週刊柏﨑 第683回_瞳の中のUVサングラス、それがルテイン&ゼアキサンチン
3月に入りまして今日はひな祭りであります。
まあ、私が子供の時からある歴史的な伝統行事でありますが、イベント的にはいまいち盛り上がりがありませんな。
それはやはり商業ベースでこれといったものが無いからで、確かに雛人形といったって簡単に購入することが出来ない値段であるし、雛あられだってポン菓子みたいなもので美味しい物ではないのがネックであります。
ただ、ハロウィン〜クリスマス〜正月〜バレンタインデー〜ホワイトデーといった懐にはきついイベントが連続する中、こういった清貧な伝統行事があってもそれはそれでありだと思います。
京都は相変わらず内外の旅行者で賑わっています。
先週末、嫁が用事で北野天満宮の近所に出かけたのですが、梅まつりが開催されていて、もう道路が通れない程ごった返していたそうで、園内でお点前を味わう抹茶席は90分待ちだったということで、さながらディズニーランドのアトラクション並であります。
これで桜が咲いたら京都の混雑は考えるだけで恐ろしいです。
もしその季節に京都旅行お考えであれば、嵐山や清水を避けて穴場のスポットを独自に調べてお周りになることをお薦めします。
あと混んでも車の方が絶対に楽ですよ、余裕があればタクシーの借し切りがいいです。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
個人的なお話で恐縮ですが、良い事がありまして、実は娘が7年かかりましたが無事大学の卒業試験を突破し、その余勢をかって国家試験にも受かった模様で、やっとこさ手を離れることになりそうです。
本人の希望で、勤務地は京都を離れるようです。
ちょっと寂しい気もしますが、親としてやれやれという感じです。
私の父親が医者であったのですがそれ以来の柏﨑家からの医療従事者(薬剤師です)となります。
「ウチは柏崎家で一番優秀や」というのが口癖でありますが、誰もそれを認めてはいません。
今から娘に奢って貰って飲みに行くのが楽しみですな。
森永製菓から発売された「食べるマスク」という商品が人気になっているようです。
まあ、良くそんな名前の商品を監督省庁が許可したなという感が強いのですが、これも世の流れなのでしょうか。
商品には先日統合が発表された森永乳業の開発した乳酸菌を使っているから多分機能性表示食品なのでしょう。
それでも胃や腸の調子を整えることでインフルエンザや風邪などのウイルスを防げるというのはちょっと言い過ぎでしょう。
値段が200円というのが効かなくても文句が言えない点でありますな。
この機能性表示というのは、前々から問題点を述べてきましたが、一番の疑問が商品の効果、効能を謳う関与成分の検証が病人ではなく健康な人を対象に行っている点であります。
例えば関節の軟骨成分なら、歩くのや階段の上り降りがしんどい人で検証しているのではなく、なんの問題点も無い人で検証している点であります。
だから膝が痛い人が階段を軽快に駆け下りてくるという良く見るコマーシャルは全くの造り話であるのですね。
だから、機能性表示と言っても本当に効果が認められる成分と、眉に唾を付けなくてはならないような成分があることは事実です。
プレミアムクロワールアイネオに含まれるケミン社のルテイン10ミリとゼアキサンチン2ミリは、正に眼の中で青色光などの光を遮断し光による眼の中の炎症を防ぐ唯一の成分です。
商品名は眼のUVサングラスと言ったところでしょう。
ある若手女優が新興宗教に突然出家して話題になっています。
余りドラマやミーハー番組は観ない私でも、名前は正直知らなかったのですけど、テレビで映像を観ると知っている女優でありまして、それなりに成功している女優が何故に出家と言う行動にでたか不思議であります。
ただ、出家後に様々なメディアに出て語る姿を観て「そんなに芸能界が辛かったか」と感じる訳であります。
AKBであるとか乃木坂なんたらとか、昔に比べて素人の女の子が芸能界に入るチャンスが身近になっています。
そうなれば、当然芸能界に入ろうとする女の子は増大しますので、その中で生き残るのは並大抵のことではありません。
今から20年ほど前に当時新進気鋭の映画監督と話す機会があったのですが、開口一番彼が私に言ったのが「柏﨑さんにお嬢さんがいるなら絶対に芸能界に入れてはいけません」という言葉でした。
彼はその理由を詳しくは語りませんでしたが、私なりに年端もいかない女の子が芸能界というある意味異質な世界で生きていく難しさ何となくですが理解出来ました。
周りの人からはちやほやされ、色々な人からキャーキャー騒がれ、テレビや舞台などスポットライトのあたる場所で注目され高額の収入を得る、こんな希望に燃えて皆、芸能界の扉を叩きます。
しかしながら、そんなことが叶うのはほんの一握りであります。
そして、そんな数少ない成功していく女の子が確かに飛びぬけて可愛い訳でもなく、私がそのように感じる位でありますから芸能界の中で成功した人に対する嫉妬であるとか羨望は大きなものであると思われます。
その時、自分を賭してそういう成功の近道を提示されたら多分断り切れないのだろうなと思わざるを得ません。
この女優さんは、多分それなりに成功していて、収入も恵まれていたのに、まだそういうことを強いられる芸能界に嫌気がさしたのだろうなと私は勝手に解釈しております。
ただ、普通であれば若い女優が全てを投げ捨てて海千山千の芸能界から引退することなど多分絶対に叶わぬことなのでしょう。
そういう意味では、彼女の後ろ盾になった宗教法人というのは、確かに救いの神でありますな。
芸能界の人には熱心な宗教信者が多いと聞きますが、芸能界という荒波の中で生きていく限り、心から信じられる神や、自分を守ってくれる団体がいてくれるというのは、大きな心の支えかも知れません。
先日、インディーズで活動している女性歌手が心無いファンに襲われました。
幸い命に別状は無かったようですが、顔などに大けがを負いました。
多くの人前で演奏したりするのですから、こういったリスクは必ずあるものです。
まあ、それでも芸能界を志す女の子は減ることはないのでしょうね。