玉菌を元気にするのです。 死んだ菌を使いますので、数も生菌に比べると多く入れることが出来ますし。 しかしながら、私達の腸内環境を良好にするためには、生きた乳酸菌やビフィズス菌を多種多様に数も多く、生きたまま小腸と大腸に届けることです。 その最たる形が糞便移植であります。 健康な人の糞便には600種類を超える100兆個の腸内細菌が生息しているといいます。 これをサプリメントやドリンクで体内に補給することは出来ません。 ただ、健康体の腸内細菌を全て補えれば、免疫機能を始めとする様ざまな難病さえも根治が可能であるのですな。 まあ、それだけ私達が思いもしない腸内という未知の世界で肉体と体内微生物は正に共生しているのです。 このプロバイオティクス=体内で健康に役立つ微生物の分野で世界のトップを走るのがデンマークです。 デンマークは国を挙げてプロバイオティクスの研究に取り組んでいます。 デンマーク科学技術省は国立コペンハーゲン大学病院で乳酸菌やビフィズス菌の菌種や株を独自に研究させて様々な面で支援しています。 だからこそ、この研究を用いたバイオケア社はプロバイオティクス先進国のデンマークでシェアトップを誇ります。

エーエルジャパンはこのデンマークのバイオケア社のプロバイオティクスの供給を得ることになりました。

アジア人に多い乳酸菌を8種類、ビフィズス菌4種類をセレクトしバイオケア社独自の特殊なフリーズドライ法で生菌を生きたまま休眠状態にしてあります。 そのことにより、胃酸や胆汁に耐え、酸素にも影響を受けること無く腸に生菌を届けることが可能になりました。この技術は日本には有りませんので、デンマークで育てたプロバイオティクスをイタリアのパルマの専用工場の温度、湿度管理し無菌状態にした室内でカプセルに充填しています。 皆さんにお届けするボトルは、素材に乾燥剤を織り込み、ボトル内は真空状態にしてあります、そこまでしなくては、この繊細なプロバイオティクスは届けることが出来ないのです。 間違いなく、現時点で日本で最高のプロバイオティクスサプリメントであります。

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